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2008年11月26日 (水)

1900万円を盗まれた被害者が自殺!

 5時半頃から2時間ほど仮眠する予定が、妙な夢をみて1時間ほどで目が覚めた。つか寒かったのだ。今夜から毛布を1枚増やさねば。これからホームレス諸氏はたいへんだ。フロリダへ向かう長距離バスの車内でラッツォは…。

 電車が微妙に遅れて、ぎりぎり10時ちょい前に裁判所に着き、急ぎ東京簡裁の開廷表をチェック。「道路交通法違反」はなかった。
 どうしよう。毛布を1枚増やして、昼まで寝てればよかった。いやいや、そんな後戻りのことを言ってちゃダメだょ。
 10時からの東京地裁405号法廷(野村賢裁判官)の「窃盗」の審理は、たしか今日が3回目のはず。否認に違いない…。

clip 10時頃、405号法廷に入ると、9時55分からの「有印私文書偽造・同行使・詐欺」の判決の言い渡しが終わるところだった。
 多額の金員を詐取された被害者は、生活が立ちゆかなくなり、自殺したんだそうだ! ええっ! 詐取された金員は金融機関から補償された(される)のに、その連絡がうまくいかず、自殺してしまったんだという。ええっ!
 そんな事件なら報道されてるかもと、あとで検索したら、ヒットあり。被害金額は1900万円。だが、被害者が自殺したとは、その報道にはなかった…。

clip 10時07分から、「窃盗」の審理。論告・弁論。
 被告人(身柄、留置場)は、髪ぼさぼさの小さな老婆…というほどの歳ではないかも。ずっと、首をかしげ、うつむいて目を閉じてた。寝てるのか。いや、寝てるにしては、頭がかっくんと落ちることがない。隣の女性警察官はこっくりこっくりしてたけど。
 他人のカードで、新宿の銀行で残高照会をしようとし、誤った暗証番号を2回入力してヤメ、今度は相模原の銀行で、誤った暗証番号を1回入力したのち、50万円を引き出し、続いてコンビニのATMで20万円を引き出し…。
 被告人は、暴力団の男に頼まれた、カードはその男のものと思っていた、と否認していたようだ。しかし検察官によれば、その暴力団の男は女といっしょに別の場所にいたと言っており、被告人の単独の犯行に間違いないんだそうだ…。

 この法廷、寒っ! 裁判所のエアコンは、室内の温度等と全く関係なく動いてることがしばしばある。不思議だ。もう耐えられず、私は10時27分頃、退出。

clip 10時30分から、地裁816号法廷(川本清巌裁判官)で「道路交通法違反」の新件。
 10時30分に入ると、もう被告人質問をやってた。ひぃ~。
 傍聴席に礼田計さんがいた。じゃ、ここは礼田計さんにお任せし、私はどこか彷徨ってこよう。が、向きを変えたとき、「飲酒」と聞こえた。飲酒運転か。なら、量刑だけ聴いとこう。これは30分しか取ってない、事件番号からもそうとわかる、即決裁判手続きの公判だから。
 同種罰金前科1犯の、バイクの酒気帯びで、懲役6月、執行猶予3年、訴費負担。

 検査値は0.7mgだそうで、裁判官は「0.7ってすごいんだよ。まともに運転できました? よく事故起こさずに運転できたね」と、しきりに言ってた。
 警察の酒気帯び検査なんてものは、「2回やったら正確性を保てないから1回しかやらない」というバカげたものであり、検査値がもっと高くても、特に蛇行などせず、捕まるまでは普通に運転してたというケースはいくらもある。本件は、検査値が間違いないと信ずるに足る特別の事情があったんだろうか…。
 10時41分閉廷。

clip 11時から地裁818号法廷(合田悦三裁判官)で「窃盗等」の新件。
 被告人(身柄、留置場)は、ちょっと見、お人形のような可愛い娘さん。髪の色も型も質も良い。だが、よく見てるうち、どうもなんだか表情の動きが…。
 2004年、債務超過で破産宣告。その後、パニック症候群、自律神経失調症になり、会社を求職、戻ったけれどダメで退職。今年になって、給料を前借りできるからとの理由で勤めたアルバイト先で、初出勤の日、同僚の財布からクレジットカードを窃取、ATMで現金を引き出そうとしたが暗証番号がわからず、買い物ならサインだけで可能だからと、ディズニーのチケットを計4枚、CDを2枚購入…。
 「等」の部分は、「有印私文書偽造・同行使、詐欺、電子計算機使用詐欺」。すでに出ている追起訴状の他にも追起訴があるとのことで、11時28分閉廷。

081125_12050001 restaurant 念のため厚労省へ行ってみる。北門は閉鎖され、正門で尋ねたら、食堂利用の入館は不可、いつ解除されるか目途は立ってないそうだ。

 あの連続殺傷事件の、犯人の動機が理解できないと、ワイドショーなんかでは言ってるようだが、なぜ? そりゃもちろん、真実は知らないが、報道されてるものを見れば、あぁ、なるほど、よくあるパーソナリティ障害(人格障害)か何かその種の人物で、かつ、自尊心がおそろしく強くて“自分は正義”なんだろうな…とならない?
 こういう事件が、来年5月21日以降に起訴されたら、裁判員裁判で扱うことになる。市民の常識を反映させるのだ、とか言われるが、市民の常識の範囲外、常識の届かない事件に市民の常識を反映させるって、どゆこと? 首をひねってしまう…。

 家裁(及び簡裁民事、及び地裁の民事の一部)の地下食堂も覗いてみたが、どうも食欲が足りず、裁判所へ戻って藪伊豆で、かけそば大盛り290円。

 ユキさんが追っかけてる「殺人」、の控訴審(一審は懲役7年)の審理、の傍聴券の締切りが13時。抽選になって外れたら可愛そう。私のほうは時間があるので、列に並ぶ。しかし定員割れ。

clip 13時20分から簡裁826号法廷(佐々木敬子裁判官)で「窃盗」の判決。
 新宿で、傘を差して歩いていた女性のショルダーバッグから、財布が見えて、それを奪って逃走したんだそうだ。
 口の開いたバッグを、中身丸見えの状態で肩に提げ、すたすた歩いてる女性がよくいるが、物色してください、盗んでくださいと言ってるに等しい…のかな。
 累犯前科が2犯あるそうで、懲役1年4月、未決20日算入。
 この佐々木裁判官は、研さん裁判官。言い渡しは、ちょっとぎこちないところがあるものの、判決書きをそのまま読む感じで、声も聞き取りやすく、それはとても良かった。初心を忘れず、頑張ってください。

clip 続けて13時30分から、11月11日に第1回を傍聴した「窃盗」(「信用を裏切る人は絶対許せない」)の判決。
 その前に弁論再開。判決当日、被害者は何とか賠償金15万円を受け取ってくれたようで、その領収証を弁護人が提出。
検察官 「ちょっと…これ以外に分割で払うとか、あるんですよね」
弁護人 「まだトータルの金額が決まりませんので」
検察官 「では、まだ(弁償を)するということで、間違いないですね?」
 5分休廷して判決。懲役2年、執行猶予3年。
 終わってから検察官が被告人に、法廷で約束したことは調書に残るんだよ、という主旨のことを言ってた。異例だ。

cancer さて、上述の「殺人」の傍聴券がポケットにある。たまには話題の事件を傍聴しようか。いや、今日はすることがあるのだ。
 総務省へ行って恥かいたcoldsweats02ことは省略し、裁判所で会った若者君といっしょに、金曜に逮捕された「裁判所前の男」氏へ差し入れに行ってきたょ。
 ほんとは面会したかったんだが、できない事情があって、とりあえず差し入れだけでもと。総務省の地下の書店で買った『冤罪File』の最新号と、『読売ウィークリィ』(後者は若者君が買った)を。
 差し入れの書類に押印するとき、ハンコの上下を逆にして朱肉に押しつけてしまった。また恥かいた~。ほとんど寝てないのが、ここへきて影響したのさと、言い訳しとこう。
 歩いて差し入れに行き、歩いてまた裁判所へ。もうへとへとになり、しばし求刑、もとえ休憩。結局、「殺人」は傍聴せずに帰る…。

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