女性被告人の窃盗2件
2月17日(火) その
急ぎ裁判所へ戻り、11時20分から簡裁728号法廷(小川利行裁判官)で「建造物侵入(&窃盗)」の審理。
否認じゃなくて追起訴だった。
被告人は身柄(警察留置場)、45歳。もっと若く見える。留管の警察官に挟まれ、手錠・腰縄の姿で、
被告人 「失礼しまーす」
と入ってきた。やたらハキハキして、どうも精神的に不安定なように思えた。
19年間勤務した公認会計士事務所を退職し(解雇され?)、返し忘れたカードキーを使い、事務所に19回侵入、年賀ハガキ100枚等を窃取したんだという。
退職金の100万円は、うれしくなってしまい、前から欲しかったものを通販で買ってしまったのだという。1日おきくらいでハローワークへ通ったが、年齢と、事務の経験しかないことから正社員の仕事が見つからず、生活費に窮していたんだという。
被告人 「懐かしいのと、働いてる場にあこがれがあり、興味本位で入ってしまいました」
求刑は懲役2年。最終陳述で…。
被告人 「(明るくはつらつと) ほんっとに深く反省しております。二度といたしません」
地下でA定食460円。『冤罪File』を読みながら。
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冤罪File (ファイル) 2009年 03月号 [雑誌] 販売元:キューブリック |
826号法廷のそばの一般待合室のベンチで瞑想してたら(つか寝てたら)、やたら足音のうるさい男性が来て、ベンチにどーんと鞄を投げ置いた。しーっ、ちーっとか歯をすする音がうるさっ。13時20分からの道交法の弁護人だった。
13時10分頃、826号法廷へ。
傍聴席に座ってると、後ろから「今井亮一さん?」と声が。おお~、昨年川崎支部でばったりお会いしたHさんではないか。
Hさんから貴重な資料、というか“作品”をいただく。ありがとね。
13時15分から簡裁826号法廷(永瀨進裁判官)で「窃盗」の判決。
被告人(身柄、留置場)は、ぽっちゃりおでぶな可愛い女性。若そう。
世田谷区内のかかりつけの歯科医院の待合室で、患者の(?)ショルダーバッグから財布を抜き取り窃取。
窃盗の前歴2件、2006年7月には窃盗で懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けているのだという。
本件犯行は2008年12月。懲役10月、未決10日算入。
続いて…。
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