フォト
2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« 脅迫言辞をボイスレコーダで録音 | トップページ | NTT104番へ2602回電話 »

2008年4月17日 (木)

公然わいせつ 同種前科12犯

4月16日(水)その2

 次は11時30分から、4月9日に第1回を傍聴した「公然わいせつ」(電車内オナニー)の、東京地裁722号法廷(波床昌則裁判官)で第2回公判。

 その前に、11時から東京地裁402号法廷(小川賢司裁判官)の「道路交通法違反」の新件。をちらっとチェックしておこうと8分前に入ったら、前の「迷惑防止条例違反」の審理をまだやっていた。被告人が、最終陳述でなにかひっくり返すようなことを言ったらしかった。その弁護人が、東京簡裁のあの事件の弁護人で、なぜか何度も目があった。
 3分遅れで始まった道路交通法違反のほうは、中央自動車道・上り0.3kp付近のオービスによる81キロ超過。前科なし。ほぼ間違いなく懲役3月、執行猶予2年か3年だ。

 早めに722号法廷へ行くと、11時15分からの「覚せい剤取締法違反」の判決が言い渡されるところだった。
 被告人は若い女性(身柄。警察留置場)。両脇の警察官は2人とも男性だった。
 前科なし。覚せい剤の密売人と同棲中の自己使用だそうだ。婚姻関係を解消せず別居中の夫、との間の2人の子どもは、児童相談所に預けられたままになっているのだという。
 判決は懲役1年6月、保護観察付き執行猶予3年、訴訟費用不負担。保護観察等について10階の刑事3部で書記官が説明すると…。

 11時から「公然わいせつ」。
 今回は最前列で間近に被告人を見た。紺のスーツで、眉の濃い、目のぱっちりした、なかなか男前だ。父親は「武士の末裔」で有名な元野球選手で、最終的には聞き慣れないクレジット会社(外国?)の「東部ゲッパ」の社長なんだという。東部ゲッパ、なにかと思ったら東部月販だという。
 被告人は、祖父も父親も女系家族の養子であるなか、たった1人の男の子として生まれ、中学の頃は「マジメの神様」と担任教員から言われたんだという。
「オヤジが娘にしたことに似てるんですが、ちょっと気持ち悪い…」
 と述べたところが気になったが、それ以上は語られなかった。
 現在52歳。26歳のとき、覗き見かなにかやって軽犯罪法違反で捕り、以来、前科15犯、うち本件と同種前科が12犯なんだという。毎回「二度としない」と約束しながらくり返し、本件は、前刑の出所後わずか10日足らずの犯行なんだという。もう完全に病的な、いわゆる「露出狂」か。しかし、容貌からも語り口からも、とてもそうは見えなかった。見えないところが怖い、ともいえる。
 刑務所は矯正施設とされるが、なんの矯正もできなかったことになり、矯正施設ではなく単なる隔離施設…ならまだいいほうで、刑務所で知り合った犯罪者と出所後新たな犯行を重ねる者もいると聞く。そんなことを、傍聴席で実感した。

 波床裁判官は、5~6分休廷して、直ちに判決を言い渡した。
 懲役1年(求刑1年)、未決20日算入。以下は刑法

第百七十四条  公然とわいせつな行為をした者は、六月以下の懲役若しくは三十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。

第五十七条  再犯の刑は、その罪について定めた懲役の長期の二倍以下とする。

 上限いっぱいの刑ってことだ。 

Book 裁判中毒―傍聴歴25年の驚愕秘録 (角川oneテーマ21 B 107)

著者:今井 亮一
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

人気blogランキング ← 4月17日12時10分現在、580で22位~happy02

« 脅迫言辞をボイスレコーダで録音 | トップページ | NTT104番へ2602回電話 »

刑事/色情犯」カテゴリの記事