社民党と共産党、偉いっ!
人間に間違いは付きもの。間違ったとわかったとき、非を認めてちゃんと対処できるかどうか、そこでその人間の価値が決まる。
しかし政党は人間じゃないから、どうかなぁ…と思ってたんだが、社民党と共産党、非を認めましたね! 偉いっ!
ま、これは、「非を認めた」んじゃなくて「××を××したのだ」と言われるかもしれないけど、そのへん何であっても、偉いと思うです。
以下は、「裁判員制度の実施に対する社民党の見解」(2008年8月7日/社会民主党内閣・法務部会/部会長 近藤正道)の一部。
施行を目前に控えた現段階において、なお約8割の市民が参加に消極的(06年12月の内閣府調査では裁判員制度への参加に消極的な意見が78・1%、08年1~2月の最高裁調査で82・4%)という現状は、民主主義の前提を欠き、理解・支持のレベルとして、あまりに不十分といわざるを得ない。市民の支持と十分な理解のないまま、制度施行を強行するべきではない。
(中略)
こうした中、本当に09年5月から裁判員制度を実施してよいのか、施行の条件は整っているのか、一度立ち止まり、裁判員制度をとりまく現状と問題点を直視し、実施の延期も含め、場合によっては裁判員法等の改正も視野にいれつつ、慎重に再検討すべきではないかと考える。
日本共産党も、市田忠義書記局長が記者会見でこう語ったという。
こういう主張や現状を無視したまま制度を実施するなら、重大な禍根を残す結果にならざるを得ません。したがって、再検討をして実施の延期を求めるというのが、わが党の立場です。
政党でさえ、そう発表せざるを得ないほど、2009年5月中に施行される「裁判員制度」はヤバイ、そして「実施の延期」は可能、つーことなんだわね。
この機会に、じゃあどんな「国民参加」が良いのか、裁判員が関わるのは「一定の重大事件」じゃなくて、一定の国賠(国家賠償請求訴訟)にするか、あるいは、冤罪だといわれてる過去の事件を、裁判員が見直すところから始めるか、なんて議論が出てきたら良いと思う。
法務省と最高裁が推し進める「裁判員制度」がこのままスタートしたら、どんな「くじ」が何回行われ、国民はそれぞれの日常からどう裁判所へ引き込まれていくのか、具体的なチャート的な原稿を、8月20日発売の『ドライバー』の私の連載「覆面パトは2度サイレンを鳴らす」に書いた。今回は4ページだよ。
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