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2008年9月 8日 (月)

作務衣から刺青

9月8日(月) その1

 今日はカラッと良い天気だったね~。
 東京簡裁は月曜は開廷がないので、本来月曜は私は休みのはずなのに、また裁判所へ…。

clip 11時から東京高裁・刑事9部(原田國男裁判長)805号法廷で、「公用文書毀棄」の控訴審第1回。
 高裁の広い法廷に、10時55分の時点で傍聴人は私1人。こういうのがいいよぅ。
 被告人(身柄、拘置所。41歳)は、良さげな作務衣(さむえ)を着て(よく似合う)、目付きも身のこなしもヤクザ風…と思ったら、作務衣の後ろ襟の下に、薄紺色の刺青が見えた。ただし両手の小指は全部分あり。

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 被告人質問の内容によれば、おおよそ、どうもこんなふうな事件らしかった。
 足がよろけて倒れたとき、ガラスを割った。「被害者」と言われる人物とは被告人は仲が良く、告訴状や被害届という話にはならなかった(器物損壊は親告罪。刑法264条)。それなのに警察は逮捕、逮捕、逮捕と言い、パトで警察へ連行。調べ室で弁解録取書(弁録)を取ることになった。テーブルの正面に警察官。被告人はテーブルに対し、体を右に開き、右手を下にしていた。警察官がおかしな弁録を取ろうとするので、ヤメさせようと、左手で弁録の紙を引っぱった。警察官は被告人の手を叩こうとし、被告人はとっさに、弁録ごと左手をテーブルの下へ入れた。警察官は回り込んできて、被告人の右側からテーブルの下の紙を引っぱった。すると紙が破れた。警察官は「公用文書毀棄だ、逮捕だ」とわめいた。被告人は「自分で破いたんじゃないかよ」と…。

 被告人がどう引っ張って、どういう形でテーブルの下に入ったのか、裁判所にはそこが重要らしく、被告人が実演。
 しかし、ご存じのとおり証言台には、あれはなんつーの、低い衝立(ついたて)のようなものが付いてる。
裁判長 「そこじゃ見えないんだよね」
 それで裁判官3人が、壇上に立って見下ろした。黒い法服の3人が審理の途中にぬっと起立するって、なんか異様。私ゃおかしくって。
裁判長 「うーん、見えないんだよな~。面倒だ、そっち行くか」
 それで3人とも法壇から降り、被告人を囲んだ。

 被告人は、検察が証拠物として出してきた破かれた弁録は、実際に破れた弁録ではなく警察が捏造したもんだと思う、旨言っていた。

 うーん、私は原審(さいたま地裁・越谷支部)をぜんぜん見てないし、記録も読んでないけど、今日の被告人質問を傍聴した限りでは、どうして弁録が破けたかという点については被告人の説明に説得力があったと思う。実際そんなことがあっても、ちっとも不思議ではないと、過去にずいぶん取調べを受けてきた私としては思う。
 それ以外の部分に、表面的には矛楯する点があるように思えた。
 ま、一般原則からすれば、水掛け論になれば警察の勝ちだし、被告人側の表面的な矛楯は許されず、捏造など論外なわけで、控訴棄却かな~。もちろん、控訴棄却=一般原則に従った、とは言えないわけだが、どうなるのかな~。
 11時33分閉廷。次回判決。
 控訴したってことは、累犯前科があったりして、原審は実刑判決だったのか。身柄ってことは、そうなんだろうなぁ。こうなったら判決も傍聴しなければ。←こうして裁判所へ通う日が増えるわけだ。困った…。

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clip 上記傍聴中、またペンのインクが切れ、つい先日2本買った替え芯の2本目と交換。厚労省の地下の常時3割引の文具店へ行って3本買い、ついでに食事も…。
 と思ったが、新しいインクはまだ数日は保つだろうと、裁判所地下の食堂へ。
 今日で3回目のA定食。今日も460円だった。今日は野菜の五目煮だっけ、そんなの。満足…ではあるのだが、トレイの上を見渡せば、肉は欠片(かけら)ほど。野菜ばっかなんだよね。独身独り暮らしの諸氏には、ありがたいんだろうけど、毎朝“野菜責め定食”の私には…。いやいや、毎昼これを食べれば少しは痩せる?

 同じ定食を先に食べ終えた阿曽山大噴火さんから、言われてしまった。
「今井さん、月曜も来るんですね(笑)」
「そうなんだよぅ(泣)」

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