陰茎をしまい、ベンチに座っていた
11月28日(金)
前夜21時過ぎに寝て、今朝5時頃まで寝た。8時間! 素晴らしいっ。
駅へ向かう途中、自転車がぶっ壊れた。
でも大丈夫。不測の事態に備え、早めに家を出ているのだ。
乗った電車がやけにのろのろして、6分遅れた。
でも、まだぎりぎり間に合うかも。目指す法廷は826号。非常階段を使わず行けるから。
息を切らせて裁判所の正門を通過…。
げえ~~~っ
傍聴券の交付が終わった直後で、入り口に30~40人の列が。
時計を見ると10時16分。開廷4分前だ。反対側の玄関へ歩いても、もう間に合わない、完全にダメだ~![]()
あ~、もう、ここで帰ろうか。締切り原稿もあるし…。
しかし惰性で、4分遅れて10時24分、東京簡裁826号法廷(虎井寧夫裁判官)へ。今日は10時20分からの、11月21日に第1回を傍聴した「窃盗未遂」の判決を傍聴に、それだけのために、この時間に出てきたのに…。
入ると、黒スーツの男子とその引率らしき中年男性とで10人くらい、傍聴席(20席)を埋めてた。なんで簡裁へ?
ま、しょーがない。この法廷で11時15分から「公然わいせつ」の新件がある、それまでこの法廷に居ようか…。
席に着くとき、次の被告人が入ってきた。なんと、それが、私が傍聴したかった「窃盗未遂」の被告人だった。少し遅れていたのだ。
ラッキー
こんなこともあるんだねぇ。もうニっコニコ(笑)。
判決は、普通に懲役1年、執行猶予3年、訴訟費用は不負担。
第1回公判以上にわかったのは、酒で肝臓を壊してるらしいことだけだった。酒が好きなら、地道に細々飲むしかない、そういうことなのか。やっぱりなんでも地道がいちばんだね。
11時28分に言い渡しは終わり、検察官が被告人に、たぶん更生保護施設に入るための書類なんだろう、紙を1枚わたした。その紙を持って被告人は、もう手錠・腰縄をつけられることなく、奥のドアの向こうへ消えた。
続いて10時30分から「住居侵入」の新件。
結婚して2児をもうけたが離婚、両親は他界、兄弟とは音信不通、倉庫作業か何かで1日7000円、月に寮費5万5000円を引かれて残り10万円、アパートで酒を飲み、テレビやアダルトビデオを見て暮らす毎日。
昨年12月、いつものようにしてるうち、覗き見がしたくなり、アパートを出て町を物色、ある建物の1階ベランダへ手すりを乗り越えて侵入…。
前科4犯。うち2犯は、「住居侵入、強姦、銃刀法」で懲役3年、覗き目的の「住居侵入」で懲役7月、いずれも服役し、本件と累犯の関係。
論告によれば、一度覗き見したいと思うと、どうしてもやらないと気が済まなくなる性格なんだそうだ。求刑は懲役1年6月。
被告人(身柄、留置場)は、最初から最後までずっと首を左へ傾けていた。10時48分閉廷。
検察官は、そこまでの事件記録を風呂敷に包み、法廷を出た。私も出て、一服してこようか。
ところが、黒スーツの集団が出ない。なんでっ?
次は11時15分から「公然わいせつ」。人気のある罪名だ。11時頃からぽつぽつ傍聴人が集まってくる可能性が高い。傍聴席は20席。予め10席ほど埋まってる状態では、満席になるのも早い。うわ~、これじゃあ、出られないじゃないか。
つーことで、仕方なく傍聴席に座り続けることに。
11時00分、まずは私服の学生風男子が3人来て、11時09分には18席が埋まった。
11時11分、被告人(身柄。留置場)が入廷。グレーのジャージの右尻に、丸で囲んだ「留」の字がマジックで書かれてる。裁判官が1分遅れて11時16分から、「公然わいせつ」の新件。
弁護人は最初、背広のボタンを掛け違えていたが、起訴状朗読の頃には気づいて直した。
公園で缶ビールを飲むうち、ちんちんを見せて驚かせ、その驚いた顔を見てストレスを発散させようと思ったが、公園には誰もおらず、公園に隣接した民家の2階ベランダに、洗濯物を干している主婦(51歳)がいたので、そのほうへ移動し、その女性に見せるように、小便をするときのようにズボンのチャックを降ろして陰茎を露出、その後、陰茎をしまい、ベンチに座っていた…。
ま、こう書くと、頭がおかしいように思われるかもしれないが、そうじゃないんだね、逆に、だいぶ頭が良いような。でもって、被告人質問がね~、なんというか、人生って何なんだろう、人の心はどう移ろっていくんだろう、そんなことをしみじみ深々、考えさせる事件だった。
「勃起」とか「手淫」とかいう語は出なかった。求刑は罰金10万円。11時57分閉廷。
一服してから地下の食堂へ降りると、かなりの列ができていた。ま、いいや、と並ぶ。ところが途中で、A定食は売り切れたとの声が。
直ちに列から出て、隣の藪伊豆で、かけそば大盛り290円。
今日の傍聴はこれでオシマイ。嗚呼、やっと、そしてあっという間に、また1週間が終わった。こんな日々を、いつまで続けるのか。てゆっか、こんな日々を続けられること自体、そうとうに幸せなのかも。
自転車は、よく見ると、ぶっ壊れてなかった。チェーンが外れただけだった。内装3段変速は、後ろのギアからチェーンが外れても、ちょっと見ただけではそうとはわかりにくいんだね。
ドライバーでチェーンカバーを外して復旧。チェーンがものすごくたるんでた。だから外れたのだ。なんていうんだっけ、あのネジをゆるめて、調整した。この調整、オートバイに乗ってる頃は、こまめにやったもんだが。
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