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2008年11月22日 (土)

即決裁判手続き1000号

11月21日(金) そのone

071009_19500001  意外にも朝はすっきり起き、しかしだんだんと具合が悪くなる二日酔いってあるよね。今日がそれだった。昨夜、帰宅した後も飲んだのがマズかった。
 電車内は、やたら暑く、二日酔いと乗り物酔いのダブル。車内の温度・湿度を自動調節できるエアコンが発明されたら、通勤人は通勤の疲弊・ストレスからだいぶ解放され、仕事の能率が上がって経済は上向き、過労死やうつ病も減り、発明者は大儲けできるんじゃないか、ねぇ。
※ 画像は現在の私の携帯電話の待ち受け画面。仙台のあの立ち食いそば屋。天ぷら250円。豚串1本100円。そば湯割1杯250円。これで合計700円だよ~sign03

 今日は9時30分~12時10分という珍しい「強制わいせつ」の新件があった。しかも、午後は法廷を変えて13時10分~17時。どうしても今日中に或る手続きまで終える必要が有ったた、つーことなのかな。被告人氏名で検索しても、それらしい事件はヒットしない。うむ~。

 べつの法廷では10時~11時で、「殺人予備・銃砲刀剣類所持等取締法違反」の新件。これは報道された事件だ。「殺人予備」って珍しい。自白しなきゃそうそう成立しないだろうに、どんな被告人なんだろ。以下、刑法。

第百九十九条  人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。
第二百条  削除
第二百一条  第百九十九条の罪を犯す目的で、その予備をした者は、二年以下の懲役に処する。ただし、情状により、その刑を免除することができる。

 といった好奇心は捨て、地道に分をわきまえて…。

clip 10時から東京地裁533号法廷(中山大行裁判官)で、「公務執行妨害・道路交通法違反」の新件。
 被告人は39歳。身柄、拘置所。良い色のジーンズに良い色のトレーナー。容貌や体型は、ちょっとフィリピンの街角にいそうな…。

 もしや交通取締りのトラブルだったら…と朝一から来たのだが、違った。
 運転席と助手席のドア全開で停車してるソアラがあり、警察官が職務質問、免許証からの照会により、覚せい剤の前科(2008年10月、懲役2年6月・執行猶予4年)があること、交通違反で手配中(違反が未処理。行政処分か?)であることが判明。警察官は後部座席のバッグを開けるよう求めた。薬物はなかったが、捜査段階の調書によれば被告人は、「組の事務所へ早く行かねばならず、ヤクザということでイキがっていて、職質をいつまでも受けていられるか」と、ギアをパーキングからドライブに入れ「もうダメだ。行くよ」と、検察官によれば「急発進」。左手を運転席のヘッドレストに当て、右手でキーを抜こうとしていた警部補の、その左腕にピラーを打ち当て、かつ全体としてその発進行為は暴行に当たる、というのが「公務執行妨害」。
 「道路交通法違反」のほうは、その直後か後日か聞きもらしたが、大型貨物に衝突しての報告義務違反(第72条第1項後段)。つまり当て逃げ。

 道交法は認め、公妨が成立することもわかったが、警部補の左腕が背後にあるとは知らなかった、「急発進」もしていない、と否認。
 弁護人はだいぶお年寄り。ゆらゆら揺れてる。耳も遠い。80歳を超えてるんじゃないか。でも、やることはしゃんとしてるようだった。前にどこかでお見かけしたような気がする。
 次回、警部補を尋問することにして、10時25分閉廷。
 論告・弁論を別期日にとって、年内に判決までいく予定。

 これ、事件番号が「平成20年刑(わ)第2997号」。もうすぐ3000。今年も終わりに近づいたんだな~。判決はクリスマス辺りになるのかな~。

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clip 11時から521号法廷(開廷表は菱田泰信裁判官だが、登壇したのは戸苅左近裁判官)で、「道路交通法違反」の新件。
 この事件番号が「平成20年(わ)第1000号」。お~、ぴたり賞だ。ちなみに、東京地裁で「(わ)」の前に「刑」も「特」も「合」もつかないのは、即決裁判手続きの事件、そういう取り決めになってるらしい。けど、最初の頃、「刑」も「特」も「合」もつけないうえに、4桁の番号の4桁目を「5」にしてたよね? あれは開廷表の記載ミス? それとも、最初の頃は即決だけで4桁イクはずじゃなかったとか?

 被告人は34歳。身柄、留置場。足下は官品のサンダルではなく運動靴。
 カネがなくて免許の更新をせず、運転の要のない仕事をしていたが、どうしても運転せざるを得なくなり、前の晩から早朝5時まで缶ビールをジョッキで数杯、泡盛720ミリリットルを2本、缶チューハイを飲んでいたが運転し、16時半頃、22キロ超過で取締りを受け、無免許が発覚。酒臭があったことから酒気帯びも発覚。0.43mg。7年前に酒気帯び罰金前科1(当時は5万円)。
 求刑は懲役8月。直ちに判決。懲役8月、執行猶予3年、訴訟費用不負担。
 11時17分閉廷。

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clip 同じ11時から710号法廷でも、「道路交通法違反」の新件をやっており、エレベータでだいぶ時間を食って、11時24分頃に入ると、最終弁論が終わるところだった。これも即決裁判手続きなのだ。事件番号は「平成20年(わ)第999号」。お~。
 「屋台営業を…」と聞こえた。被告人(身柄、留置場)は、紺のカーゴパンツに紺の作業服風ジャンパー、運動靴。人の良さそうな、(シチュエーションのせいもあるだろう)しょぼくれたオジサン。ラーメンの屋台のようだった。
 普通に推測すれば、道路の不正使用で、何度か警告を受けた末に逮捕され略式で罰金、満つるまで算入、そのセットを何度か繰り返し、とうとう公判請求になったんだろう。
 最終陳述は、「べつにございません」。
 直ちに判決。懲役3月、執行猶予2年、訴訟費用は不負担。
 11時29分閉廷。

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restaurant ユキさんと、地下の食堂でA定食460円。今日は野菜コロッケと「擬製豆腐」。細かな野菜くずとか入った木綿豆腐を鉄板で焼いた…みたいなモノのように思えるのだが、擬製豆腐ってどういうネーミング? 民事の擬制陳述をパロって、第1回豆腐期日に出頭できないので、これを食べることでもって、豆腐を食べたものと見なす?
 ちなみに擬製豆腐という料理は実在するらしい。初めて知ったょ。え? 以前にも食べたことあって、そんときもお前は同じこと言ったぞって? うそぉん…。

typhoon さて、あとはもう、来週の地裁の予定をチェックして帰る、帰って寝る予定だったのだが、もたもたするうち、霞が関の裁判所ビルへ通う人なら誰もが「ええっ!」となるだろう、とんでもないことが起こったのだったsign03

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コメント

 おはようございます。
 「そのtwo」のほうに書いときました。
 早くおじさんの話を聴きたいですね~。

あ~!いつかこんな事になると思ったけど、ついに、こんな事になったんですか処分どうなりますかね。

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