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2008年4月 7日 (月)

ドキュメント仙波敏郎 告発警官1000日の記録

 きっこさんが推すオムライス党こと社民党、の福島みずほ事務所から、またNシステムについての情報をいただいた。

平成20(2008)年度自動車ナンバー自動読取システム関連経費
                                    2,188百万円

○自動車ナンバー自動読取システムの整備・拡充に要する経費
                                    2,188百万円

(整備数)
   ・読取装置増設数 54式
   ・読取装置更新数 15式

 2,188百万円とは、単位が100万円だから、21億8800万円ということ。
 小学生はよく「百億万円払ってね!」とか言うけど、それは1000兆円を意味するわけだ、私の計算が合ってれば。

 08年度は新設54式、どこに設置するんだろう、とりあえずサミット関連だろうか。
 サミットといえば、7月7日~9日の洞爺湖サミットのことかと思ったらそれは大間違いで、それ以前にあちこちで分科会みたいなことをやるらしいね。知らなかったよ。
 ちなみに、今年、中国で本当にオリンピックがあるらしいというのも、私は今年に入って知った。チベット問題の報道を見て、ほんとに本当なんだ! とわかった。

 この週末、伊豆の温泉へ行ってきた。
 途中で私の車両を補足して、見る者が見れば、
「おっ、今井、またあそこか? 出発の曜日がいつもと違うな。メモしとこう。通過時刻と経路からして、いつものあそこへ行ったと推察できるが、帰りの経路がちがう。あの事件にも絡んでるのか?」
 という情報を得られるNシステムの下をいくつも通過してきたが、気づいた限りすべて、新型の筐体1つのタイプに更新されてたね。

 伊豆で、この本をようやく読了。

ドキュメント・仙波敏郎 -告発警官1000日の記録- Book ドキュメント・仙波敏郎 -告発警官1000日の記録-

著者:東 玲治
販売元:創風社出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 昔、『千日のアン』という映画があった。ジュヌビエーブ・ビジョルドという女優さんが主役だった記憶はあるが、観たかどうか忘れた。予告編しか観てないんじゃないかと思う。『冬のライオン』は観た。たしかワインを温めて飲むシーンに「へぇ!」と思った記憶がある。

 「告発警察官1000日の記録」も、この1000日は、十二分に映画になり得る展開の1000日だと思う。まー、すっごいですよ! 仙波敏郎さんというキャラがまた(私はご本人と2度お会いしてるから特にそう思うのかもしれないが)おっそろしく立ってる。あんな人は、いないよ!
 本について言えば、ちょっと変わった本だ。同じことを何度も説明してる。約350ページと長いのは、そのせいもあるんだろう。
 だが、同じことを何度も説明してくれているおかげで、ページを戻って前のエピソードを探す(確認する)ことなく、続けて読めるのだ、ともいえる。こういうのもアリだな、かえって親切だな、と思った。
 その点を差し引いても、著者の東玲治さん(元サンケイ新聞)の書きぶり自体が、少しくどいんじゃないかと思うのだが、たとえそうであっても、そんなのは些末(さまつ)なことと断言できるほど、内容はすごい。というか事実がすごい、警察が、愛媛の議会がすごい。仙波さんがすごい。

 Nシステムのことも出てくる。

 仙波がある日、ある目的の為に車を走らせたところ、目的地周辺の接触可能性のある人物を警官がすぐさま訪ね、仙波と接触したかどうかをしつこく尋ねたという事実などは…

 などと。これを、その人物がとぼけてれば大丈夫、と思う人は甘い。
「仙波さんは得体の知れない力により監視されている。俺も、仙波さんに関われば監視される! 関わるのはヤメとこう。口をきかないようにしよう」
 となるかもしれない、そっちのほうが、よほど重要(ある勢力にとっては有用)なのだ。
 警察組織(の悪い部分)に都合の悪い者、または特定の(たちの悪い)警察官に都合の悪い者を、監視すると同時に、監視対象者の周囲の者を萎縮させて監視対象者を追い込んでいくことができること、それをさせない歯止めが一切ないこと、そこが、約22億円のキックバックがどうとかいうことを越えて、Nシステムのいちばんマズイ点だと思う。

 仙波敏郎さんの話を、なんで東玲治さんが書いてるのか。それは最後のほうで明かされている。なるほど、そりゃそうだ、である。この本は、ほんとヤバイ本、しかしどうしても出さねばならなかった本なのだと思う。
 来年、仙波さんは定年だという。退職したら、その段階でのご自身の筆による本を著してほしい…なんてノンキなことは言ってられない。あろうことか現職の身で、警察裏金を内部告発した警察官が、定年まで勤め上げてしまう、そんなことになったら、警察組織としては一大事! のはず。そうならないよう、警察庁と愛媛県警は、あらゆる方策を考えるはず。なにか手を打ったときに、愛媛県知事と議会はどう呼応するのか、マスコミ各社はどうするのか、はらはらドキドキするよぅ!
 こんなすごい本なのに、アマゾンの「カスタマーレビュー」が現時点では1つもないことが、すごさをよけいに感じさせると、読み終えて思う。

 伊豆へは、もう1冊、持っていった。

反転―闇社会の守護神と呼ばれて Book 反転―闇社会の守護神と呼ばれて

著者:田中 森一
販売元:幻冬舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 こっちも分厚い本だ。総ページ400を超える。
 味わいはだいぶ違うけれども、こっちも負けず劣らず面白い!
 「カスタマーレビュー」のとおりだ。
 田中森一さんという人も(私は1度お会いしたことがある)、仙波敏郎さんと同様、おっそろしくキャラが立ってる。
 劇画はキャラクターだ! と劇画村塾小池一夫さんは必ず言うけれども、社会を動かすのも人物のキャラクターなのかもしれないねと、酔っぱらいキャラ、ボケおやじキャラの私は思うです。歴史をふり返っても、人を社会を動かすのは、主義主張じゃなくてキャラ(人物)なのかもね。
 じゃあ、キャラをつくるのは何か。生い立ち、境遇、出会い、そして努力…いや、そんな単純なものじゃないかも…いや、単純と思えるものこそ強いのかも…。どうなんだろうねぇ。

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 ブログ「名古屋地方裁判所やじうま傍聴記」に、
かわいいおばあちゃんめぐって大混乱! 狂犬病予防法ってナニ? 」
 がアップされた。
 拙著『裁判中毒―傍聴歴25年の驚愕秘録 (角川oneテーマ21)』の、51ページにちらっと書いた、「狂犬病予防法・過失傷害」という非常にレアな事件の傍聴記だ。
 じつはこの事件、偶然傍聴して「あり得ない事件だ!」と興奮し、しかし私はそうそう名古屋へ行けないので、同ブログの絶坊主さんに、もし可能なら傍聴しみてくださいよとお願いしたのね。

よく聞いてみると、信じられない内容で、「なんじゃこりゃ~!? 何でこんな裁判やってるの?」と驚きました。もう、とにかく、こんな裁判を見るのは初めてで、「信じられない」という言葉しか浮かびませんでした。

 と絶坊主さんは書いてるが、ほんとそのとおりだ。
 絶坊主さんは、私とは正反対の几帳面な方のようで、レポートはなかなか読み応えがある。なぜ告訴されてしまったのか、警察は何をしたのか、検察は何をするのか、そして裁判所は最終的にどう判断するのか、こんなレポートは他では絶対に読めない!

クッキー(Nさんの飼い犬の正式名称………の仮名)
ポチ(Nさんが飼い犬を呼ぶ時に使うあだ名………の仮名)

 とあるのを見て、私ゃメタボな腹を揺すって爆笑してしまった。犬の仮名って! 絶坊主さん、いい味だしてますねぇ(笑)。

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