自動車のポイ捨ては罰金50万円?
3月27日(金)
11時30分から、昨日とは違う412号法廷(傍聴席42席)で、昨日第1回を傍聴した「建造物不退去」の判決。
11時23分の時点で傍聴人は、一転、私1人![]()
裁判官が登壇したのが13時32分。判決は…。
アルバイト女性のほうが懲役10月、執行猶予2年、訴費不負担。
暴力団員の妻のほうが懲役1年、執行猶予3年。
ということは、妻のほうは私選だったのか。
裁判官 「それから…当裁判所の1つの感想として…聞いてほしいのですが………●●被告は…お子さんの入学式に………家族みんなでその日を迎える………大事なことだと思います………(アルバイト女性、泣く)………■■被告は………お子さんの上申書(前回の法廷で裁判官が)読みましたけど………ちょっと不安はあるんですよ………なにか危ないなと思ったら………上申書を読んで………ひとつのお守りにして………心が揺らぎそうになったら………思い出して…法廷で誓ったこと………(妻、泣く)」
この時点で11時43分。
当人たちに犯罪傾向はないんだけども、暴力団に近いところにいると、違法への感覚が麻痺して、そのうちまた軽い気持ちでつい何かやってしまうのではないか、と裁判官は心配したのか、ま~、ゆっくりゆっくり時間をかけるのだった。
終わったのが11時46分。
前回書き忘れたけど、この裁判の立会検察官は、区検の人だょ。区検の検察官が地裁の公判立会をやることはときどきある。
地検の若い検察官に対しては、こう言っちゃ何だが、「試験に勝ち上がってきただけのエリート君が、薄っぺらな正義を振りかざして…」というものを感じることがときどきあるけど、区検の検察官は、そういうのを感じさせない人が多い。ま、単に私の偏見、乃至傍聴している事件の偏りのせいなのかもしれないが。
非常階段を降りて南端の東京簡裁728号法廷(田中芳和裁判官)へ。
11時45分からの「廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反」の判決は、当然とっくに始まっていた。
この判決が少なくとも4回目の公判になるはず。何かとダブったのか、私は1回も傍聴してない。
でも、概要はわかった。要するに、ある鉄道会社の敷地内に、ナンバーは付いてて、車検証と(被告人の稼働先の?)社名入りのヘルメットがあり、「風呂に行ったり」していたが(風呂桶等を置き場所にしていたのか、寝泊まりもすることがあったのか不明)、車検はとっくに切れており、右前輪はパンクしており…という「ポンコツ」自動車について、被告人側は「捨てたものではない」と主張していたようだ。
しかし判決は、「他人の敷地内にみだりに捨てたというべきである」と、罰金50万円、訴費不負担。
(後略)
家庭ゴミの投棄で、求刑15万円、判決8万円というのがあった。家具等は40万円…。態様によっても違うだろうけど、自動車は50万円…との目安を頭に、今後の傍聴を続けていくことができる。だから何だってんだ? と言われれば返す言葉もないんですけど。![]()
今日も地下の藪伊豆で、かけそば大盛り290円。
今日も裁判所内は、わりと閑散としてた。いろんな団体さんをあちこちで見かける、ということがなかった。
授業として団体で来ていた小中高校生、大学生は、春休みだから姿を消す、それはわかる。加えて、1学期(または前期)中に先生から「休みの間に裁判傍聴して来い。レポートを出せ」と言われることが、この時期はない、という要素も1つあるんだろう。
13時15分から簡裁826号法廷(虎井寧夫裁判官)で、まずは「窃盗」の判決。
河川敷に小屋を建てて住み、或るみかん、もとえアルミ缶を拾って細々生活していたが、価格が安くなって生きることに窮し、転落防止柵のアルミ棒などを3回にわたり大量に盗んで売却したんだという。
被害総額は120万円余り。けど、それを売って被告人(身柄、留置場。白髪のお年寄り風)が得た金員は、わずかだったはず。差額が、あまりにムダ。いっそ、都(この場合は国?)の職員が雪の降る夜にそっと、被告人の小屋の前にアルミの塊を置いていけば…とか夢想。
懲役1年6月、未決30日算入、訴費不負担。
続いて13時30分から、「銃砲刀剣類所持等取締法違反」の論告・弁論。
被告人(在宅)は、中国でいくつか賞を取ったこともあるという料理人。ナイフを持っていたのは事実だが、それは、大きな料理店の面接である特殊な料理の腕前を披露するためだった、正当な理由に当たる、との主張。
第二十二条 何人も、業務その他正当な理由による場合を除いては、内閣府令で定めるところにより計つた刃体の長さが六センチメートルをこえる刃物を携帯してはならない。ただし、内閣府令で定めるところにより計つた刃体の長さが八センチメートル以下のはさみ若しくは折りたたみ式のナイフ又はこれらの刃物以外の刃物で、政令で定める種類又は形状のものについては、この限りでない。
現行犯逮捕され、12日間も身柄を拘束され、略式に応じて略式命令を受けて釈放され、それから正式裁判請求…なのだそうだ。
論告が約25分間。かけそば大盛りを食べたあと、まぶたがやけに重く感じていたが、途中ずいぶん居眠りしてしまった。例の頭痛騒動以降、気のせいか居眠りが深い。求刑を完全に聞きのがしてしまった。
あとでマニア氏から教わったが、すぐにメモしなかったもんだから、もう忘れた、罰金10万円だっけ20万円だっけ。またマニア氏に聞かねば。とほほ。
14時25分閉廷。
これにて今週の傍聴はオシマイ。
12月末までを統計年度、3月末までをなに年度というんだっけ。
とにかくもう年度末。
地裁の第3民事部(行政部の1つ)の開廷表を見たら、2枚にわたり判決や弁論がぎっしり詰まってた。ひぃ~!
来週は水曜が4月1日。来週の刑事は、ものすごく開廷が少ないよ。
地裁は、水曜、木曜、金曜、各1件のみ、の予定。
高裁は、水曜以降0件、の予定。
月曜は、地裁も高裁もまぁまぁあるけど、火曜は激減。
そういうこと、みなさんご存じなんだろうか。
来週は、行かないほうがいいょ。
と牽制して、私はちらっと行こう。ふふ。←馬鹿野郎っ!![]()
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コメント
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控訴の件、そうですか~。
被告人と証人(彼氏)の証言は、机上の紙の上の理屈では矛楯してるように見えるところがあり、そこを、高裁の裁判官が机上の紙の上で納得できるよう埋めることができるのか…という辺りがポイントかなと私には…。
投稿: 今井亮一 | 2009年3月31日 (火) 03時07分
あらま、お手数おかけしてすみません~

さっそくエクセルの表に入力しときます~
投稿: 今井亮一 | 2009年3月31日 (火) 03時00分
お呼びでしょうか。
銃刀法違反の罰金は10万円でした。
ちなみに、3月6日判決の道交法違反教唆は、弁護人が控訴したそうです。担当部署で確認しました。
投稿: 恒点観測員342号 | 2009年3月30日 (月) 12時28分