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2008年11月14日 (金)

冤罪はコラテラル・ダメージか

P1020830_2  厚労省地下で日替わりパスタ大盛り(450円)を食べて大いに満足し、天気が良いから日比谷公園へ、と信号待ちしてたら、駐車監視員に遭遇…。
 公園と反対方向へ歩いていくそのユニットのあとを、ぶらぶらついて行くことに。
 さっそく、立派に放置車両の要件を満たした歩道駐車のバイクが数台。ところが駐車監視員は目もくれず、素通り。
 桜田通りへ出て、運転席で運転者が弁当を食ってるダンプ、運転者で運転者が寝てるワンボックスを見たものの、移動するよう声をかけることはせず、すたすた虎ノ門方面へ。
 自分らの持ち場じゃない等の事情があるのかもしれないが、「放置散歩員」かよっ(笑)と突っ込みたくはなった。ちなみに私は昨日の早朝、まだ暗いうちに有酸素散歩約1時間をしたです、偉いでしょ、えへへ。

clip 13時10分から地裁814号法廷(深沢茂之裁判官)で「公務執行妨害」の判決。
 被告人は、髪の長い、な~んか不満ありげに見える、若い男性。イライラを解消しようと、足立区の某駅前交番にタバコの吸い殻を投げ捨て、注意されるや、交番の嘱託員(60歳)の右大腿部を左足で蹴ったのだという。
 罰金30万円、満つるまで算入、訴訟費用は不負担。
 地裁の公務執行妨害の罰金刑を傍聴するのは、これで何度目だっけ。満つるまで算入の罰金事案を、なんで簡裁でやらないのか。起訴検察官は、地裁か簡裁か、どのへんで線引きしてるんだろう…。
 簡裁でのケースは拙著『裁判中毒』に収載。

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clip 13時30分から高裁410号法廷(永井敏雄裁判長)で、8月21日に偶然傍聴し、その後9月30日と10月14日に傍聴した「道路交通法違反」、三菱のレーダ式、RS-720DRによる44キロ超過、の否認事件、の判決。
 ま、こういうものはネ、決定的な無実の証拠でもない限り(普通そんなものはない。ないように測定機はつくられ運用されている)、有罪の理由を丹念にときにムッチャ強引に拾って並べる、それが大原則。
 『激論!「裁判員」問題』にも、「まず直感で結論を出して、それに合う間接事実を拾い上げてくる…」という言及が出てくる。
 間接事実を精査して結論を導くか、結論を決めてその結論に必要な間接事実を拾うか、論の立て方が違うわけだ。

 私としては、警察の測定機がじつは信用できないとなったら、威信も秩序もひっくり返ってしまうし、やっぱり交通事故は怖いので、威信・秩序を守り、違反・事故をやっつけるという一石二鳥の利益、国家国民の大義のために、少しくらいの人が無実のスピード違反で罰金を払うのもやむなし、これも一種の“コラテラル・ダメージ”、あきらめてね、そういうことかなと思う。
 だから、これだけ厳罰化が叫ばれ、酒酔い運転の罰金の上限は100万円、酒気帯びで50万円にもなったのに、スピード違反の罰金の上限は、いつまでも10万円のままだとか? いやそれはちょと違うかな。
 なーんて連想が浮遊し、傍聴ノートの文字はぐちゃぐちゃになり、また最前列で居眠りsleepyしてしまう。パスタ、大盛りが効いたか。ばかもーん!
 で、判決はもちろん控訴棄却、訴訟費用負担。

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clip 14時からの「業務上過失傷害」を傍聴しようと13時55分頃、高裁506号法廷(門野博裁判長)に入ると、傍聴席は主に背広の男性たちでかなり埋まってた。なんで?
 バーの中では被告人質問が行われていた。前の事件が長引いてるらしい。
被告人 「こういうことを二度と起こさないためにも、お酒を断つことを誓います」
 検察官は質問を放棄。
左陪席 「一審判決を聞いて、刑をどう思いましたか」
被告人 「自分が起こしてしまったこと…被害を与えてしまったこと…ものすごく大きいことをやってしまったなぁと…」
左陪席 「控訴を申し立てたのは、どういうことですか」
被告人 「刑を…つぐなう前に、申し訳ないという気持ちを伝えられなかった…。少しでも…」
裁判長 「起訴されてる件は3件、間隔が開いてる。反省の機会はあったはず。そこはどうして?」
被告人 「なんてことをしたんだろうという…」
裁判長 「そういう気持ちがあったなら、次の抑制になると思うんだけど」
被告人 「やっぱり…お酒を飲んで、気持ちがゆるんでしまい、やってしまいました…」
 終わって被告人席へ戻った被告人(身柄、拘置所)は、背の高い、わりと整った顔立ちの若者だった。いったい何の事件なんだろう。あとで開廷表を確認しようと思って忘れた…。

clip それが14時03分頃終わり、「業務上過失傷害」の審理。傍聴席は、少し入れ替わりがあったが、背広の男性たちはほとんど残ったようだった。この事件の関係者なのか? 被告人は何者?
 どこかの工業団地での、車(アルファード)とバイクの右直事故だった。「ほんごう」工業団地の「しもやつ」交差点がどうとか、聴き取れた。若干間違ってるかも。
 どうも事実誤認の主張らしい。被告人質問が始まったが、こういうのは途中から傍聴してもよくわからない。事故後、救急車を手配して被害者に駆け寄ったら、顔を道路に当てて倒れていたので、冷たいから顔の下にマットを敷いていいですかと声をかけたところ、小さく肯いたので、車から腰掛けマットを取って…という辺りで私はそっと退出。

clip 14時30分から高裁715号法廷(長岡哲次裁判長)で、「公務執行妨害・銃砲刀剣類取締法違反」の判決。
 原判決(懲役1年4月の実刑)は重すぎて不当、1年以下に軽減のうえ再度の執行猶予を、猶予はムリでも刑期の軽減を、との主張。
 被告人(身柄、拘置所)は、見た目、短気そうな感じのオジサン。茨城県で、自宅の敷地明け渡しの強制執行に来た執行官に対し、いずれも20センチ弱の牛刀とパン切り包丁を突き出すなどして脅迫したんだそうだ。
 犯行の1年半ほど前に、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律違反」(第10条の保護命令違反だね?)で懲役8月、執行猶予3年の刑を受けているんだという。
 控訴棄却、未決50日算入、訴訟費用不負担。

clip 15時から地裁811号法廷(高麗邦彦裁判官。「邦」の左側の部分は「手」のような文字)で、「道路交通法違反・業務上過失傷害」の判決。
裁判官 「懲役4月、実刑です」
 無免許で普通貨物を運転し、路外の駐車場から出る際、歩道を進行してきた自転車に気づかず…右第11肋骨骨折で全治1カ月…。
裁判官 「事故だけなら猶予も考えたんだけど、道交法で執行猶予中にまた、となってくると…」
 事故は、ありがちな不注意で、過失で起こってしまうから、それで刑罰を受けても執行猶予をソク取り消すことにはならない。でも、スピード違反で執行猶予判決を受け、運転免許もなくなった状態で、無免許運転し、かつ事故も、となれば、実刑もやむを得ないわけだ。
 その執行猶予判決を言い渡したのも、同じ高麗裁判官だと礼田計さんから聞いた、11月6日の記事の下のほうに書いた事件だ。

pencil 風の便り(?)によると、裁判所の…あれ? 11階だっけ、裁判員訟廷事務室だっけ、そんなふうなのができたという。明日、確認しよう。

pencil 『週刊朝日』11月14日号に、元警視庁警察官でジャーナリストの黒木昭雄さんが、岩手県の17歳少女殺害事件における指名手配の不可解さについて、4ページで書いてる。「以下次号」とある。テレビ・新聞が警察発表に踊った事件の裏側で、たくさんの真犯人が笑ってるのかも…。

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コメント

 情報ありがとう!
 16日早朝アップの記事に、偵察の結果を書いたよ~。

庁舎総合案内の11F南に、「地裁 刑事 訟廷裁判員係 医療観察準備室」って書かれていましたよ~sign03

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