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2008年10月 5日 (日)

無罪は誤判 なぜならオービスは絶対だから

10月2日(木) その2

081002_16100001 川崎支部の続き…。
 14時45分から、9月4日にたぶん第3回目かそのくらいの、警察官への反対尋問を傍聴した「道路交通法違反、の次の公判。
 本日は、オービスⅢLjの製造・販売メーカー、東京航空計器の、定期点検担当社員、スギオサムさんとエビサワシンヤさんの証人尋問。16時45分までの予定。
 思い切って出てきて良かった!
 検察官(歌舞伎役者のような良い男)の主尋問が、「定期点検成績書」の真正立証のためだけの、ほんとにもう形ばかりの尋問で、エビサワ証人につき9分、スギ証人につき6分で終わった。簡潔なのは大好き!

 弁護人による反対尋問からは、これまで(私には)不明だったことがいくつかわかった。ありがてぇん。
 また、証人らが答えられず、弁護人に問い直すシーンが何度もあった。過去に問われたことのない、考えてもみなかった観点からの尋問だったから、と見えた。

 面白かったのは、1992年の大阪高裁のオービス無罪判決について、スギ証人が要旨こんなふうなことを述べたことだ。
「正確には知らないが、兵庫県のオービスの事件と聞いている。こういう裁判の証人出廷するようになって、自分なりに調べたみた。その当時、裁判に出た方は社に在籍しておらず、自分なりにインターネットで簡単に調べたことはある」
 へぇ~。
 「その当時、裁判に出た方」とは、佐瀬攻さんだ。懐かし~。もう退職したんだ~。そしてモリナリショウジさんに引き継がれたわけだね。モリナリさんのあとはスギさんになるのかな?
 日本で最初で最後のオービス裁判漫画、『交通被告人 前へ!!』のメーカー社員のモデルは佐瀬さんだ。実物とは体型がだいぶ違うけど。

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 弁護人 「(大阪高裁の無罪判決について) 会社から説明を受けたことはありますか?」
スギ証人 「ありません」
弁護人 「その裁判により、この点を改良したとか、聞いたことはありますか?」
スギ証人 「ありません」
 そうなのだ、東京航空計器は、あの無罪判決(=自社の商品が無辜(むこ)に刑罰を科そうとしたという衝撃の事実)に対し、「あれは誤判だ。なぜなら我が社の商品は絶対だから」との立場をとり、ゆえに、何の検討もしてないのだと、佐瀬さんかモリナリさんが別の裁判で、薄笑いを浮かべて証言してたもん。

 証人尋問は15時45分に終わった。
 これは素晴らしいと思う。オービスに限らず、速度測定装置の信頼性を争うときは、「こんな誤測定の可能性もあるんじゃないか」「こんなのはどうか」と長々尋問しても、「その可能性もこの可能性もない」とメーカー社員は否定し、裁判所は有罪の理由を拾うだけ、になってしまうのだ。それよりは、仮に定期点検で正常だとしても、その後の個々の測定値が必ず正しいとは言えない、等々の、当たり前のことを簡潔に確認していくのがベストだと、私は思う。

 片道1時間半以上かけて、川崎まで出てきて良かったな~。

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オービス(オービスⅢ)」カテゴリの記事

コメント

秦野 様
民事が中心ですか~。そういう方は珍しいですよね。「司法改革」とやらで民事のほうがどうなってるか、私はほとんど知りません。いろいろ教えてくださいね~。
※「期待液体」、気に入りました。私が使うなら「期待液体ハマちゃん合体」(『釣りバカ日誌』参照)になっちゃいますか、わはは。

横浜地裁川崎支部の地で、今井亮一さんに、再びお逢いできました、川崎市に、隣接する地域の街に住む、秦野と申します。私の職業は、夜勤が、主体。仮眠が、取れなかった日・体調が思わしくない日は、自宅近くの、横浜地裁川崎支部に、おいて、傍聴する時もあります。あの交通裁判の、裁判官さん・検察官さん・弁護人さんの、法曹三者、いづれも、良かったですね。静岡地裁浜松支部(美しい新庁舎が竣工。司法サービスの、充実に期待液体!)みたいに、入り口に、「弁護人の名前・国選私選種別」も、表示されれば、いいのに…。(いや、首都圏のA庁クラスの裁判所では、無理ですよね。裁判とは、当事者の人生をも、左右する、極めて重要な、国家行為なのに、首都圏では、興味本位・不真面目な、傍聴人も、ともすればいます。私は、裁判に畏れを抱き傍聴しています。)さて、私の傍聴は、民事が中心です。一連の司法改革では、まず、民事訴訟が、うまくゆきつつあります。1.労働審判制度・2.五菱会ヤみ金訴訟最高裁判決が、その例です。そして、来年から裁判員制度(⇒おっとっと、今井亮一と、意見が、合いません。私は、今井さんとの、出逢いを大切にしたいです。議論フッカケル事、戒めたい。第一、私に、似合いません。みんなが、仲良くなれる、世の中、私は、いつも望んでいますきっといつか、来る筈。その為には、民事裁判での、和解手続きの、充実さが肝要です。)というわけで、私、秦野は、一度だけの短い人生において、今井さんとの、出逢いも、大切にしたいです。いつかどこかで、また、今井亮一さんと、お会いできること、お待ち致しております。私は、低学歴。乱筆乱文、ゴメンナサイ!まるで、自己破産手続き同様、今井さん!免責してチョ!

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