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2008年12月14日 (日)

赤穂浪士 裁判員制度バージョン

 12月3日の裁判官弾劾裁判を傍聴して、こう書いた。

 私の「司法に対する信頼」は、こんな1人のオッサンの不倫のモメ事くらいでは、ちっとも損なわれない。強いて言えば、逆に、「あぁ、裁判官も人間なんだ」と信頼を増しても良いくらい。

 では、京都家裁の書記官の、判決書き偽造・同行使(振り込め詐欺口座の凍結解除)、これが事実だとすればどうか。
 まだまだ、損なわれない。書記官の立場・職務を利用したとはいえ、(現時点での報道からは)あくまで個人の犯罪だからだ。

 しかし…。
 ある元裁判官によれば、裁判員制度への対応の準備で、裁判所はたいへんなことになってるという。人手を割かれ、人当たりの良い裁判官は引き抜かれ、とくに家裁は手薄になる、そんな現象が生じてるという。
 そんな中で、問題の書記官の中にいた“悪い虫”が表へ出てきてしまい、管理が行き届かず、今回の事件は起こったのかも。

 だとすれば、「司法に対する信頼」は揺らぐけれども、まだまだ大したことない。
 じゃあ、どうなりゃ「司法に対する信頼」は損なわれるのか。
 言うまでもないよね。それは、否認事件において裁判官が、検察官の主張・立証からは、有罪にできる理由を探して拾い、被告人・弁護人の主張・立証についは、疑いに疑い抜き、無罪にできない理由を探し、そうやって、犯罪処理システムの一翼を担い、国家秩序の擁護者であろうとし、すなわち、本来の役割である「無罪の発見」を完全に、組織的に、忘れ去ったとき、だ。

 たとえば、守大助さんや、ゴビンダ・プラサド・マイナリさんや、袴田巌さんを牢獄に閉じ込めたまま、1人のオッサンの不倫のモメ事くらいで「司法に対する信頼」がどうこう言い、裁判員制度で冤罪がなくなるように期待するのは…。

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 12月14日は、日本人なら「赤穂浪士」である。今年はテレビ朝日が、眠狂四郎をからめた物語を!?
 う~む、来年は、裁判員制度をからめた「赤穂浪士」が登場したりして? 雪降る隼町に、江戸の夜風をふるわせて、一打ち、二打ち、三流れ、山鹿流儀の陣太鼓が鳴り響き、この日のために耐え抜いた四十七士が、いざ、最高裁へ討ち入り~! いいかも!

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