簡裁から移送された光電式否認事件を地裁で傍聴
第1回公判は、2月21日(木)10時から、東京簡裁・刑事1室2係(後藤征弘裁判官)826号法廷で、だった。
一般道でのネズミ捕り。制限50キロのところ超過30キロぴたり。
場所は、杉並区下高井戸5-12。首都高4号線上りの高井戸入口、をそれたアソコだ。しばしばネズミ捕りをやってる。
被告人の主張は、要するに納得いかないというもので、弁護人は、超過30キロ未満の可能性があること、及び緊急避難を主張した。
第2回公判は4月10日(木)。裁判官が永瀨進さんに替わり、永瀨裁判官は東京地裁へ移送を決めた。こんなの、いつも普通に簡裁でやってるのに、なんで!? と私は訝(いぶか)った。その後、永瀨裁判官は、もう1件、地裁へ移送した。その時点で丸5年は東京簡裁へ通ってた私は思った、否認はじゃんじゃん移送しちゃう裁判官が来たのかな~、と。
地裁の開廷表も私は全日チェックしてる。そのうち期日が入ったら傍聴しよう。
…ところが、地裁での第1回公判を、なぜか見逃してしまった。
そうして今日、6月12日(木)13時30分から、たぶん第2回公判が、地裁・刑事7部(大村陽一裁判官。八重洲出版の『ドライバー』の編集長に15%くらい似てる)401号法廷で、あったわけ。
被告人は女性。開廷表の氏名も、もろ女性風。でもって401号は、いちばん端っこの、傍聴席20席の狭い法廷。13時20分頃、4階へ上がるエレベータに、多数の女子高生。4階で降りると、エレベータ1台に乗りきれなかったお仲間が、待っていた。やばっ!! 狭い法廷を一瞬で埋められちゃう可能性がある。私は、反対方向にある冷水器へ寄らず、これで血がどろどろになって脳卒中で倒れたら、どうしてくれるんだ、とブツクサ言いつつ(笑)、一目散に401号法廷へ。
でも、女子高生たちは来なかった。ほっ。先に座れたならいいじゃん、と言うかもしれないが、団体の傍聴人が見向きもしない簡裁に慣れた私には、窮屈なのはカンベンしてよね、なのだ。法廷内の気温も上がって蒸し蒸しするし。
| 裁判中毒―傍聴歴25年の驚愕秘録 (角川oneテーマ21 B 107) 著者:今井 亮一 |
どうでもいいことを長々書きすぎてしまったので、あとは簡潔にいこう。![]()
弁護人は、簡裁のときと同じで、しかし今日は、ダレた白いTシャツにジーンズに、そしてなんとサンダルだった。法廷でサンダルって、身柄の被告人のほかには、2ちゃんねるの「ひろゆき」と、この弁護人しか見たことないよ! ってときどき下駄で来る私が驚くのもナンだが(笑)。
被告人は、何ともいえない良い水色の(たぶん高いんだろう)、あれはカーディガンというんだろうか…当時の車両も水色だったそうだ。
開廷前に、弁護人が被告人に、当時の状況について少し尋ねてた。私としては、当時の状況及び被告人本人の思いについては、たっぷり時間をかけて徹底的に尋ねておくことが基本中の基本、と考えているのだが、しかしそれは、多くの否認事件を傍聴してきて生じた考えであり、というのは、つまり、それをやってない弁護人がほとんどと思えるからであり、本件の弁護人も、もしかしたらそうだったのか、即断はできない…。
この期日は、警察官2人、測定現認係と記録係、の尋問だった。その係がどんな役割かは、拙著『改訂新版 なんでこれが交通違反なの!?』を山椒もとえ参照。
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改訂新版 なんでこれが交通違反なの!?―警察では教えない126の基礎知識 著者:今井 亮一 |
昔の忍者顔、と私はメモしてる(つまり、ある意味カッコイイのだ。忍者は昔の小学生の憧れだからね)、よく見る検察官が、主尋問。申し訳ないけど、ちょっとだらだら長く感じた。区検の、速度違反事件に慣れた検察官のほうが、手際良い尋問をすることがあるよ。
測定装置は、日本無線のJEM-340、と聞こえた。JEM? そんなのあったっけ。JMAをメモし間違えたのか? マニアの礼田計さんにあとで確認しよう。その写真を、あとでアップできるかも。
※ 2008年6月14日、礼田計さんから画像をいただき、アップ。画像はいずれもストップ側の送受光器。「JEM-340」で間違いないそうだ。
そして次回、日本無線のヨシナガアキオ証人の尋問と、被告人質問を行うことなった。ヨシナガアキオさん! 3月4日に東京簡裁で、続いて3月13日に東京地裁・八王子支部で、傍聴させてもらいましたがな! こんなに短い間隔で1社の証人にお会いできるのも珍しい。ヨシナガさんは知的だし。私は、うれしくって、もうニコニコ。
測定値の否認(だけじゃないけど)が、せっかく東京地裁の法廷に出てきたわけだが、弁護人は、こうした事件は普通に争えば必ず、
「弁護人があれこれ言うことは、一般的な可能性にすぎない。その可能性による誤測定が本件で起こったと疑うに足る事情はない…」
といった論法で退けられることを、わかってるんだろうか。仙台高裁・秋田支部の公訴棄却判決を、読んでるんだろうか。
15時25分閉廷。途中、若い人たちが、来ては出ていき、来ては出ていき。被告人氏名が女性だから来て、何をやってるんだかわからず、出ていったんだろう。速度違反事件は、基礎知識がないと、傍聴しても(とくに途中から傍聴しても)わからないよね~。証人尋問の期日は、被告人が発言する機会は(通常は)ないし。
だから! 『改訂新版 なんでこれが交通違反なの!?』を読んどいてね。『裁判中毒』も読んでから傍聴すると、とても良いレポートを書けて、満点もらえるよ(笑)。
さぁ、明日13日(金)は18時から、日比谷公会堂で、裁判員制度をヤメさせる大集会だ。開会の挨拶を、どういうわけだか! 私がやることになってる、もう逃げられない、どうする!? それまでに、読み切りの漫画原作を1本書けと、催促の電話が入ってるし…。
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