2008年 交通利権がゴゴゴと動くか
え~、新年おめでとうございます。
30日に、新書の編集者と市ヶ谷で打ち合わせし、目次を最終的に決めました。
まえがきと、プロローグと、各章4ネタずつで6章と、あとがき。
「1日1章ずつ書けば、ちょうど間に合いますね。これまでの段階で、もうだいぶ書けてるんですから、大丈夫ですよね。これ以上は延ばせません」
「はい、わかりました。でも…それって不可能な計画では?」
「大丈夫、今井さんならできます(笑)。やってください(怒)」
その間に雑誌の締切りが1本あることは、とても言えませんでした。
というわけで、原稿天国の日々を送っております。
座りっぱなしだと、なんか腰がだる~くなってくるし、立てば膝がガクガクするし…。
ま、裁判所の開廷は7日からで、最初の数日は事件がものすごく少ないのが、大きな救いではあります…。
元旦の午前、たくさんの年賀状を拝受しました。
あとで寝る前に芋焼酎を湯で割って飲みながら拝読します。
私のほうでは、やっぱりというか、2007年中に書くなんて、できっこなかったス。
この調子だと、これからも書けないのは必至っス。
当ブログ上で、新年のご挨拶をさせていただくこと、お許しを。
ところで…。
画像は、2006年と、2007年10月までの、警視庁の自転車指導警告数。
12月29日にアップした、同時期の取締件数と比較してほしい。
指導警告の多さ!
警察庁が12月27日、「自転車の通行方法等に関するルール、自転車事故の発生状況、安全対策の推進について」というのを発表してる。
「携帯電話・傘立てダメ 自転車教則、30年ぶり改正へ」と12月27日付け朝日新聞。
なんで取締りが──過去に比べればそれでも飛躍的に多いとはいえ──どえらく少ないのか。
いちばんの理由は、朝日の記事にもあるように、自転車の違反には反則金の制度が適用されず、赤キップの処理になってしまうからだ。
これはもう、反則金の制度を飛び越し、現在は駐車違反にだけ適用されている「放置違反金」を、「自転車違反金」という形にして持ち込む、その流れの上にある、と見るのが妥当なところだろう。
もしもそうなれば、指導警告がそのまま取締りへと移行し、かつ、件数は右肩上がりで増えるだろう。
かつて警察は、自動車の違反に対する指導警告のデータを公表していたが、反則金の制度が誕生してから、公表されなくなり、取締り件数は右肩上がりで増えた。
ただ、自転車の場合、小学生も運転する。
原付バイクの免許は16歳から取得でき、反則金は16歳も払えるけれども、「自転車違反金」を小学生から徴収するのか。こうした違反金(つまり行政制裁金)は、納付命令により強制徴収するわけで、じゃあ、お年玉を差し押さえるのか。たとえば無灯火は、16歳以上は3000円、小学1年生は500円、とかいう形にするのか。
そこに、近ごろめっきり影の薄い交通安全協会はどうからむのか。
今年も、交通利権から目を離せない年になりそうだ。
…てゆっか、2008年度の確認事務(ニュー駐禁取締り)委託の入札、警視庁はもうやってたりして!? ころっと忘れてたよ!! ヤバーババイヤイヤイ←お笑い番組を見たいよぅ。
2024年7月11日追記: ブログの残り容量がヤバイことになり、この記事の画像を削除しました。
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