フォト
2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ

« 新しいパソコン開通 | トップページ | 道路交通法違反・道路交通法違反 »

2008年3月13日 (木)

無罪を有罪とする人たちの都合

3月12日(水)

 13時10分から窃盗未遂」(車上荒らし)の判決。
 13時30分から民事のほうで某氏から聞いた某事件の証拠調べ。
 などあったが、締切を忘れてた原稿を昨日からほとんど寝ずに書いており到底行けず、しかし疲れた体に「今日は裁判所へ行くのだ!」と強く入力されており、16時ちょい前、「こんな時間に俺はなんで行くの?」と不思議に感じつつ、裁判所へ。なるほど、これが『裁判中毒』の中毒症状の1つなのか…。

 東京簡裁の開廷表をチェックしてたら、16時~17時で「過失傷害」の判決あり。
 被告人の氏名が女性風で、だいぶ前から審理を重ねてた事件だ。

刑法 第二百九条  過失により人を傷害した者は、三十万円以下の罰金又は科料に処する。
2  前項の罪は、告訴がなければ公訴を提起することができない。

 どういう否認なんだろう、と気になりつつ、とうとう傍聴せずにきた事件だ。
 728号法廷(長坂和仁裁判官)へ行ってみた。
 傍聴人が10人くらいいた。簡裁の、しかもこんな時間の判決に、なんで?
 弁護人が立って長々と何か読んでた。被告人(身柄。拘置所)は坊主頭の若い男性。
 あそっか、前の事件の弁論か。女性風の氏名でじつは男性ってことはあっても、判決の期日に弁護人が何か長々読むことは普通ないもんね。
 前の事件は、「窃盗未遂」。
 とりあえず傍聴席に座る。
 電車内のスリ未遂ではなさそう。「×××の通帳を…郵便局が…口座にあったのは被告人自身のカネ…」。あれ? この事件、知ってる。わりと最近、誰かから聞いたんだ。誰だっけ、あれ? ←あとで思い出しました。ありがとね。
 要するに、知人から預かった通帳(口座)に、詐欺か何かで得たカネを入れ、それを引きだそうとして、窃盗未遂で逮捕されたと、そういう事件らしかった。
 一方の言い分だけ聞いて即断するのは危ないけど、それにしても、なんでこんなものを立件したのか、と思えた。町井裕明検察官は、赤いネクタイをして、なんだかつまらなさそうにしていた。起訴検察官が起訴したら、公判立会検察官は「なんでこんなものを?」と思っても、有罪に持ち込むよう奮闘しなきゃいけない…。検察官もつらいね…?
 次回判決。これは傍聴しようか。

 それが終わって16時3分から、「過失傷害」の判決。
 被告人(在宅)は、黒いパンツスーツの若い女性。
 要するに、出勤途中、優先道路へ自転車(左側スタンドのいわゆる軽快車)で左折するに当たり、停止線の手前で一時停止することなく、いちおう安全確認はしたが、右方の角にある3本の柱(カーブミラーと街路灯と案内板)のせいで、右方から進行してくる原付バイク(運転者は68歳。足を置く部分に消化器3本入りの段ボール箱を置いていた。本件以前から事故ったり転んだりで驚くほどたくさん骨折してる)に気づかず、左折し終えたあとで(裁判所の認定によれば左折し終える直前に)、自転車のハンドルの右側と原付のハンドルの左側がからみ、被害者は右第7肋骨と左(右?)脛骨を骨折して加療2ヶ月の傷害を負った(肋骨についてはだいぶあとで判明)…という事件。
 罰金15万円。訴訟費用中、国選弁護人に関する部分は被告人負担。

 事件の詳細、真実はわからないが、関連していえば、見通しを妨げる位置にわざわざ何本も柱を立てるとか、植栽を設定するとか、そういうことが多すぎるように思う。全員が常時、厳密に交通法規を守れば事故は起こらないのであり、起こったら「厳密に交通規則を守らなかった者に責がある」と処罰すればいい、という考え方なんだろうか…。

 地裁の開廷表をチェックしてから、神保町へ。
 『週刊プレイボーイ』のインタビューを受け、終わってから外で携帯電話で別件のインタビューを受け…。

Book 裁判中毒―傍聴歴25年の驚愕秘録 (角川oneテーマ21 B 107)

著者:今井 亮一
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

裁判中毒 裁判中毒

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

Banner_02_2 人気blogランキング ←3月13日6時40分現在、430で21位~♪

 「無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会」の「キラキラ星通信」が届き、1月27日の公開学習会、元東京地検特捜部検事・田中森一さんの講演「調書はいかにして作成されるか」の記録を一気に読む。
 これはすごいっ!
 警察官も検察官も裁判官も、ごく一部の人を除いて、あるいは全員、途中で、または最初から、「たぶんこいつはヤッてない」とか「こりゃ冤罪だわ」とか気づいてるはずなのに、それでも逮捕、送致、起訴、有罪判決までイッてしまうとき、彼らの心情はどうなんだろう、おそらくこうなんだろう…と私はずっと考えてきたが、やっぱ、内部の人が言うことは、すごいっ! うっわ~!
 年会費3600円(通信会費だけなら1200円)は、まったく惜しくない。

 「無実の守大助さんを支援する首都圏の会」から、守大助さんの異議申立は棄却され無期懲役が確定したと連絡あり。
 殺人・殺人未遂の被害者とされる人たちの病変は、筋弛緩剤マスキュラックスの薬理効果と完全に矛盾し、ほんとうの原因は何かわかってるのに、たっぷりあった鑑定物を警察側が全量消費したと称しているために被告人側は鑑定できず、警察側の学者が独自に考案した鑑定方法による、学者本人の論文とも矛盾する鑑定結果を採用しての、有罪判決、無期懲役が確定したのだ…。
 私はこんなふうに書いてるが、これから何十年も刑務所に閉じ込められることになる守大助さんは…。

« 新しいパソコン開通 | トップページ | 道路交通法違反・道路交通法違反 »

交通事故」カテゴリの記事

刑事/その他刑事」カテゴリの記事