電車内でブラジャーに手を入れ乳房を触った?
8月20日(水) その2
11時から東京地裁・刑事17部(市川大志裁判官)723号法廷(20席)で、「強制わいせつ」の新件。
高裁の道交法と違い、さすがにこういうのは“人気”で、開廷数分前に19席が埋まった。すぐにぎっしり満席となった。
裁判官 「法廷内、暑いので、適宜上着脱がれてけっこうですよ」
そういうのを聞くのは今年2度目だ。でも、2度とも、裁判官自身は法服を脱がなかった。暖かい空気は上に溜まる。壇上はもっと暑いだろうに。法服の下は、襟元だけワイシャツとネクタイで、あとは裸?
被告人(51歳、犯行時会社員、保釈中)だけが上着を脱いだ。検察官(私が言うところの“お人形美女”)は最初から脱いでた。下は、あれはカットソーというのか、襟が大きく開いた黒いTシャツ。
事件は、つくばエクスプレス内での痴漢。6月26日の朝、パンツのなかに手を差し込み、陰毛を触るなどした、というのだが、なんと、5月上旬から同じ被害女性に対し、ブラジャーのなかに手を入れ乳房を触ったり、パンツのなかに手を入れ陰部を触ったり、被害女性によれば少なくとも10回くらい、被告人によれば7~8回、痴漢行為をし、尾行して声をかけたこともあったのだという。
なぜそれほど執拗に? 被告人は、会社でのイジメのような状態により4月頃からノイローゼ状態だったところ、最初に、被害女性と向き合う形になったとき、被害女性がバッグを持つ手が被告人の「股間」に当たり、その後、そのショッキングピンクのバッグを見ると…というふうなことで、声をかけたのは謝罪のためだったのだという。
なんだソレ? 証人尋問(妻)と被告人質問のやり取りをぜんぶ書き出さないと、なかなか理解し難いだろうと思う。書き出しても、完全にすっきり了解できるわけじゃないと思うが。
私としては、電車のなかでブラジャーに手を入れ乳房を触ることができるのか? 2カ月近くにわたり、同じ車両(2両目だっけ)で? と、どぉ~も妙な気がした。初回以降、被害女性の手が被告人の股間に当たったことはあったかと、検察官は質問してた…。
弁護人(すらっとした美人風)請求の書証の一部について検察官が、確認が取れないので意見は留保としたので、続行し、次回は論告・弁論に続けて判決までやることに。11時56分閉廷。
1階で、霞っ子クラブのユキさんに会い、いっしょに合同庁舎5号館(厚労省など)の地下食堂へ。ユキさんは中華定食A(480円。記事その1の画像)、私は日替わりパスタ、アラビアータとかいうやつ(400円。本記事の画像)。
昨日と今日、続けて中華定食Aを見て、気づいた。ショーウインドウより現物のほうが格段に良いね! 私もそっちにすればよかったと後悔したが、日替わりパスタも旨かったよ。
それから東京地検へ行き、裁判所で来週の地裁の予定をチェック。毒人参さんも来た。我々のそばで、職員に食いついてるオッサンがいた。公務員に対し難癖つけてからむ、理屈っぽいオッサンがときどきいるが、ま、その種のからみに思えたよ。窓口業務ってのは大変ですね。口出しすればもっとややこしくなること必至、黙って見てた…。
それから3人で、お茶でもしようかと付近某所へ。なんと、あちこちの法廷でよくお会いする某氏にばったり。4人で歓談。裁判ネタの歓談は楽しいな~。
ユキさんの個人ブログ http://tk84.cocolog-nifty.com/
毒人参さんの個人ブログ http://kasumikkodoku.blog43.fc2.com/
やがて某氏が所用で去り、毒人参さんが去り、さらにしばらくユキさんと歓談。ユキさんも私と同様、検察官や弁護人に短い“あだ名”をつけるそうだ。そうやって記憶しないと、「あの裁判のときの弁護人だ」とかすぐに出てこないから。
私がつけるあだ名は、ユキさんに話したもののほかに、「首無し忍者」「ぽっちゃり中年」「キャバ娘」「カチューシャおばさん」「短髪日焼け」等々。首無し忍者…あぁ、あの検察官か、と思い浮かぶ。私は何と呼ばれてるかな。ひゃ~(笑)。
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