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2008年7月30日 (水)

一方は0点だと言い、一方は100点だと言い

7月29日(火)

 右足に包帯を巻いて、下駄で裁判所へ。
 手術のおかげで痛くはないのだが、下手な歩き方をして傷口が開くと、プールへ行けない日が延びるので、そっとそっと…。

clip 13時15分から東京地裁724号法廷(合田悦三裁判官)で、7月8日に第1回を傍聴した「道路交通法違反、業務上過失傷害、私印偽造、同使用の判決。
 合田裁判官がなかなか現れず、13時18分、やっと現れた。合田さんって、いっつも遅くない? たまたま遅い日に当たってるだけかな~。
 懲役1年6月、執行猶予4年、被疑者供述調書の偽造部分を没収。
 13時27分半頃閉廷。

 次のが時間ちょうどに始まってくれれば余裕で間に合う。
 ところが、北側のエレベータが馬鹿で、2分くらい待つことに。
 4階へ降りて401号法廷へ入ったのは13時32分。

clip 13時30分からの「道路交通法違反」(簡裁・刑事1室2係、永瀨進裁判官により移送され、東京地裁・刑事7部、大村陽一裁判官の401号法廷で審理されることになった、制限50キロで光電式30キロ超過の否認)の第4回(?)公判。
 13時32分に入ると、被告人質問の最中だった。2時方向から時計回りに、裁判官、弁護人、検察官、書記官に囲まれて。被告人はたしか30代の、女性。スカートが、かなり素敵なデザインだった。高いんじゃないか。
 弁護人は、茶色いサンダルに、軍隊調の草色の半ズボン(ポケットが少なくとも4つ。あんた何を観察してるの。笑)に、白いTシャツ。Tシャツの背に、鮮やかな色で「07 summer ayumi hamazaki」の文字。

 13時49分から論告。
 超過速度が30キロを割れば、反則手続きを経ずに為された公訴は違法であるところ、本件は超過30キロを割っていたと認められる、というのが弁護人の無罪主張の趣旨。それに対し検察官は、
「(本件測定機はナマの測定値より)2.5パーセントわざわざ遅く出るように設計されている。さらに(小数点以下の)端数を切り捨てるよう設計されている。だから、実際の超過速度は30キロより高かったのだ」
 という趣旨のことを述べた。
 いつだって検察官はそう述べるのだが、どうなんだろう。
 その論法だと、超過29キロを赤キップで処理しても良いことにならない? そりゃならないとしても、測定値としてプリントアウトされたものがすべて、じゃないの?
 求刑は罰金6万円。地方はともかく東京地裁の法廷で求刑6万円って、珍しいよね。こんなスピード違反が簡裁から移送になること自体、珍しい。

 13時57分から弁論。
 笑ってしまった。
 小数点以下を切り捨てるってことは、ナマの速度が79.99999999キロでも公訴棄却だからと、弁護人がやたら細かい数字を言うんだもの。
「ナナジュウキュウテンキュウキュウキュウキュウキュウキュウキュウキュウキュウ…(キロメートル毎時だったと認められる)」
 と。次回判決。14時11分閉廷。

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clip 14時20分から東京簡裁728号法廷(小川利行裁判官)で、7月24日に第1回を傍聴した「占有離脱物横領」(追起訴に「窃盗」が含まれる)の第2回公判。
 この事件は、開廷表の被告人氏名が私の大学時代の友人と同姓同名で、「もしや彼では…いや、まさか」と傍聴しただけであり、しかし彼ではなかったので、もう…なのだが、たまたま時刻のタイミングが良かったので、728号法廷へ行ってみたところ…。
 被告人(56歳)は、前回は「PNB NAITION」と背中に大きな文字が入った、股下までの長さの、一部メッシュ生地の真っ赤なトレーナーのようなものを着ていたが、今回は普通に紺のポロシャツ。やけに、力なく、よろよろしていた。刑務官から「はい、座って、座って」と促されてようやく被告人席に座ったり。
 定刻になっても小川裁判官は審理を始めない。壇上で書類を見てる。はぁ? 何やってんの? …と思ったら、弁護人席に誰もいないのだった。若い弁護人が遅刻してるのだった。14分遅刻…。

 14時46分、被告人質問。
裁判官 「はいじゃ被告人、前へ出て」
 すると被告人は、よろよろと証言台の脇を通り過ぎるではないか。どこ行くんだ!? そして、刑務官に止められ、裁判官から「(証言台のところの椅子に)座っていいですよ」と言われると、よろよろ被告人席へ戻ろうとし…ようやく証言台のところの椅子に座った格好は、左足を11時付近、右足を3時付近に開き、崩れるようにうなだれ…。
弁護人 「体調、大丈夫ですか?」
被告人 「(聴き取れるぎりぎりの小さな声で。以下同) はい」
弁護人 「悪いところは?」
被告人 「ありません」
弁護人 「どうして自転車を取ろうとしたんですか?」
被告人 「ありません」
弁護人 「(自転車を)自分の足にしようと?」
被告人 「いや、べつに、ありません」
 ありゃりゃぁ? ま、弁護人は普通に、反省を言わせ、再犯しないことを誓わせ、終わった。
 14時55分、検察官から。
検察官 「ちゃんと顔、上げなよ! さっきから、べつにとか、反省してんのか? 何をして裁判を受けてるのか、説明してよ!」
被告人 「(上半身を起こし) 悪いことを」
検察官 「何をしたか訊いてるんだよ」
被告人 「自分で悪いことを」
検察官 「だから何を」
被告人 「えっと、セイカツキジュンです (また崩れるようにうなだれ)」
検察官 「何をしたの」
被告人 「悪いこと」
検察官 「だから何を」
被告人 「性格が悪いことですね」
検察官 「性格が悪くてそこにいるの」
被告人 「はい」
検察官 「キミは何をしたの」
被告人 「お、お、悪いことをしてしまったということです」
 前回の甲号証に、保護観察官が「4000人以上みてきたが(この者は特別で、おそろしく)就労意欲がない…」旨言っていた、と傍聴ノートにメモされている。「4000人以上みてきたが」って大げさな、と思ったが…。
 被告人は茶パツ。なんで茶パツなのか…。

 求刑は懲役1年6月。
 弁護人は、「被告人は社会復帰後は直ちに職に就き…このような決意に至った者に再犯のおそれはありません」と最終弁論。
 国選弁護人として定番のことを述べたわけだが、オイオイちょっと待てよ、今日の法廷での被告人を見て、いくら何でもそれはナイだろ、と私は思った。
 一般に(本件での検察官はそんなことなかったが、一般に)裁判って、検察官はあらゆる要素を動員して、事実をネジ曲げて、被告人を悪く言い、弁護人はその逆…つまり、一方は0点だと言い、一方は100点だと言い、判決は50点前後に着地する、という傾向があるように思われるけど、そういうのってちょっと…という思いをまた深くしたのであった。
 判決は7月31日(木)10時。私は傍聴できない。
 15時08分閉廷。

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memo 警視庁で、「JMA-181光電式車両走行速度測定装置取扱説明書(日本無線株式會社作成のもの)」と「JMA-181光電式車両走行速度測定装置点検成績書(製造番号Y961046 点検年月日平成19年7月6日)」の開示を受ける。合計1260円。
 取説の表紙を見て、ありゃ? これはウチの資料庫にあるのでは? となったが、ま、いっか。仮にあるとして、たぶんそれは何年も前にゲットしたもの。新たにゲットしたものと見比べるのも楽しいじゃん、ねぇ。

pen 30日(水)の、13時30分から地裁401号法廷での「器物損壊」(被告人は女性氏名)は、6月11日の記事にあるとおり、“トイレ壊し魔”の事件で、追起訴の予定。「偽計業務妨害」の罪名も加わるかもしれない。どれだけトイレを壊しまくったのか、興味はあるけど、それだけで、締切り原稿あと2本ほったらかして裁判所へ行くわけには…。
 同日15時から高裁410号法廷で、電車内の痴漢で逮捕された当時・郵便局職員(39歳)、の「迷惑防止条例違反」の判決がある。この逮捕は2006年11月26日らしい。てことは真っ向否認の可能性が高い…。
 同日15時30分から地裁409号法廷の「強盗教唆」(新件)は、防衛医大生が闇サイトを通じて…。
 同じく地裁409号法廷の、13時30分からの「器物損壊、業務妨害」(審理)は、パン工場を退職してパンに針を入れたという…。
 嗚呼、そういうのに心を動かされてはイケナイ…。

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