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2008年10月 9日 (木)

Nシステムは違憲とドイツの裁判所で?

 10時から東京高裁・民事2部(大橋寛明・辻次郎・石栗正子裁判官)822号法廷で、「第2次Nシステム訴訟」の控訴審、の3回目だっけ?
 7月3日に結審して、判決は9月25日、の予定だったのだが、櫻井光政弁護士(代理人であり原告の1人)から聞いて私が理解したところによれば…。

P1020334  ドイツの憲法裁判所で、ドイツのNシステムは違憲であるという判決が出た。ドイツのNシステムは、日本と全く違って、法律に基づき運用されていたところ(ぎょっ! マジっすか!?)、その法律が不備だということで、違憲とされたんだそうだ。
 この判決を踏まえての主張をしたいので、職権で弁論を再開してほしい、と櫻井さんが裁判所(その時点での裁判長は寺田逸郎さん)に求めたところ、聞き容れられた。うわお!
 それで、9月25日の期日は取り消し、本日10月9日、弁論再開となったわけ。

 というわけで、今日の期日は、こっち(控訴人側)が準備書面を2通陳述、国(被控訴人側)が反論の準備書面を陳述し、1月29日(木)13時10分、判決となった。

 国側(つまり警察側)の準備書面を私はまだ読んでないが(ひぃ~)、
「ドイツは法律が悪かった。日本のNシステムは法律がないから大丈夫なのだ」
 というふうな、イカニモ~(笑)なことも書かれているらしい。じつに日本的…その正体は“警察性善説”、“行政性善説”…年金問題や汚染米なんてのも、底にあるのは同じものじゃないか。
 都道府県には「住民訴訟」というのがある。国にも「国民訴訟」があれば、ずいぶん変わる、つか日本国はひっくり返っちゃうんじゃないかと思う。←その説明は、またの機会に。

 なんとか書き上げた私(原告の1人)の陳述書は、証拠ではなく事実上の何かとして裁判所に渡ったそうだ。
 その陳述書の結びの部分はこうだ。

 監視は、諸刃の剣といえます。その剣をふるう者が、「正の側の刃だけを使う」と言うのを鵜呑みにして、邪の側の刃の存在を忘れる、というわけにはいきません。邪の側の刃が確かにあることを認め、その刃を使った者は厳しく処罰される、という仕組みがないまま、諸刃の剣をふるう(ふるわせる)ことは、社会にとって非常に危険と思います。

 櫻井弁護士の話を聞いて、私はすぐに刑事裁判の傍聴へ。
 今日は10時から、是非傍聴したいのが3件あったのだ…。

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 めちゃめちゃ忙しいので、以下簡単に。

clip 地裁で「名誉毀損」の新件。20年前に勤務していた会社で“ストーカー的なこと”を注意された(被告人は注意されてないと言う)のを恨みに思い、近年になって(?)嫌がらせのFAXを会社へ大量に送りつけ、その中の「××は警察に賄賂を渡している」とかいう部分が名誉毀損に当たる、というふうな事件、途中から聴き取れたところによれば。
 「公然性の立証が不十分」だと無罪主張。次回判決。

clip 11時30分から高裁で判決を連続3件。「常習累犯窃盗」が2つと「暴行」。
 2つ目の「常習累犯窃盗」の被告人は、だいぶんにお年寄りで、前刑の出所後、空き缶を売って何とか食っていたが、寒さをしのぐため毛布が欲しくなり、駐車場内の無施錠の倉庫から毛布か何か(よく聴き取れなかった)を1枚窃取したんだという…。
 3人とも、起立のとき両体側におく手が、服役経験をうかがわせる形で…。

restaurant 地下の食堂でA定食、野菜のそぼろ餡かけ、だっけ、460円。満足。

memo 空いた時間に警察庁へ。玄関先で、知ってる人と目が合った、と思ったらそれは裁判官だった(と思う)。たしか、高裁410号法廷でレーダ事件を傍聴したときの裁判長じゃなかったかな。会釈さえせず失礼しました。法服を脱いだ裁判官を日の光の下で見ると、なんか異世界に迷い込んだような不思議なものを感じてしまって…。

clip 13時20分から、山口雅髙裁判官の法廷で、「道路交通法違反」の判決。
 無免許の常習。懲役5月、執行猶予3年、訴訟費用負担。
 2分ほどの言い渡しなのに、“山口味”ばりばり。

clip 13時30分から、9月30日に傍聴した「道路交通法違反等」(無免許、無車検、無保険)の判決。
 懲役前科は古いから執行猶予が付くだろうけど、実刑でもいいんじゃないか、と前回思ったが、やっぱり、懲役1年、執行猶予5年、保護観察付きだった。

clip 13時40分から同じ法廷で、9月1日に第1回を傍聴して、その後傍聴してなかった「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律違反」(池袋で17歳児童を買春)の判決。
 同種猶予前科ありなので、懲役1年2月、未決20日算入。保釈は取り消され…。

clip 時間が続いてるので14時00分から、高裁のほうで「業務上過失傷害」の判決。
 急制動が間に合わず自転車に衝突したのではなく、停止したところに自転車が突っ込んできた、という争い。控訴棄却。
 そういうケースは多い。こう言っちゃ何だが、本当に自転車のほうが突っ込んできたなら、最初からそれで調書等を完全に固めておく必要がある。そうやって不起訴で終わればラッキー。起訴されたらもう助からない。

train 10月6日の記事のコメント欄にある控訴審、の法廷へ行って覗き窓から覗いてみたら、けっこう傍聴人がいた。白いカバーの記者席(だと思う)もけっこうあった。たくさん傍聴してる話題の事件なら、私はべつにいいや、と帰ることに。と思ったら某ニュース番組から電話があり…。

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