無防備に財布を手に持った女性を尾行して
3月6日(金)その
同じ534号法廷で13時50分から、八木澤秀司裁判官に交代して「窃盗、占有離脱物横領」の判決。
さっきから居た男女が、やはり被告人の両親のようだった。
占脱3件、窃盗1件の前歴あり。そのたびに実家の父親に身柄を引き受けてもらい、実家へ帰ってやり直そうとしたが、また東京へ出てきてしまい、生活が苦しくなって犯罪に手を染める…。
そして今回、無防備に財布を手に持った女性(46歳)を見つけ、自転車で尾行していき、人気のない道へ入ったところで追い抜きざまに財布をひったくり。その半年後に、氏名不詳者が遺留したある女性所有の自転車を、自己のものとするため持ち去った…。
懲役2年、執行猶予3年。訴費不負担。
被告人の勾留場所は警察留置場なので、これで釈放され、両親(であろう2人)といっしょに法廷を出て行った…。
14時03分閉廷。
ちなみに昔、民衆革命が成功した直後の某国を旅行したとき、カネを持っているように見せるな、ときどき後ろをふり返れと、うるさく言われたっけ。
ふり返るのは、追尾者を発見するためではなく、街角でたむろする者たちに“間抜けな観光客”と見せないためなのだそうだ。
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さて! いよいよ14時30分から、簡裁728号法廷で「道路交通法違反教唆」の判決。被告人氏名は女性だから、傍聴人が押し寄せる可能性は否定できない。1階へ下りて一服、なんてとてもできない。非常階段で7階へ…。
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