『交通事故事件の弁護技術』
きょうは11時30分から、保釈条件の制限住所に住んでいなかった件は結局どうなるのか、ちょっと気になる「公用文書毀棄」の判決が東京地裁で、同時刻から東京簡裁で「窃盗未遂」の新件が、そして11時からは横浜地裁で、真っ向否認のレーダ事件の判決があった。
…しかし、角川書店の新書の校正刷りのチェック(14時半頃バイク便で戻した)、および「あとがき」の執筆で、身動きできず。これから、章の間に挟むコラムについて角川からの連絡を待ちつつ、雑誌の連載原稿を書かねば。あ~腹へった!
そんななか、本が送られてきた。
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交通事故事件の弁護技術 [GENJIN刑事弁護シリーズ7] (GENJIN刑事弁護シリーズ 7) 著者:交通法科学研究会 |
目次はこうなってる。
第1部◆ケーススタディ
1 時差式信号交差点内の右直事故
2 交差点での歩行者飛び出し事故
3 転回車両と対向走行車両の衝突事故
4 大型貨物車両の対人轢き逃げ事故
5 追い越し時の側方走行二輪車転倒事故
6 直進乗用車の横断自転車との衝突事故
7 交差点内の出会い頭衝突事故①
8 停止車両間の横断者と直進乗用車の衝突事故
9 交差点内の出会い頭衝突事故②
10 対面走行高速道の正面衝突事故
11 飲酒運転による多数歩行者轢過事故
12 交差点内の右直事故
第2部◆座談会
交通事故事件の闘い方
(阿部泰雄・北潟谷仁・工藤昇・高山俊吉・松崎龍一/【司会】赤坂裕志)
依頼者との共闘
逆行性健忘
刑事弁護とマスコミ
公務所等に対する照会
目撃証人との接触
無罪主張と情状主張
求釈明
実況見分調書の問題点
実況見分調書の真正立証に対する対応
裁判所の検証
弁護側の科学的立証方法・鑑定
映像技術による事故解析
信頼の原則
理由なき判決?
刑事責任と交通環境
第3部 文献紹介
座談会に出てくる高山俊吉さんとは、「交通法科学研究会」の事務局長で、2月8日投開票の日弁連の会長選挙に立候補してる弁護士だ。投票しない弁護士が何千人もいるそうだけど、行きましょうよ、ねぇ、投票に。国側のQ&Aによれば、さしたる理由もないのに国民を強制動員すると決め、国民の負担を軽くするために、素人にもわかるためにと(弁護士・検察官がアナウンサーとか招いて素人ウケするしゃべりを勉強しましょうって、はっきり言ってバカじゃない?)手続きをいじりまくる、そんな裁判員制度が、ひっくり返るといいな~。
ま、この本は面白そうだ。私はこういう本が好きなのだ、池波正太郎さんの時代小説と同じくらいに。どうしてこんなことになっちゃったんだろう(笑)。
おぉ、もう17時。電話を1本かけねば…。
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