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2009年2月 6日 (金)

男の妄想は続くよどこまでも

2月5日(木) そのthree

clip 続いて14時30分から「強要未遂」の新件。
 どんどん傍聴人が来て、ほとんど満席。
 被告人(身柄、拘置所)は56歳。よくいるオッサン風。
 今度は新人女性のほうが主任。きれいな髪の若いお嬢さんが読み上げた起訴状、冒頭陳述、書証の要旨告知によれば…。

 犬を連れた女性(40歳)がゴミを捨てたのを見て興味を持ち、そのゴミ袋を持ち帰り、履き古した下着や使用済み生理用品を用いてマスターベーション…使用済み生理用品の写真を撮り…公共料金の書類から住所や電話番号を調べ…オマンコ直接なめさせてくれるなら、OKなら2階の窓の手すりにタオルを…1人で家にいるとき…会社休んでくれたらうれしいな…クリトリスのなめ方、吸い方、バギナの探り方…女性の陰部を舌先でなめるようにしている写真…要求に応じなければ使用済み生理用品等を売る…あとをつけてカメラ付き携帯電話でこっそり撮影した写真…男は皆スケベ、必ず売れます…迷ってるかなと思い…。
検察官 「性行為の相手となるよう強要したが、同人(被害女性)が警察に通報したためその目的を遂げなかったものである」
 相手になってくれる「可能性がゼロとはいえない」と考えたんだそうだ…。

 男は大概、身勝手な妄想者、多かれ少なかれそんな側面があるというべきで、その妄想が、社会や文明の強い原動力になるのかもしれず、政治的なイデオロギーも詰まるところ男独特の妄想なのかもしれない、という気はするけれども、いくらなんでも…。
 女性を拉致監禁して犯し続ければ性奴隷にできる、といった妄想から出発した殺人事件もあったやに聞く。恐るべし男の妄想。
 同様のことを他の4人の女性にしたそうで、追起訴があり、続行。
 14時47分閉廷。
 “男の妄想”については岸田秀さんがオモシロ鋭いことを言ってると思う。「唯幻論」なんて、ちっとやそっとじゃ言えないよアナタ。

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clip 15時から高裁717号法廷(阿部文洋裁判長)で「窃盗」の判決。
 被告人は不出頭。
 原判決破棄、懲役10月、原審未決10日算入。
 原判決後の情状により、懲役1年か1年2月を10月に減じたのかな…。
 いや、そうじゃなかった!

 罰金前科1犯のうえ、菓子類の万引きで懲役1年、執行猶予3年の判決を受けてから3カ月足らずで、スーパーで菓子類29点をカートに入れ、他店のレジ袋をかぶせ、駐車場に止めてあった車へ行き、店長に見とがめられ捕まりそうになったが、車を発進させて逃走したのだという。
 態様は悪質といえるし、同種犯罪の執行猶予からわずか3カ月足らずの犯行なのに、原判決はなんと、懲役1年、保護観察付き執行猶予5年。それで、軽すぎて不当だと検察官が控訴したのだった。

 控訴されてひっくり返されることを承知で、しかし再度の猶予を付けたい、何か特別な事情があったのか…。
 被告人は摂食障害だそうで、私は一瞬、東京簡裁で傍聴したあの被告人かと思った。あの被告人なら…。いや、氏名がまったく違うし、本件の原審は東京簡裁じゃないそうだ。
 原審で、いったい何があったのか…。

 同じ法廷で続いて2件判決があるが、被告人は外国人だし、もう帰ろうか…。

clip 続いて15時15分から「覚せい剤取締法違反」の判決。
 被告人の国籍は東南アジアらしい。通訳人の言葉に「アヤー」という語がよく出てきた。
 覚せい剤約0.345mg所持。原判決の懲役1年6月は重すぎて不当、との控訴。
 でも、2007年9月に同種で懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けてるそうで、そりゃぁムリでしょ。判決は控訴棄却、当審未決80日算入。

clip 続いて15時30分から「強制わいせつ」の判決。
 通訳人の言葉には、バ行、ダ行、ラ行が多かった。
 電車内の痴漢の、真っ向否認だった。
 被告人(在宅)は細くて背の高い男性。格好良い。誤って手が被害女性の臀部に触り、振り向いたとき勢い余って、着衣と胸の間に手が入った…って、そんな偶然があるんだろうか、同時に、そんなムチャな痴漢がいるんだろうか。
 控訴棄却。15時39分閉廷。
 そのあと私が某所に居たら、その被告人と弁護人と通訳人が来て…。

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 来週、ちょっと妙な事件がある。いったい何だろう。阿曽山さんとユキさんと話し込み…。

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 先週木曜に3本借りたDVD(1週間)を金曜朝10時まで返さねばならず、もったいないので観た、眠いのを我慢して。
 1本は、エイリアンvsプレデターの最新作かな? なんだコレ。テレビの画面のせいかもしんないけどさ、真っ暗な中に何か動いて不気味な効果音があるばかり、やたら人が残酷に殺されるばかり。
 もう1本は、ジェット・リーさんが冷酷な殺し屋(人格障害の殺人鬼だな)を演じて…なのだが、これも、ドラマなんて下手なアダルトビデオのストーリィ程度しかなく、ただただガンをぶっ放して人を殺すばかり。
 味も何にもない。兵器のプラモデルを持ち、キーン、ダダダダダ、ボカーンと遊ぶ男児が、そのまま大人になってカネと技術を手に入れ、つくった映画、みたいな。病んでる、みたいな。井筒監督、怒りそう。
 でもまぁ、キーン、ダダダダダ、ボカーンのまま大人になって、国家元首や防衛大臣の地位を手に入れちゃうよりは…ねぇ。

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