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2008年9月27日 (土)

白バイ警察官の証言に「ウソつけやオイ(笑)」と

9月26日(金)

 今日は10時から、東京簡裁の534号と728号法廷に「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反」の新件が入ってる。来週も1件、入ってる。う~む、ホームレスを使ってのピンクビラ貼りを、どこか特定の地域で一斉に検挙したとか?
 興味は湧いてくるが、いやいや、それを言ってちゃキリがない…。

clip 11時40分から簡裁534号法廷で、どうにも気になる「公然わいせつの第2回公判。求刑は罰金15万円。
 直ちに判決、満つるまで算入、かと思いきや、次回判決。

restaurant 地下へ降りると、50人は下らないだろう、主にご婦人方がざわざわいて、「コンビニがあるのね」「本屋もあるわよ」とか言いながら、ぞろぞろ食堂へ入っていった。引率担当らしき男性が、「お弁当を用意してます」とか言ってた。
 食堂の500円の弁当かな。あれは持ち帰って職場で食べてもいいが、食堂でお茶やセルフサービスの漬け物2種と食べてもいい。けっこうイケるんだよね~。でも、あの人数が一斉に漬け物のテーブルへ殺到したら、たいへんなことになるな~。
 どういう団体なのか、列の最後のご婦人に尋ねてみた。中学校のPTAだとか。
 私は藪伊豆で、かけそば大盛り290円。

sign03 13時20分から地裁710号法廷で、「承諾殺人」(タスポ殺人)の判決。

第二百二条  人を教唆し若しくは幇助して自殺させ、又は人をその嘱託を受け若しくはその承諾を得て殺した者は、六月以上七年以下の懲役又は禁錮に処する。

 外の廊下でたまたま話した長身のお年寄り、どうも見覚えがあると思ったら、なんと…!

clip 710号法廷は13時15分から「恐喝」の判決。登石郁郎裁判官。
 服役前科から20年近く経過しての、短期間での同種犯行(喝取した金員は3万円、1万5000円)で、懲役1年4月、未決40日算入。

clip 13時20分、市川太志裁判官に交代。
 9月11日に第1回を、9月16日に第2回を傍聴した「承諾殺人」、の判決。

裁判官 「主文。被告人を懲役3年に処する…」
 あぁ、ギリギリ執行猶予か…。
裁判官 「…未決勾留日数中20日をその刑に算入する」
 算入したうえで執行猶予ってこともある…。
 だが、主文は以上。実刑だった。
 死を希望したのは被告人のみ、死を決意した原因は被告人のみのもの、と捜査段階での調書および被告人の法廷供述等からは認めることができるので、実刑が相当、との趣旨だった。
 あの被告人が、取調室や法廷で、どこまで真実や内心を(相手が紙に書ける形で)語れるのか、という問題に、いちいち引っかかるようでは、大量の事件を処理していけない(=国家の威信、秩序によろしくない)んだなと、傍聴を重ねて感じるようになった。
 上訴権を告知するとき、裁判官は若干ニコニコしてた。その意図は?

 もちろん、被告人にとって、執行猶予がつけばいいってもんでも必ずしもないんだろう、とは思う…。

clip 13時30分から簡裁・刑事1室1係(虎井寧夫裁判官)826号法廷で、「労働安全衛生法違反・業務上過失致死」という珍しい罪名の新件。傍聴席には、関係者らしき男性たちが数人。
 「労務安全情報センター」というサイトの「違反処罰の情報」の中で、以下のように掲載されている事件だ。

羽田空港の作業員3人死傷:工場火災、業者を書類送検-大田労基署(東京)
 羽田空港(大田区)の機体整備工場で昨年8月30日、作業員3人が死傷した火災で、大田労働基準監督署は6日、三重県伊勢市の電気設備工事会社「神電エンジニアリング」と同社関東事業所の部長(58)、現場指揮者(45)を労働安全衛生法(火災防止措置義務)違反容疑で東京地検に書類送検した。
 調べでは、同社は日本航空から発電機のベアリング交換作業を請け負ったが、金属洗浄用のホワイトガソリンで部品を洗浄する際、換気などの措置をせず作業用電気コンロの熱で引火させた疑い。この火災で男性従業員(当時26歳)が全身やけどで死亡し、現場指揮者と別の従業員(37)もやけどを負った。(毎日新聞)

 「昨年」とあるのは2006年。その「現場指揮者」が今回の被告人かな…。
 弁護人席には3人いて(全員が弁護士か未確認)、被告人は同僚の死に大きな悲しみを抱いているが、会社で監督者として何らの教育も受けておらず、被告人が本件作業を行わせたわけでもなく、被告人は単に現場の一労働者であったにすぎない、と無罪主張。
 検察官は、東京地裁への移送の職権発動を求め、10分ほどで閉廷。

 これ、なぜか阿曽山大噴火さんは来なかった。舞台があったのかな

snail 今日はここまでで帰り、締切り原稿を…の予定だったのに、なんたることか、地裁民事の行政部の開廷表に「運転免許証更新処分一部取消等」を見つけ、それはべつにそう珍しくはないのだが、14時~16時、「証拠調(本人・証人)」だった。
 はは~、2時間取ってるってことは、
  1、取締りを受けたが否認
  2、不起訴
  3、免許更新時に優良運転者とされず
  4、3年免許の更新処分か何かを取り消せと提訴
  5、じゃあ取締りの警察官を尋問しましょう
  6、警察官は、取締りは適正で違反は事実と証言
  7、したがって点数登録にも処分にも違法はなく、よって請求棄却
 の6番目のステップを今日やるんだな? 何の違反だろう、警察官の証言を聞くのは大いに参考になる…でも締切りが…。

 と悩んでるところへ、某弁護士さんから電話あり。できれば急ぎ面談をとなり、その弁護士さんは16時からの事件で裁判所へ来るというので、もうしょーがない(内心うきうき?)14時からのを傍聴することに。

clip 14時から地裁・民事38部(杉原則彦・松下貴彦・島田尚人裁判官)705号法廷で、「運転免許証更新処分一部取消等」の証拠調(本人・証人)。
 代理人弁護士はいるけれども、原告自身も弁護士なのだった。
 被告は東京都で、被告席には指定代理人が5人。うち1人は、この種の事件でよく見る、なんつーか表情豊かな島貫さんだった。
 証人は、2006年4月7日の本件取締り当時、第三方面交通機動隊で白バイ乗務員をしていたニシヤマヤスノリ警察官(階級不明)。ま~、この人ってば、早口で大きな声で、きっぱりハッキリ言い切るの何の。基本的にこういうものは「警察官と運転者とで水掛け論になったら警察官の勝ち」であるところ、安心して警察官の勝ちにできるタイプ、といえるかな。
 原告は、「ウソつけやオイ」と笑って呟いてたけど(笑)。

 取締りの現場は、環状8号線、世田谷区砧(きぬた)の、三本杉陸橋から下ってくるところ。「スエヒロ」(そう聞こえた)の駐車場(営業してない)に白バイ警察官が6人溜まり、車線変更(黄線)や携帯電話使用やベルト違反を現認して駐車場へ引き込み、キップを切る、という待ち伏せ取締りを、少なくとも当時は、しょっちゅうやってたらしい。あそこは、事故発生率が高く、危険性も高い場所だそうなんで、運転者のみなさん、気をつけてね。
 本件で問題となってる違反は、車線変更禁止の黄色いラインが終わる前に進路変更した、というもの。

 証人尋問に続けて本人尋問もやり、15時34分閉廷。まだ時間がある…。

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clip 高裁410号法廷(中川武隆裁判長)で「道路交通法違反」の判決。
 被告人は、見た目80歳前後のお爺ちゃん(在宅)。
 2002年、免停中の無免許運転&事故で罰金刑。免許取消。
 2003年、無免許&事故で罰金刑。
 2007年2月、無免許で懲役4月、執行猶予2年。と聞こえた。
 2007年7月、本件無免許(山梨県内)。
 原判決は懲役4月。量刑不当で控訴。
 判決は、原判決破棄、懲役6月、保護観察付き執行猶予4年。

sign03 それから、裁判所内で某弁護士さんと面談。関係資料としてある判決書きを見せてもらい、その判決は知りませんでした! と地下のコンビニでコピーさせてもらう。
 帰りの電車内で読み、仰天! うわぁ、いずれそうなるんだろうとは想像してたけど、まさか、こりゃひどすぎ! 世の中、動いてるんだねぇ。興味が湧いたとか言って寄り道、道草してられない。やっぱり私は交通違反に集中しなければ! つかその前に締切り原稿を書かねば(泣)。

 ちなみに、交通違反・事故の裁判ではほとんど感じないが、その他の裁判(おそらく、とくに裁判員制度の対象となる事件の裁判)を、じっくり傍聴するためには、人格障害、広汎性発達障害についての知識が、近頃は必須のような気がするんだけど、どうだろう。
 どうも、何が原因なのか、社会全体に、そうした障害傾向の人、乃至そうした障害の特徴とダブる人格・性向の人が増えており、そのことが法廷にも現れてきているのではないか…という漠然とした印象は当たってるのか外れてるのか。

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