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2008年10月10日 (金)

ニセ標識騒動が語るもの

 昨日電話があったというのは、このことだ。
 以下、9月10日付け毎日新聞。

<偽「止まれ」標識>気付かず5人に反則切符 愛知県警
 愛知県安城市の市道丁字路に偽の一時停止の標識が設置され、県警が一時停止違反で、自動車の運転手5人に反則切符を誤って交付していたことが分かった。標識は約3カ月前に何者かによって無断で設置されたとみられ、安城署は道路交通法違反(禁止行為)容疑で捜査を始めた。
 同署によると、現場は同市横山町の住宅街。偽の「止まれ」の標識は一方通行の標識があった支柱(高さ約2.6メートル)に取り付けられ、見た目は本物そっくりで、別の場所から本物を持ってきた可能性もあるという。一方通行の標識は、近くの進入禁止の標識の支柱につけ替えられていた。
 同署員が9月28日~10月4日、5人に違反点数2点と罰金7000円の反則切符を切ったが、このうち1人が同署に「分かりにくいので道路に『止まれ』と書いてほしい」と要望。同署が調べたところ、現場は県公安委員会が一時停止を決めていない場所であることが判明した。
 同署は「あまりにもそっくりな標識で、うかつだった。5人の方々には謝罪と反則金の返還をしたい」と話している。【桜井平】

 ま~、これについては、過去の関連報道や、関係する文書を出すこともできるが、根本は、標識(=交通規制。以下同)とはそもそも何なのか、ということなんだろうと思う。
 標識は、交通安全のため、事故防止のためと、なんとなく思われてるけど、実質は、標識が正しいかどうかは、公安委員会がその規制を決定したという形があるかどうかの違いでしかないっていうか、交通安全、事故防止の観点からは、標識があれば従わなきゃいけないってもんでも必ずしもないし、標識がなければ突っ込んでいいってもんでもないし、結局、確かに言えるのは、標識は交通取締りの理由になるってことだけだよね、と。
 そういうおかしさが、こういう形で顕現したってことなんじゃなかろうか。

道路交通法第76条第1項  何人も、信号機若しくは道路標識等又はこれらに類似する工作物若しくは物件をみだりに設置してはならない。

第118条第1項  次の各号のいずれかに該当する者は、六月以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。

第6号  七十六条(禁止行為)第一項又は第二項の規定に違反した者

P1020769 ちなみに、テレビのニュース等では、「ここは一方通行の道路です」と言ってたが、その一方通行の標識板の上に、白地に斜め青線が入った小さな標識があった(画像参照)。
 あれは、多くの運転者はご存じのように、本標識(本件では一方通行の標識)が表示する規制の終わりを示す補助標識だ。
 したがって、その場所から先は一方通行ではない。もちろん、レポーター氏らは「この先も一方通行です」とまでは言ってなかったものの…。

※ それにしても、この画像の標識群から、この道路の規制がどんなか、直ちにわかる運転者はどれくらいいるんだろう。
 私? 私は標識群の下に立って腕組みし、数分考えてみないと(笑)。
 そういう標識は、道路交通法施行令第1条の2に違背し、無効のはずなんだけど。

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 本日、思い切って裁判所行きをサボった。未済の案件があれこれ多すぎて…。
 いったん決断、選択したら、もうぐずぐず悩まない、選択した道で楽しく頑張る、ということでこれまでやってきたんだが、あの裁判、どうなったんだろう、と気になって。やっぱ中毒か…?

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