フォト
2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

« 学校をハーレムと勘違いした元総長に懲役実刑 | トップページ | 駐禁ステッカー 出頭すべきか否か »

2008年6月29日 (日)

道路交通法の虚偽報告?

 6月29日(午前8時)付けの産経新聞に、ワタシ向けの記事。

駐車監視員制度3年目 ウソの弁明書横行
 ■ネット指南が助長「トイレに…」「盗まれた」

 渋滞や交通事故の原因となる違法駐車対策を強化するため、民間業者が駐車違反の車を確認するなど、取り締まりに協力する駐車監視員制度が、平成18年6月に導入されてから3年目に入った。取り締まり件数は着実に伸びる一方、摘発を逃れるため虚偽の弁明書を提出するドライバーも後を絶たない。インターネット上では、摘発逃れを“指南”するサイトも目立つ。虚偽の申告で罰金を科されたケースもあり、警視庁では「根拠のない書き込みを信用しないで」と注意を促している。(森浩)
 駐車監視員は、都道府県公安委員会の講習を受けて試験に合格した「みなし公務員」。東京都内では今年4月現在、766人が違法駐車に目を光らせている。
 警視庁駐車対策課によると、東京都内の駐車違反取り締まり件数は、駐車監視員制度が導入された18年6月からの1年間で約75万件。うち44%の違反を駐車監視員が確認。翌19年6月からの1年間では約91万件と増加し、うち54%を駐車監視員が確認した。同課では「駐車対策で重要な位置を占めている」という。
 制度では車の所有者が違反通告を受けた場合、「弁明書」が提出できる。「救急車で運ばれていた」など、やむを得ない理由の場合には違反金を科さないようにするためだ。
 しかし、これまでに提出されている弁明書をみると、「トイレに行っていた」「近くに駐車場がなかった」といった言い訳が大半で、「盗まれていた」など悪質性の高い虚偽の弁明も目立っている。
 虚偽の弁明を見破られ道路交通法違反(虚偽報告)に問われ、罰金を科されるケースもある。昨年5月31日、東京都新宿区内にオートバイを違法駐車した男性(42)の場合がその一例だ。
 駐車違反の標章を張られた男性は、取り締まりの約2時間後に「ナンバープレートが盗まれた」と虚偽の被害届を出し、後日「盗まれたナンバーを付けたオートバイが駐車違反をした」と弁明書を提出した。
 警視庁の調べで虚偽弁明が判明。男性は道路交通法違反の疑いで書類送検され、東京簡裁から罰金10万円の略式命令を言い渡された。虚偽説明で書類送検されたケースはこれまで東京都内で5件あるという。
 こうした虚偽の説明を助長しているとされるのがインターネット。ネット上では「盗まれたことにすれば大丈夫」「ドアを外からロックしてしまったと説明すればよい」という“指南”が絶えない。中には、「この弁明書で罰金を免れた」と、弁明書のコピーがネットオークションで販売されていることもある。警視庁駐車対策課では「虚偽を通さないよう今後も積極的に捜査する」と、“ゴネ得”を許さない方針だ。

P1010807b  どうです、ワタシ向けでしょぉ(笑)。
 この記事、警視庁が記者レクで発表したものか、あるいは特定の記者が特定の警察官から聞いて書いたものか、記事の長さからして後者かな、と想像する。
※ 写真は東京都新宿区内、高層ビル街での確認事務(ニュー駐禁取締り)。運転者が現れる前に早く終えようと、巻き尺での実測を怠る駐車監視員もいるらしい。その意味では、このユニットはマジメだ。べつに迷惑にならない配達のバイクを取り締まるのも、ある意味マジメだ。この制度は、違反の迷惑性は関係ないのだから。

 「弁明」とはどういうものか、についてはFAQと、当ブログの2006年9月20日の記事(読売新聞記事に対するコメント)と、2006年11月30日の記事(警視庁の弁明処理状況)と、をお読みいただくとしてだ、どうもよくわからない。
 「虚偽報告」「虚偽弁明」「虚偽説明」と、3つの言葉が出てくるのは、虚偽の説明による虚偽の弁明は虚偽報告に当たる…そういう関係なのかな、と解することもできるとしても、どうもよくわからない、道路交通法にある「虚偽報告」といえば、確認機関(ニュー駐禁取締りの委託を受けた業者)から公安委員会(実質警察)への報告について(第51条の10第3号)と、特定交通情報提供事業に係る報告について(第109条の3第4項)と、この2つだけじゃないの?
 それ以外、私は知らないので、同法を「虚偽」と「報告」で文字検索してみたが、やっぱりその2つに関する条項しかヒットしない。
 最近、新しい条項が加えられたのか? いや、そんな話は聞こえてきていない。でも、「道路交通法違反の疑いで書類送検」「虚偽説明で書類送検」と、記事にはある。10万円という金額からしても、駐車違反の罰金とは思えない。
 うーむ、どういうことなんだろう、月曜に警視庁へ確認してみようか。

 そういえば、2007年の「行政不服申立事件調」(警察本部長または公安委員会に対する各種不服申立の件数と処理結果がわかる文書)を、警察庁へ開示請求せねば! 3月頃に請求に行って、まだ文書ができてないと言われ、それきりになってたよ!
 2006年のその文書は、このページに
※ 弁明は、道路交通法第51条の4第6項に定められた手続き。不服申立(異議申立または審査請求)は、行政不服審査法による手続き。
※ 表中に「取下」とあるのは、申立を棄却してもしも裁判になったら、さすがの裁判所も警察側を負かさざるを得ないような明白一義的な違法があり、裁決を出す前に、「処分を取り消すから、申立を取り下げてくれ」と警察が言い、申立人は取り下げたと、そういうことではないかと思われる。そういうふうにすれば、統計上は「容認」の数字が減り、行政無謬の格好がつくから。だって、「容認」がそこそこあれば、「おっ、そこそこ勝てる可能性があるんだぁ」と、「当期中の発生事件数」が増える可能性も出てくるし。

交通違反でつかまっても困らない本 (ワニ文庫 P- 147) Book 交通違反でつかまっても困らない本 (ワニ文庫 P- 147)

著者:今井 亮一
販売元:ベストセラーズ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

交通違反でつかまっても困らない本  /今井亮一/〔著〕 [本] 交通違反でつかまっても困らない本 /今井亮一/〔著〕 [本]
販売元:セブンアンドワイ ヤフー店
セブンアンドワイ ヤフー店で詳細を確認する

人気blogランキング ← 6月29日10時10分現在、410で12位~happy02

« 学校をハーレムと勘違いした元総長に懲役実刑 | トップページ | 駐禁ステッカー 出頭すべきか否か »

報道にコメント」カテゴリの記事