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2008年2月 7日 (木)

原告:黒木昭雄 被告:北芝健こと■■■■ 判決!

 朝5時に起きて原稿。9時には仕上げて少し仮眠を、とはシカシいかず、午前中いっぱいかかり、寝ずに裁判所へ。

 13時15分から、と思ったら13時25分から、東京地裁・民事44部(鶴岡稔彦・外山勝治・新城博士裁判官)527号法廷で、名誉毀損・侮辱を理由とする「損害賠償請求事件」の判決。
 原告は黒木昭雄さん、被告は北芝健こと■■■■さん。
※ 黒木さんの階級(退職時巡査部長)はハッキリしてるが、北芝さんの階級はなにか、ネットではどうも拾えない。黒木さんの年齢はわかるが、北芝さんの年齢はどうもわからない。本人尋問の様子を報じる「スポーツ報知」の記事によれば、「本名、年齢非公表」なのだそうだ。

 前々回の本人尋問の様子からして、請求棄却となる(黒木さんが負ける)ことはなかろうと思っていたが、
「主文。1、被告は原告に対し、100万円及びこれに対する平成19(2007)年2月23日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え…」
 言い渡し自体は10秒ほど。

 民事の場合、判決の時点で判決書きが出来上がっている。言い渡しが終わってから部の事務室で、当事者または代理人弁護士はもらえる。「これは正本である」という奥付も含めて全23ページ、の判決書きを、黒木さんから見せてもらった。
 おお~、前に述べたところも念のため押さえておくという、ていねい、かつ、たいへんわかりやすい書きぶりだった。鶴岡さんの雰囲気にぴったり。ってまた傍聴中毒者は勝手なこと言ってるよ。
 で、北芝さん(被告)の主張はぜんぶ退けられていた。
 黒木さん(原告)の完全勝訴じゃないの?これ。

 いや、被告の主張が一部認められた、ともいえるところはあった。
 被告の主張に、
「実話マッドマックス誌は、若者を対象に過激な内容、表現を売りにしている雑誌であり、読者が記事内容を額面どおりに受け取ることはない」
 という部分があり、かつ、被告は本人尋問で同誌について、
「非常に自由な雑誌で、勢いで記事を載せる、事実の確認はしない、編集者を信用しているから事実関係を確認して原稿を提出しようと思わない」
 などと供述していたのを受けて、判決は、同誌について、
「公正中立な報道を標榜する雑誌というよりは、過激な表現を売り物にする雑誌といえるものであって…」
 と認定しているところだろうか。
 「実話マッドマックス」、書き手からも裁判所からもそんなこと言われて、立場ないじゃん、と思ったス。でも、雑誌のキャラがハッキリしてること自体は、良いことだよね。

 訴訟費用の負担について、判決はこう述べている。
「訴訟費用はこれを11分し、その1を被告の、その余を原告の各負担とする」
 こういう、「これを×分し、その×を被告の…」というのを傍聴席から聞いたことは何度もあるが、私自身は民事は全負けか全勝ちしか体験しておらず、どういう分け方をするのか、よく知らなかった。
 これはねぇ、訴額(原告が被告に賠償を求めた額)が1100万円であり、「被告は100万円を支払え」という判決だから、「11分してその1を被告の負担」となるんだね。へ~。

 判決理由は原告の完全勝訴なのに、1100万円のうち100万円ぽっちか?
 いや~、名誉毀損の損害賠償裁判の報道を見てると、個人対個人の件で100万円というのは、ま、上述の、つまり「その雑誌はそういう雑誌だから」という、そのあたりで賠償額がいくらか減じられたと読める点を除いて、裁判的には常識的な、ほとんど満額じゃないのかな、判決理由の内容からしても。

 黒木さんと代理人弁護士、取材記者らと話してるうち、おっ、もうこんな時刻。
 14時30分から、簡裁で「傷害」の新件、地裁で「強要未遂」の新件があるのだ。
 「傷害」はおそらく否認事件。「強要未遂」は、珍しい罪名で、私は傍聴したことがない。どっちへ行く…?

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