フォト
2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

« 傍聴席20席の法廷で | トップページ | 前日から酒を飲み続け、もう飲めなくなったので車へ戻り »

2008年5月11日 (日)

Nシステムは巨大な諸刃の豪剣

 以下、5月8日付け日刊工業新聞。

オリエスセンター、ナンバープレート認識装置発売-汎用カメラで低価格化
 オリエスセンター(東京都渋谷区、松本修一社長、03・6311・8151)は、ナンバープレート認識装置「ネットワークOC―iシステム=概要図」を発売した。汎用ウェブカメラを採用し、従来品に比べ価格を大幅に抑えた。大型商業施設などの駐車場に設置し、ナンバープレート認識によるマーケティングへの活用を見込む。価格は画像処理装置とカメラ2台のセットで200万円程度。初年度に100セットの販売を目指す。
 従来品は画像処理装置とカメラが一体型で複数導入するにはコストが高かった。新製品では画像処理装置を共有、カメラの数を増減できるため導入費用を抑えられる。カメラは屋内の理想的な環境下で90%以上の認識率を実現、1台約25万円で追加設置できる。
 駐車場の出入り口などで読み取るナンバー情報は、入退出管理、不正駐車防止向け利用のほか、データベース化することでマーケティングにも使える。

070429_154302  オリエスセンターのHPにある「設置例」、これを見ると、まさに、最新の1筒式によく似ており、『ラジオライフ』でやった「交番Nシステム」を彷彿させる。てゆっか、ずばりオリエスの装置なのかもしれない、警視庁から開示された契約書は業者名すら墨塗りなのだ。

 私が昨年のゴールデンウィークのとき散歩中に発見した交番Nは、今年の同時期の散歩中に見たら、忽然と姿を消していた。
 当該地点での監視理由がなくなり、新たに監視が必要となった別地点へ移動したのか。はたまた、実験が終わって回収され、もっとコンパクトで高性能なタイプが次に出てくるのか。諸君、交番の屋根に注目せよっ!

 オリエスセンターの「ナンバー自動読取装置」のFAQも、非常に興味深い。

Q. OC-i SYSTEM では車両の画像も保存できるのですか? 
A. OC-ISYSTEMではAV端子を持っているため、画像記録装置を繋ぐことで動画の保存が可能になります。また、別途ソフトウェアを作成することで、静止画を出力することも可能です。適宜ご相談に応じさせて頂きます。

 なーんて、警察が絶対に言わないことまで書かれてる。
 特定のナンバーを認識したら静止画を保存せよ、と設定しておけば、運転席と助手席に誰が乗って、いつどこをどっちへ向かって通過したか、たちまち判明するわけだ。

080506_13440001  オリエスセンターの装置は、「交通量によるデータ蓄積」を「CFカードメモリ」(64MBメモリ:約50万台、128MBメモリ:約150万台)を使用してるそうだが、そんなもの使用せず通信回線で中央装置へ伝送するのが、警察のNシステム。
 「CFカードメモリ」を警察の中央装置に差し込んで読み取れば、警察の監視網はさらに密になる。やがては、民間Nも伝送式になり、必要に応じて、または常時、警察の中央装置へ伝送することになるのだろう。
 最新の技術を使ってもっと便利にもっと便利に、という流れはもう止められない。ずいぶん前に、Nシステムについての集会があったとき、私は以下のような趣旨のことを言ったっけ。
「監視が善か悪か、正か邪か、じゃなくて、こういう国民監視システムを、今のこの警察が秘密で運用しているところに問題があるんじゃないか」
 集会には宮崎学さんもいて、「結論を言うてしもうたがな」旨言ったことが記憶にある。
 監視システムは諸刃の剣。巨大な諸刃の豪剣を、誰に持たせるのか。もちろん、一切の不正がない完全な正義の組織など(個人も)ないわけだが、それにしても、事実上誰も監視・チェックできない組織に、巨大な諸刃の豪剣を、善の刃だけに目を向け、邪の刃の怖ろしさをまるで気にせず、何の法律にも基づかず、どうぞどうぞと持たせてしまう、それは、やっぱマズイでしょと、そういうことだわね。

Book 裁判中毒―傍聴歴25年の驚愕秘録 (角川oneテーマ21 B 107)

著者:今井 亮一
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 ところで、2006年9月20日、私はこう書いてる。

 裁判所内は、当事者・関係人でないらしき人たち(主に若い男女)がやたら多かった。
 1階で閲覧できる開廷表、少し(または、だいぶ)前に合計で2倍くらいに増やされたのだが、そこにもぉう人だかり。
 トコさんが来て、今日は多いですねと。多いよ。今発売中の『ドライバー』で、裁判傍聴が非常に身近になったようだ旨書いたけど、もうカンベンしてよって感じ。

 そうなんだよねぇ。昔は、東京・霞が関の裁判所合同庁舎の1階の開廷表は、桜田通り側に2組、弁護士会館側に1組だけだったのだ。
 2006年の夏頃に2倍くらいに増やされたが、今や、そんなもんじゃまったく足りない状態になってる。
 そのうち、人気タレントを起用した傍聴ドラマがテレビで人気にでもなった日にゃ、もぉうたぁ~いへんな、おっそろしいことになるんじゃないか…ブルブルガクガク。

人気blogランキング ← 5月11日15時50分現在、370で16位~♪

 近頃、受信フォルダに迷惑メールが1本入る毎に、「直アド交換」だの「セレブ妻」だの「コミニティの掲示板」だの、といった文言を、迷惑メール排除機能に登録するのが楽しくて。何十本もすぱっと削除フォルダへすっ飛んでいくのは気持ちいいよぅ。でも、登録文言が多すぎるせいか、たま~に、迷惑メールじゃないのに削除フォルダへすっ飛んでいくことがある。いちおうチェックはしてるんだが…。

« 傍聴席20席の法廷で | トップページ | 前日から酒を飲み続け、もう飲めなくなったので車へ戻り »

Nシステム」カテゴリの記事