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2008年9月24日 (水)

ホストクラブで気前よく

 10時から東京地裁で、<<6月24日午後8時35分ごろ、電車内で携帯電話からインターネット掲示板「2ちゃんねる」に「毎日に疲れたから車で突撃する。第二の秋葉原といわれる中野にする」と書き込>>んだという22歳「フリーター」の第1回公判があった。
 どんな雰囲気の人物なのか、情状証人はどう証言するのか、被告人は今後もいわゆる匿名掲示板に書き込み続けると言うのか言わないのか、興味はあった。
 が…待て待て今井君、キミは何者か、どこから来てどこへ往くのか、はい、私は交通違反バカ一代です、交通違反から来て交通違反へ往くのです…。

 そこで、午前の傍聴はパス。Nシステム訴訟の陳述書を書き、仕事のメール数本に珍しく素早く返信し、警視庁と京都府警へ“信号無視オービス”等のことで架電する等して過ごした。
 片付いた机の上で、てきぱき事務をこなすと、有能な会社員になったような気がしてくる。いいねっ! なので、傍聴レポートもチョー簡潔にいくよ!

clip 13時10分から東京高裁720号法廷(田中康郎裁判長)で「窃盗」の判決。
 被告人(身柄、拘置所)は、たぶん20代。詐欺か窃盗で昨年暮れに懲役1年6月、保護観察付き執行猶予3年を受けて、今年3月、ブックオフに売却してカネを手に入れるために府中市内の書店で、DVD2枚、1万5600円相当を万引き。
 懲役8月(未決20日算入)の実刑は重すぎて不当、再度の猶予をと控訴したが、控訴棄却、当審における未決40日算入
 1年6月+8月-20日-40日=2年、の刑期で下獄するわけだ。
 上訴権の告知が、やたら詳しく長かった。上訴および上訴権の告知については、いずれどこかに書くことになるかも。そのときはこの言い渡しを例に挙げよう。

clip 13時30分から、東京地裁・民事2部(岩井伸晃裁判長)522号法廷で、「運転免許停止処分取消等」の第1回弁論。本人訴訟。
 次回、被告は原告の準備書面(1)に対し、原告は被告の答弁書に対し、反論等あれば出すということで、続行

clip 14時00分から地裁719号法廷(角田正紀裁判官。角は下の部分が用、紀は右側が巳)で、8月27日に第1回を、9月11日に第2回を傍聴した「強制わいせつ」の判決。懲役2年、執行猶予4年
 裁判官はわざわざ、こんな言い方をした。
「被告人を懲役2年に処する。基本的には懲役2年ということです。………ただし、この裁判確定の日から4年間、その刑の執行を猶予する」
 その言い方、および猶予が4年というのは、第1回のあのやり取りが影響したんだろうか。
 14時03分にぞろぞろ人が来て、20席の傍聴席は17席まで埋まった。
 14時04分閉廷。

clip いったん傍聴人がいなくなったのち、同じ719号法廷で14時20分から「建造物侵入・窃盗」の判決。被告人は感染症に罹患しているおそれがあるということで、またマスクをもらう。わお。

 20分までだいぶ時間がある。外の開廷表をメモしに出て、ついでにちらっとそばの高裁720号法廷を見ると、覗き窓の蓋の隙間から明かりが漏れてた。あれ? ここは14時から「詐欺」か何の判決だったはずだが、言い渡しがまだ続いてるのか?
 覗き窓の蓋を開けて見ると、傍聴席で年配女性が激しく泣いていた。ええっ、逆転無罪!? 思わずドアを開けて入ると、そろそろ言い渡しが終わるところ。懲役2年6月、執行猶予4年、と聞こえた。は~、原判決を破棄して、執行猶予を付けたのかな。だからその女性は感激して泣いているのかな。
 すぐに終わり、立ち上がって去る裁判官らに女性は、「ありがとうございましたっ」と心を込めて、泣き声で頭を下げていた。

 719号法廷へ戻り、「建造物侵入・窃盗」の判決。懲役3年、未決60日算入
 事務所荒らし3件で、被害総額は270万円を超えるんだそうだ。
 3件のうち2件の共犯者の姓が被告人(身柄、拘置所)と同じ、と思ったら、それは息子。被告人が犯行に引き込んだのだという。

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clip 時間がちょうど続くので、この報道の犯人はどんな女性なのか見てみたい、と15時00分から地裁402号法廷(石井俊和裁判官)で、「業務上横領・業務上横領」(←開廷表ではそうなってた)の判決。
 被告人(身柄、拘置所)は、かなりおデブなオバサンだった。
 被告人が成年後見人となった被害男性は、被告人の実兄なのだという。
 横領総額は約9400万円で、被告人はホストクラブに通って気前よくチップを渡したりもしていたんだという。裁判官がこう言っていた。
「その蕩尽(とうじん)ぶりは、カネを使うだけの快感に支配されたかのような…」
 重傷で知的障害も生じて寝たきりの実兄の口座へ、1000万円単位の保険金がざくざく入り、何かが狂ってしまったのだろうか。
 実兄は、本来なら生涯にわたり十全の介護を受けられるはずだったのに、被告人が蕩尽しまくったことにより、現在入居中の施設への支払いも早晩支障が出そうなのだという。
 前科・前歴なしだが、懲役4年6月、未決50日算入

 被告人の実兄は、ひき逃げのせいで重大な後遺障害を負い、頼みの綱の保険金を妹に蕩尽され…あまりにも…。

clip 今日はこれで最後と、15時15分から高裁506号法廷(中山隆夫裁判長)で「窃盗未遂」の判決。もしや電車内でのスリ未遂の否認だったら、と。
 2006年6月に、窃盗(下着盗)と器物損壊で懲役2年、保護観察付き執行猶予4年の判決を受けての、2008年3月の車上狙い、の未遂。定職に就かず、両親から1日1200円をもらい、オートレースにふける日々だったらしい。身柄、拘置所。
 原審の懲役6月は重すぎて不当、罰金刑にすることを求める(罰金刑なら執行猶予の必要的取消から逃れられる)、との主張だったが、控訴棄却、未決60日算入

cat 来週の地裁刑事の予定をチェックしてから、警視庁へ。
 その帰り、新宿駅西口の地下を歩いてたら、雑踏のなかに鮮やかな黄緑色の、なんつーの巾着袋がぽろんと落ちてた。あらら、若い女の子が落としたんだな。
 気にせず通り過ぎてから、ふと足を止めた。ふり返ると、大勢の人たちが行き交うなかに、巾着袋はまだあった。
 こういう混雑した場所には、占有離脱物(落とし物)狙いがいるらしい。ここで通り過ぎるのは、被害(予定)品を放置して犯罪を待つことになるのか? それは違う? えぇい、めんどくせぇ、俺が届けてやらぁ! と戻って拾い、新宿警察署・西口交番へ。
 拾得物の手続きに10分ほどかかる間、警察官たちの仕事をなにげに眺めることに。さすが西口交番、いろんな人がやってくるんだねぇ。警察官たちは、重そうな防護衣のポケットにいろんなもの詰め込んで…。こりゃたいへんだ~。

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