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2008年6月 2日 (月)

国民の義務だからシートベルトをってバカですか?

 5月30日付け時事通信の一部、というか記事のつくりとして主要な部分。

「国民の義務果たす」=後部ベルト着用-福田首相
 福田康夫首相は30日夜、改正道交法の施行で6月1日から後部座席シートベルトの着用が義務付けられることについて「わたしも国民の一人ですから。国民としての義務を果たす」と述べ、自ら模範となる姿勢を示した。

 ほんとにそんなことを言ったなら、私としては「この人、バカね」と申し上げざるを得ない。
 後席でもシートベルトを装着するのは、自動車に乗車する者として当たり前。「当たり前田のクラッカー」であって、法律がどうこうじゃない!
 法律で義務づけられたから、国民としての義務だから、装着するって、そもそもの考え方が狂ってる。
 もっといえば、福田首相に(彼が後席に乗車する場合において)そんな義務はない。なぜって、法律は、「ベルトを装着しない者を乗車させて運転してはならない」となっており、後席同乗者には何の義務も課されていないのだ。後席同乗者が「おらベルトしねぇ」と言えば、運転者は、その者を降車させるか、自分が運転をやめるかしなさいと、そういう規定なのだ。

 でもま、大日本国の首相ともあろう者が、そんなバカであるはずがない。
 これは、いろんな機会をとらえて、「国民の一人」「国民としての義務」という言葉をアピールしたかった、浸透させたかったと、ま、そういうことなんだろう。

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 あと、「高齢運転者標識」、いわゆる「もみじマーク」「落ち葉マーク」「枯葉マーク」についてもそうなんだが、「行政処分が1点」「点数1点の行政処分」と報道されてるが、私の立場としては、ちょっと勘弁してほしいと思うの。
 じゃあ、どう表現するかっていうと難しくて、だからそのように報じるのもよくわかるんだけど、でも、点数の登録に行政処分性はなく、点数の登録は行政処分ではないのだ。
 ないのに、行政処分だと思い込んでる人は少なくなくて、そうすると、全国の運転者の方々からご相談等をいただいてる身としては、ややこしいの。たとえば、1~3点の点数が登録されたことをもって、
「過去に行政処分を受けたこと? あるよ」
 と言う人がいたり、
「点数の取消を求めて不服申立をしたい」
 と言う人がいたり。
 そうした思い込みを、今回の報道はさらに強めることになるので、勘弁してほしいと、ま、隅っこでぼそぼそ呟いてるわけ(笑)。
※ 点数の登録は行政処分ではないので、行政不服審査法に基づく不服申立はできません。

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 ところで、AFP(エィジャン・フレンチ・プレス、だっけ?)によると、ドイツで、自転車の酒酔い運転を理由に、自動車の運転免許を取り消す、ということが起こったそうだ。へぇ!

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