どこへ消えたか被告人の300万円
2月9日(月) その
14時から地裁802号法廷(佐藤晋一郎裁判官)で「わいせつ図画販売目的所持」の新件。
事件番号は「平成21年(わ)第5006号」。即決裁判手続きは4桁目を「5」にする…それが昨年は年末まで続かなかったように、もしかして間違ってるかもしれないけど私は認識してる。今年はどうなるんだろう。
って今年も年末まで裁判所へ通う気かよっ。う~ん、「傍聴席に死す(ルキノ・ヴィスコンティ監督)」なんて言ってたけど、最近、もう遠ざかろうかな、との思いが脳裏をかすめたりもしてるのだ、じつは。なぜ? それはねぇ、最近傍聴人が多すぎて。被告人の家族の他には私しか傍聴席に居ない、という傍聴を25年間ほどやってきた身には…。
温泉だって、平日か日月に泊まるからのんびり休まるんであって、土日や連休に行くんだったら温泉もそんなに好きじゃなかったと思う。ぜいたくな奴? 酒だったら、ぜいたく言わず(ぜいたく言いつつ最終的には)ホワイトリカーでも合成酒でも何でも飲むんだけどさ。
自分で居酒屋を開きたく、それなりに修行していたところ、裏DVDを売れば儲かると聞き、開店の資金を稼ごうと…という事件。人生にしっかり目標があり、目標に向かって進んだ…そんな被告人は滅多にいない。偉い。
しかし…300万円稼ごうと思い、300万円の借金だけが残ったという。
考えてみれば、店の貸し賃等を前払いで取った者、裏DVDを即金で卸した者は、何の痛みもなく、それどころか、卸す者にとっては裏DVDが客に売れようと警察に押収されようとどうでもいいわけで…? としばし空想。
直ちに判決。懲役1年8月、執行猶予3年、訴費負担。
14時30分頃、東京高裁406号法廷(中山隆夫裁判長。右陪席は菱田泰信裁判官!)に入ると、傍聴人がけっこういて、報道された「競売入札妨害」の第1回の、被告人質問をやていた。
被告人は、昨年10月22日にさいたま地裁で有罪判決を受けたという3人のうちの、東松山市職員。執行猶予判決だったのに、なぜ控訴したのか。どうも、罰金刑に減じてもらい復職したい、ということ…なのかな? わかんない。
14時30分からの予定が14時47分から、「脅迫」の控訴審第1回。
被告人質問。こっ、これは…。
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