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2008年12月17日 (水)

携帯電話不正利用防止法違反

bottle よく見かけるが何者か知らない、そんな傍聴マニアの忘年会、という怖れ知らずの企てを思いつき、まずは近々、当ブログで告知を…と考えたのだが、気づけばもう17日、あれやこれやが押せ押せで、新しいことに手をつける余裕などなく、よく見かけるが何者か知らない、それはそれで風流じゃん、なーんて後退し、申し訳ない、少なくとも私のほうでは、今年は見送りということで…。

12月16日(火)

clip 9時55分から東京簡裁534号法廷(武内晃裁判官)で「住居侵入」の判決。
 懲役1年、訴訟費用は不負担。内容はさっぱり不明。サイテー。何も明かさないところをみると、色情目的の侵入だったのか…?

clip 続いて同じ法廷で10時から、「携帯音声通信事業者による契約者等の本人確認等及び携帯音声通信役務の不正な利用の防止に関する法律違反」の新件。略称は「携帯電話不正利用防止法違反」。略しても漢字13文字!
 この罪名は、簡裁でも地裁でも高裁でも、私はまだ見たことがない。
 被告人(身柄、拘置所)は路上で、簡易テーブルの上に携帯電話を3台並べ、1万8000円、2万6000円などと価格を書いたホワイトボードを掲げていたところ、警ら中の警察官が職質し、
警察官 「どうするんですか」
被告人 「売るために置いてるんだよ、文句あるのか」
 被告人質問で、
弁護人 「ただ、こういう携帯電話を買うの、犯罪に使うのかなと思わなかった?」
被告人 「そこまでは(客に?)聞いてないんで」
弁護人 「振り込め詐欺とかに使われるとは」
被告人 「わかってれば売らないですよ」
 「詐欺に重宝する」とは言ってないし、「詐欺に使うから売ってくれ」とも聞いてない、だから罪の意識がない…とすれば、それはもう、人間の基本的な心理機制の1つ、なのだろうと思う。
 恐喝など前科4犯。前刑終了後7カ月余りでの犯行。求刑は罰金30万円。

clip 続いて同じ法廷で10時45分から、「窃盗」の新件。
 と思ったら審理だった。証人(父親)尋問から始まった。
 被告人(保釈中)は、勤務先の金庫の鍵の合鍵をつくり、複数回にわたり現金を窃取したようだ。大柄で、スポーツ選手か? と思ったら、元Jリーグでサッカーをやってたんだという。
 被告人が言う盗み始めた時期と盗んだ総額(30数万円くらい。ただし公訴事実の被害金額は9万円)が、被害者側が言う被害額(400万円以上)と大いに隔たってるんだという。それって、つい最近傍聴した六本木の窃盗と同じじゃん。被告人がウソを言ってるのか、他に犯人がいるのか…。
 求刑は懲役1年6月。11時48分閉廷。

restaurant 地下へ降りたら、警備の職員がやたらいて、なんか様子がおかしい、なんだろと見てたら、「裁判所前の男」こと大高正二さんが、トイレへ来たのだった。トイレを出て食堂へ入るまで、警備の職員たちが数m~10m程度後ろをついて行く…。これはあれか、また無実の容疑で逮捕されることがないよう、ガードしてるのか? しかしさすがに連れション、連れメシはしないらしかった。
 私はA定食(460円)。今日は筑前煮。

clip 13時20分から東京地裁414号法廷(森島聡裁判官)で、12月8日に第1回を傍聴した「道路交通法違反」(酒気帯び)の判決。
 懲役7月、執行猶予3年、訴訟費用は不負担。

clip 13時30分から、さっきの簡裁534号法廷で、「傷害」の新件。
 「傷害」が簡裁の法廷へ出てくるってことは、住所不定・無職で満つるまで算入のケースか、被告人に不服があるかで略式による罰金処理ができなかったケースか、どっちかのはず。本件は後者、真っ向否認だった。
 そして本件被告人(在宅)は、その氏名(わりと珍しいほうの氏名)で検索すると、グーグルで約3万600件、ヤフーで約4万2300件ヒットするのだった…。

 興味深かったのは、現段階では、検察官のほうでは「被害者の顔面を手で1回殴った」だけでやっていこうとしていることだった。つまり、右手か左手か、グーかパーか、顔面のどの部分をどの角度から殴ったのか、(現段階では)明らかにしないのだ。
 これは“略式スタート”だから、だろう。
 略式は、どうせ争いのない事件を、とっとと罰金を払わせて処理するためだけの手続きなので、簡単な書類しかつくらないのだ。だから、
「捕まったときは文句を言わず、ハイハイと言いなりになって、略式に応じて、それから正式裁判を請求するんだよ。そしたら、違反(犯行)は事実でも、警察はロクな捜査をしてないから、犯罪の証明がないってことで、無罪を狙えるんだよ(笑)」
 なーんてマニアックなことを言う人もいる。ま、私はあんまり賛成できないけど。それで無罪になるか、わからないし。

 次回、被害者の証人尋問と、被告人質問を一部やるってことで、13時56分閉廷。

clip 早く終わったので、13時30分からの地裁412号法廷(岸野康隆裁判官?)の「道路交通法違反」へ。
 被告人質問が終わるところだった。首都高速・湾岸線東行き、羽田空港3-3のオービスⅢLkによる80キロ超過(測定値160キロ)。
 被告人(在宅)は60歳前後だろうか、深夜で直線で見通しがよくて交通量が少なかったので、新車の性能を試そうとアクセルを踏んだんだそうだ。
 直ちに判決。相場どおり、懲役3月、執行猶予3年。なぜか訴訟費用は不負担。
 制服の男子中学生が15人くらい傍聴していて、終わるとぞろぞろ出たので、被告人の生年(年齢)を尋ねてみた。が、何年生まれか、誰もメモしてなかったようだ。うーん、そんなもんなんだ~。てか、彼らは彼らなりに気になることをメモした(または、まだまだ埃のたまってない記憶力で記憶した)のであり、そこに、私のチェック項目の1つである年齢(生年月日)は含まれていなかった、つーことなんだよね。

clip 1階へ降りてうろうろし、帰り際になんとなく開廷表を見たら、14時30分から東京高裁805号法廷(須田贒裁判長)で「業務上過失傷害」の判決。
 いちおう見ておこうかと14時29分に入ったら、もう始まってた。
 どうやら、違反歴多数の被告人が、任意保険に加入してない車で、道端から発進してUターンしかけたところ、後方から来た自転車(レーサー?)と衝突、という事故で、被告人は安全確認を怠っていないと主張しているらしかった。
 控訴棄却。原判決は罰金30万円だという。自転車側のケガは加療約2カ月間、それで罰金30万円は、かなり安いんじゃないか。なぜ? 自転車の側の過失をかなり認めたってことなんだろうか。いや、「自動車運転過失致死傷」ではなく「業務上過失致死傷」のときの罰金の上限は100万円じゃなく50万円なんだっけ、あぁ、もう忘れてしまった。sweat01

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