フォト
2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

« 口先ばっかり調子の良い奴には気をつけろ! | トップページ | サザエ3個とアワビ3個 »

2008年12月21日 (日)

候補者名簿登載者が実名で記者会見!

P1020871  ぎりぎりまで原稿を書いて、土曜なのに霞が関方面へ。
 13時30分から、日比谷公園内の松本楼で、「裁判員制度はいらないsign01大運動」の記者会見。
 以下は20日19時09分付け産経ニュース、の一部。

【裁判員制度】法に抵触、でも…候補者が実名で制度反対訴え
 来年5月に始まる裁判員制度で、制度に反対する団体が20日、都内で会見を開き、最高裁から通知を受け取った候補者3人が実名で反対や制度廃止を訴えた。裁判員法には罰則はないものの、個人が特定できるかたちで候補者になったことを公にしてはならないとある。3人はそれを承知の上で会見した。
 都内の男性会社員(65)は「(候補者が実名を公表することなどは)違反と知っていたが、素人が審理しても意味がない。反対の声を大きくしなければと(今回)参加した」と訴えた。候補者通知を開封せずに送り返したという千葉県の無職男性(65)は「死刑や無期懲役という重大事件を裁くことは心に傷を残す」、千葉県のコンサルタントの男性(63)は「職業によって参加が義務だったり、そうでなかったりするのはおかしい」などと語った。

P1020859 私は同運動の呼び掛け人の1人だから、という以上に、「これを見逃してたまるか!」と出かけたわけ。マスコミの方々も同様だったのか、TVカメラがたくさん来てて、会見者らの後ろへ廻って撮影するカメラまであった。

http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/soci_news15.html?now=20081221125523
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013144661000.html
http://www.news24.jp/125478.html
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4022252.html
※ 「公にしてはならない」(裁判員の参加する刑事裁判に関する法律第101条第1項)に、マスコミの側は従った、ということかな。

実名・顔出しで会見に臨んだ、勇気あるお3人の話、そして、今日は来られなかったけど実名のお3人、および匿名希望だけれど意見を寄せてくださったお2人からのメッセージ、どれも生々しくて良かったねぇ!
私のメモから一部だけ抜き出すと…。

「この制度は税金の無駄遣いだ。そんなカネがあれば、仕事がなくて困ってる人を助けたらいい。そうすれば、死刑や無期懲役の事件が、1つでも減るんじゃないか」

 多くの刑事裁判を傍聴してきての実感と、完全にダブる。

「もう歳ですので、つつましく暮らして、心静かにあの世へ逝きたい。今さら(命を奪うか一生牢獄に閉じ込めるか)そんな裁きをしたくない。(来年の候補者名簿に登載されたとの)通知が来なくて安心してる人、これから毎年続くんですよ。みなさん、ちゃんと考えてくれれば、同じ結論になるんじゃないでしょうか」

 今回会見した3人とも、もともと反対だったが、通知が来て改めて法律(「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」)を読んだり、ネットで調べたりして、こりゃどうしても声を上げねば、という気持ちになったんだそうだ。
 以前、ある元裁判官が言っていた。
「この制度は、知れば知るほど不安になるんですよ。だから宣伝しちゃダメなんですよ(笑)」
 「国民参加」とだけ聞けば、なんとなく良さそうだが、具体的にどういう制度か知ろうとすれば、どの部分を知っても、不安になる、嫌だと声を上げたくなる…。

 これからどんどん、制度の具体的中身を、国民は知ることになる。
 1つの事件につき裁判所へ呼ばれるという50~100人の候補者は、裁判員または補充裁判員に選ばれることを前提に、全員が3日、5日、or more のスケジュールを完全に空けて裁判所へ行かなきゃならない、ということを当局はあまり言ってないようだけど、そういうことも国民はこれからどんどん知るようになる。
 自分は無罪だと思っても、多数決で有罪と決まれば、死刑か無期懲役か、意見を述べなければならず、死刑なら死刑を、自分もいっしょに出した判決として受け止めなければならない。死刑が執行されたとき、どう思うのか。そういうことも、こういうことも、ああいうことも、これから…。

 来年5月21日、裁判員制度はほんとにスタートできるのか? もうだぁ~ぃぶ怪しくなってきたぞと、今日は実感した。
 最高裁と法務省は、どうするのか。
 以下は20日付け朝日新聞の記事、の一部。

国選弁護の報酬5倍、説明の手間など考慮 来年度予算
 09年度予算の財務省原案では来年5月から始まる裁判員制度に向け、主な経費で約79億円が計上された。初めて盛り込まれた裁判員や裁判員候補者の日当・旅費は22億円。裁判員裁判を担う国選弁護人の報酬については、法律の素人の裁判員に説明するための労力などを考えて通常の国選弁護事件の5倍以上を支払うことになると試算し、14億円を予算化した。

 ほほ~、まずはそう来ましたか。
 次は、裁判員の日当を5倍にするのかな?
 そうすると、カネに目がくらんだ者ばかりが、「国民参加、たいへんけっこう。義務を果たしましょう」とか正義ぶって、競って裁判員になろうとしたり? むむ~ん。やがて恐ろし裁判員制度。

裁判員制度の正体 (講談社現代新書) Book 裁判員制度の正体 (講談社現代新書)

著者:西野 喜一
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

激論!「裁判員」問題 (朝日新書) Book 激論!「裁判員」問題 (朝日新書)

販売元:朝日新聞出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

つぶせ!裁判員制度 (新潮新書) Book つぶせ!裁判員制度 (新潮新書)

著者:井上 薫
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

裁判員制度はいらない 裁判員制度はいらない

著者:高山 俊吉
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

人気blogランキング ← 11月21日0時10分現在、250でtwozero位~happy02

« 口先ばっかり調子の良い奴には気をつけろ! | トップページ | サザエ3個とアワビ3個 »

裁判員制度」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。