女に運転させたのでは格好がつかないからと
4月8日(火)13時30分~ 傷害・道路交通法違反
簡裁の風営法違反が13時47分に終わり、地裁刑事7部(高橋徹裁判官)810号法廷の「傷害・道路交通法違反」の審理を覗いてみた。
13時50分頃に入ると、けっこう傍聴人がいた。この時期、開廷が少ないのに若い男女が集団で傍聴にきたりするもんだから、いろんな事件がけっこう混むんだよね。
年配の弁護人が弁護人席で長々しゃべっていた。最終弁論なのだな。
被告人(在宅)は、ちょい茶パツで、黒い長袖Tシャツ(のように見える)に黒いズボン、靴はしゃれた薄茶色。パカッと開いた両足の膝に両手をのせていた。ちょっとヤクザ風ではある。
交通トラブルで、相手の運転者に対し暴行・傷害をはたらき、現場から立ち去るに当たって女(妻)に運転させたのでは格好がつかないからと、無免許なのに自分で運転したんだという。私には到底思いつかない発想だ。
交通トラブルによる傷害、殺人のニュースはよくあり、「ひどい被害を受けて怖くなり、その後、暴走車に追われて逃げようと飛ばしたらオービスにやられた」という人にお会いしことはあるけど、傷害を負わせた側が裁かれる裁判を傍聴するのは初めて。
この件は、目撃者もいたらしい。
弁護人は、やたら長々、被告人を善良で可愛そうに見せることを述べた。ことさらにそう見せてるな、という臭いが感じられた。しかも、「罰金刑を選択した判決」を求めるのだった。私選なんだろう。
14時5分閉廷。次回判決。
廊下で開廷表をメモしてたら、びっくり仰天、複数の意味で珍しいというか懐かしい人に遭った。私が遅れて法廷に入ったとき、すぐに今井とわかったそうだ。私ってそんなに良い男? いやん。
ものすごい興味深いお話を聞いたのだが、どこまで書いていいものやら。
本日の傍聴はこれでおしまい。
帰りに新宿で、スキャナーからPDFファイルをつくるソフトと、ウィルス対策ソフトを、ようやく買ったよ。
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