フォト
2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

« 脅迫 またも無罪主張 | トップページ | 最高裁が検察庁と訣別!? »

2008年4月29日 (火)

「板橋の犬屋敷」の事件

4月28日(月)その2

 『裁判中毒』のコラム①「レアな罪名」は、公判請求はゼロだけれども、略式命令請求か不起訴はあるものを、なるべくピックアップしたのね。ぜんぶがゼロではあまりにも…だから。

Book 裁判中毒―傍聴歴25年の驚愕秘録 (角川oneテーマ21 B 107)

著者:今井 亮一
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 今回、東京地裁・刑事20部(林正彦裁判官)425号法廷へきた「化製場等に関する法律違反」は、ぜんぶゼロ。ま、正確には、「他の検察庁へ送致」が1件だけある。送致後の結果は、2006年中には出なかったわけだ。
 こんな珍しいのを傍聴しないでどうする!
 が、私は前夜3時間ほどしか寝てない。傍聴席で気を失うように居眠りしちゃったら一生の不覚。そこで、425号法廷のそばの一般待合室で、座ったまま仮眠。たちまち深~く深く眠りsleepy、25分ほどして目を覚ますとそばに、午前中いっしょだった娘さんが座っていた。鼾(いびき)か寝息か、何か音を立てていたと言われた。げっ。立ち上がって法廷へ入ろうとすると、まだ体は覚めてないのか、よろけてしまった。あ~。

 425号法廷では、13時20分から「窃盗・暴行・窃盗未遂」の判決があった。
 ①2007年4月に墨田区内のマンション1階玄関で、男性のズボンから約12万5000円などが入った財布を抜き取り、②その際、男性に暴行を加え、③同年11月、千葉の市川市で、原付バイクで女性の持ち物をひったくり(被害額6万5500円)、④江東区亀戸で駐輪中の自転車(3000円相当)を盗み、⑤その自転車で女性のバッグをひったくろうとしたが、抵抗されてその目的を遂げられず…という事件だった。
 「無軌道な生活でカネに困っていた」そうで、被害弁償はなく、前科なしなのに懲役2年6月、未決算入80日、訴訟費用不負担。

 その判決が終わるとすぐに、「化製場等に関する法律違反」の被告人と弁護人が席に着いた。
 いったいなにをやったのか、どんな人物なのか、興味津々、私は被告人(在宅。保釈中?)を見た。細いストライプが入ったグレー系の、だぼっとしたスーツに、それより若干色の濃いグレーのワイシャツ。柄の入った濃い色のネクタイ…。ワイシャツの襟が、ひどく余ってる。うーん、本人の衣服だとすれば、ものすごくおデブなときに買ったんだろうか。少なくとも、普段ああいう格好をしない人と思われる。顔は、ちょっと日に焼けた感じだった。
 人定質問によると、職業は「会社員」。冒陳で明らかにされた会社名(株式会社)で検索すると、被告人の住所地と(たぶん)同じ住所の会社がヒットする。どゆことなんだろう。

 この公判は、最悪だった。
 425号法廷の隣か階下か定かでないが、ギュイーンとかガッガッガッガとか工事の騒音がしばしば聞こえ、かつ、立会検察官が、舌が短いか長いかで発音が不明瞭なのに(それ自体はべつにいいんだけどさ)、やったら早口で、何を言ってんだか、さーっぱりわかんない場面がたくさんあって…。あれじゃあ、裁判を公開にしてる意味がだいぶ失われるというべきだよ。
 東京地検は適材適所ってことを考えてほしいと、マジ思ったス。たとえば、私にカネやスケジュールの管理をやらせてはダメ、居酒屋での飲酒や公園での昼寝をさせれば、まさに適材適所、そういうことだ。bottle

 で、「化製場等に関する法律違反」とは何かってことなんだけど、どうも同法第9条第1項違反らしい。

第九条  都道府県の条例で定める基準に従い都道府県知事が指定する区域内において、政令で定める種類の動物を、その飼養又は収容のための施設で、当該動物の種類ごとに都道府県の条例で定める数以上に飼養し、又は収容しようとする者は、当該動物の種類ごとに、その施設の所在地の都道府県知事の許可を受けなければならない。

 罰則は同法第10条第3号。

第十条  次の各号の一に該当する者は、これを一年以下の懲役又は三万円以下の罰金に処する。
一  第三条第一項(第八条において準用する場合を含む。)の規定に違反した者
二  第七条(第八条及び前条第五項において準用する場合を含む。)の規定による命令に違反した者
三  前条第一項の規定に違反した者

 つづく
  ※4月は30日までしかないという事実にブチ当たり、
   つづきは、なかなか書けないかもしれません。
   その間、これも相当珍しい「傷害・狂犬病予防法違反」を。

 …と書いたきり、ころっと忘れてますた、すんません。第2回公判が19日(月)15時からと迫った18日(日)午後、あわてて簡単にアップしときます。

 え~と、起訴事実は、2007年6月4日から?月19日にかけて、板橋区内の某所において、区長の許可を得ないで、10頭以上の犬を飼養した…。
 本件起訴に至るまで、数十回にわたり行政指導か何か受け、捕まえた猫を犬のエサにしたとか(マジ!? 立会検察官が上記のとおりで、よく聴き取れないのだ)で罰金10万円に処され、「マスコミのカメラマン」に下水の鉄板を投げつけて腰にぶつけ、スコップで殴ってケガを負わせ、罰金50万円に処されたこともあるのだという。

 そういえば、テレビ報道を見たような気がしないでもない。
 「板橋の犬屋敷」と呼ばれてたそうで、検索するとたくさんヒットする。例えば…。
   http://www.chigusa.biz/blog/238.html
   http://www.geocities.jp/noraneko_lic/kinkyu/home/tegami.html
   http://www.tanteifile.com/diary/2007/01/31_01/index.html
   
 第2回は、情状証人を尋問することになるらしい。被告人質問もやっちゃうかも。しかし私は、同じ時間から高裁のほうで別件があり、こっちは傍聴できない。

人気blogランキング ← 4月29日23時30分現在、450で21位~♪

« 脅迫 またも無罪主張 | トップページ | 最高裁が検察庁と訣別!? »

刑事/その他刑事」カテゴリの記事