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2008年3月19日 (水)

次は自動的に刑務所行き

3月18日(火)10時~

 東京地裁・刑事3部・520号法廷で、道路交通法違反の新件。

 傍聴席(20席)の椅子が新型になってた。
 9時56分頃から、制服の中高生(制服マニアでない限り中学3年か高校1年か判別できないよ)男女が多数いて、やがて満席になった。

 被告人(在宅)は60歳くらい。いかにも会長または社長風の、語り口もお上品な女性。氏名からネットで拾える団体の役員。
 罰金前科4犯、違反歴7回の、無免許運転の常習。

 犯行車両の売却について、
  ・1月中に録取された調書には、すでに売却をお願いしてるとある
  ・売却を頼んだとする書面は3月中の作成
 の点を、矛盾してる、つまり1月の調書録取時にはウソの供述をした、と検察官は責めたが、2つの売却の相手は異なるんじゃないか。異なるのに、問われたことにだけ短く被告人は答えさせられ、
  ・3月に売却を頼んだ相手には、1月中には頼んでいない
 つまり調書の内容はウソだったという形にさせられた、ように傍聴席からは見えた。真実はどうか知らないが、傍聴席からこういう印象を受けることは、よくある。拙著『裁判中毒』の「あとがき」参照。

 裁判官は、被告人の顔をほとんど見ず、手元の書類ばかり忙しく見てるな、と思ったら直ちに判決。
 懲役6月、執行猶予3年。
 6月はちょっと重い印象だ。運転距離が長かったせいか。飲酒運転と違って無免許は厳罰化が叫ばれてないけれども、厳罰化の波に押されて無免許の量刑も若干重くなってるのか。

 裁判官は、シガリロ、じゃなくて茶色い鉛筆を右手指に挟んで、その手であごを支えたり、あからさまにひじをついたり、なーんか軽々とっとと片付けたい風な、やる気なさそうな雰囲気で、どうしちゃったのかと見ていたら、最後に被告人にこう言っていた。
「まっとうな仕事をやってるのに、あまりにも(無免許運転に対する姿勢が)ルーズなんで、次やると(執行猶予中にやると)もう、かわいそうだとかなんとか、言ってられなくて、ほとんど自動的に刑務所(懲役実刑)なんで」
 私の傍聴ノートに、ほっとした風にこう書いてある。
「おー、いいこと言った!」
 10時38分閉廷。

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