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2008年11月30日 (日)

現在まで419件、その内訳は

 ちょっと集計してみた。拾い漏れとか未チェックの集計だ。

 

 昨年始まって今年判決、今年始まって来年判決、も含めて、とにかく今年ここまでに一部でも傍聴し、かつ、エクセルの表に入力した刑事裁判の事件数は、419件。 ※ある事件を5期日にわたり傍聴しても、事件数としては1件。

 これまでの入力の合計が1269件だから、今年はずいぶん裁判所へ通ったことになる。つか実際、通い詰めた。昔は、ほんとに「道路交通法違反」だけ追い、判決だけ5分間傍聴して帰ったりしてたのに。

 

 で、その419件の内訳。複数の罪名がダブるのもあり、そのへん適当にアレして数えてみる。

 「道路交通法違反」が99件。
 うち、速度違反は28件、無免許が40件で、飲酒運転が26件。
 速度違反28件のうち、東京簡裁のぶんは、たった11件。東京区検による速度違反の公判請求は、激減したね。

 

 危険運転致死傷を交通事故に含むのは如何なものか、とは思うが、それプラス、業務上過失致死傷と自動車運転過失致死傷の合計は、39件。

 

 色情犯としては、「強制わいせつ」が15件、「迷惑防止条例違反」が12件、「公然わいせつ」が10件。合計37件。けっこう傍聴したな~。

 「強制わいせつ」と「迷惑防止条例違反」は、電車内の痴漢であることが多く、否認事件に遭遇する可能性が他より高いといえる。だからなるべく傍聴したんだが、最近、思い切って方針転換。この2つの翌週の公判予定は、拾わないことにした。

 しかし「公然わいせつ」は、数も少ないし(でも今年は多かったねぇ)、味わい深いことが多いんで、注目していきたい。

 

 ほか、私が今年、注目したのは、「威力業務妨害」を含む「業務妨害」(14件)と、「脅迫」(10件)。ネットでの犯行予告や嫌がらせを、どんな人物がどんな動機でやるのか、見てみたかったの。
 もちろん、法廷へ出てくるのは真相の一部であり、だいぶ歪められてるだろう、とはいえ、報道の何十倍も深いので。

 

 あと、「窃盗」を69件、傍聴した。
 「窃盗」は、特に狙ったわけではないが、簡裁の事件のほとんどは「窃盗」であり、私は簡裁を中心に傍聴してるため、どうしても数が多くなる。
 でも、傍聴は「窃盗」に始まり「窃盗」に終わる、である。やっぱ、傍聴の対象として「窃盗」は良い。盗むのは良くないけど。

 

 どういう優先順位で傍聴していくか、いつも悩む。
 罪名だけで、すごく大ざっぱにいえば、

  1、簡裁の「道路交通法違反」
  2、簡裁の珍しい罪名
  3、「公然わいせつ」
  4、「業務妨害」と「脅迫」と「ストーカー」

 これらを中心に、開いた時間を、地裁と高裁の交通違反と交通事故と、簡裁の窃盗と、あと、地裁と高裁の珍しい罪名の事件とで埋める…。
 って、それじゃあ、やっぱり毎日裁判所の非常階段と廊下を走り回ることになるじゃん、だ~めだよぅ。どぉしよう。

 秋の夜長を、そんなことで悩むかお前は…。ってもう冬だっけ…。

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コメント

> 進行していることは、昭和中期の数多の冤罪事件の鉄板パターンです。

袴田事件は、裁判が進んで、いよいよこりゃ無罪だ、警察・検察は絶対絶命だ、となったとき、味噌樽の中から突如、犯行時の着衣とされる不思議が衣装が発見され、でもって、二度目の家宅捜索により、その衣装の共布(ともぎれ)が突如発見されたんだよね~。

舞鶴のアレが裁判員制度と絡めて報道されている件です

舞鶴の高1女子殺害 異例の「捜査手法」、念頭に裁判員制度? - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081130/crm0811300042000-n1.htm

まあ弁護人もこんな発言をしていますけどね~

http://47news.jp/CN/200811/CN2008112701000936.html
> 「殺人の嫌疑が高まったとは考えられない。軽微な犯罪でまず逮捕し、起訴後の拘置を利用した捜査の結果、冤罪となった例が過去にあり、経緯が似ている」
> 「裁判員制度実施を目前に控え、疑念を抱かれるような捜査手法を取るべきではなく、その危険がある場合は阻止しないといけない」

コレは報道ではなくてブログでした

http://eiji.txt-nifty.com/diary/2008/11/post-b675
> 進行していることは、昭和中期の数多の冤罪事件の鉄板パターンです。

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