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2008年4月 3日 (木)

でっち上げが起こりやすい横断歩行者妨害

 以下、CBCニュース。■部分は記事では実名。

交通違反をし警官に暴行した男逮捕
交通違反で検挙されたことに激高し、反則キップを切ろうとした警察官に暴行を加えた男が、公務執行妨害の現行犯で逮捕されました。
逮捕されたのは、知多郡東浦町の■■■■容疑者32歳です。
■■容疑者は、1日午前9時半ごろ、緑区青山2丁目の横断歩道で、歩行者の女性に道を譲らなかったとして、歩行者妨害違反で警察官に車を停められました。
この際、■■容疑者は「違反は認めない」などと警察官を怒鳴りつけ、反則キップを奪い取り、警察官の手をひねりあげ免許証を奪いとりました。
歩行者妨害違反は、反則金は9000円ですが、■■容疑者は「何で違反なんだ。弁護士を呼べ」と一貫して違反を認めていないということです。(1日16:49)

 あ~ぁ、とうとうそんなことになっちゃったか…なっちゃうよなぁ…と、全国の警察官諸氏は思ったのではないか。

 本件の走行態様がどうだったか、真実はわからないが、『改訂新版 なんでこれが交通違反なの!?』のQuestion067で解説してるとおり、横断歩行者妨害の取り締まりは、違反が成立しないのに強引にヤラレちゃうことが、よくあるようなんだよねぇ。
 たとえば、極端な例を挙げれば、片側2車線の道路を小回り左折して横断歩道を通過するとき、あっち側の車線の横断歩道上に、こっちへ向かって歩いてくる歩行者がいたから違反だ、とか。

 少なくともいくつかの県警では、警察官は、前年の取り締まり件数を参考に、自分の取り締まり目標を立て、提出することになってる。その表には、横断歩行者妨害の項目がわざわざある。
 私も歩行者としてあちこちの横断歩道を横断するが、冷静な目で見るなら、ズバリ違反が成立する横断歩行者妨害は、そうはない。とすれば警察官は、いくら横断歩道付近で待ち伏せていても、効率よく目標を達成するのはなかなか困難なわけだ。
 そこで、違反が成立しなくも、「同時に同一の横断歩道上に、車両と歩行者があった」という事実のみで検挙し…ということが起こってくる…。

 ま、それでも運転者の99%は泣き寝入りして(=反則金を払って)警察を呪い、残る1%は反則金を払わずに争って不起訴になる、という決着だったんだろうけど、世の中が苛立ってくると、こういう事件も起こってくるのか、すでにちょくちょく起こってるけど私が知らなかっただけなのか…。

 本件は、『裁判中毒』の最初のエピソードのようになるんじゃないかな…。

『裁判中毒』は、SMAP風に言うなら「これぜってぇおもしれぇ!」だと思う。笑って泣けて寒々として、そして愛と希望をじんわり感じつつ、マニアックな情報が山盛り、絶対に損はさせませんから、まぁいっぺん読んでみてチョーダイっ!

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