傍聴戦線異状あり!
3月9日(月)
午前は、初体験の薬との折り合いにちょと失敗し、裁判所行きはパス。
午後は13時30分から東京地裁519号法廷で、1月13日に第1回を、2月16日に第2回を傍聴した「業務妨害」(2chでの犯行予告)の第3回公判がある。次々回に論告・弁論と、前回たしか言ってたから、今日は被告人質問までのはず。
2chでの犯行予告には、私は若干注目してる。本件で7件目の傍聴になるか。
本件は、被告人質問等の展開によっては、もしや保護観察付きとなり、そして…と予想されないではなく、見逃したくない。
前回の様子、そして最近の地裁の状況からすると、傍聴人が押し寄せ、30分くらい前から行ってないと傍聴できない可能性がある。
しかし…。
13時30分から地裁722号法廷で、8月18日に第1回を、9月9日に第2回を傍聴して、その後3回くらい傍聴しそびれた「危険運転致死」の判決。
13時16分頃行くと、もう10人くらいが、並ぶのではなく、たむろしていた。
13時18分、ドアの施錠が解かれ、13時19分、弁護人と被告人(保釈中。黒スーツにネクタイ)が入廷。被告人は体調が悪いのか、背を丸め、ずったらずったらと靴を床にこすって被告人席へ。
13時26分には、ざっと見回した限りで傍聴人は30人弱…か。
13時29分、波床昌則・丸山哲巳・豊島栄子裁判官が登壇。
被告人は証言台の前へ。体調が悪いのか、だるそぉ~な、ふてくされたようにも見える立ち方だった。
“印象勝負”の裁判員制度だったら、良くないよねぇ。
判決は、懲役4年6月、未決180日算入、訴訟費用中証人(目撃者)3人の分負担。
3回くらい見逃した私の、したがっていい加減な印象からすると、裁判所が認定した事実、すなわち、要するに、被害者(オートバイ)と、その運転に腹を立てた被告人(スカイライン)とで、日曜早朝の環七でレースのような走りを展開、被害者は酒気を帯びていたこともあり、被告人の巧みな運転テクニックにより自爆(信号柱への激突死)へと追い込まれた、被告人は故意にそうさせた…という裁判所の認定は、概ね当たってるのだろうなと、まぁとりあえずそんなふうに思えた。
ちなみに、被害者の酒気帯びの程度を波床裁判長は「0.6mg」と言った。
すっげぇ飲んでたな? と思った傍聴人もいたかもしれない。いないか…。
いちおう解説しとくと、裁判長が言ったのは「パーミリグラム」。血液中のアルコール量だ。以下、道路交通法施行令。
第四十四条の三 法第百十七条の二の二第一号の政令で定める身体に保有するアルコールの程度は、血液一ミリリットルにつき〇・三ミリグラム又は呼気一リットルにつき〇・一五ミリグラムとする。
14時24分、上訴権の告知で終わった。波床裁判長は、説示(正式な呼び方は何だっけ)をしなかった。
すぐに傍聴席から2人の検察庁職員がバーの中へ入り、保釈取消の手続きをした。被告人は、傍らに置いていたベージュのトートバッグを持ち、弁護人席の奥のドアへと黙って消えた…。
非常階段を降り、「業務妨害」の519号法廷へ行ってみた。
当然、ぎっしり満席だった。証人尋問(警察官)は終わり、被告人質問が始まってるようだった。
開廷表の予定は、17時まで。
そろそろ休廷が入るかも。1人か2人くらい出て行くかも。待つか?
ま、いいや…。
次に傍聴したいのは、16時からの「ストーカー行為等の規制等に関する法律」。これも私はちょと注目してる。8件かな、傍聴してきた。
それまで、東京高裁805号法廷(原田國男裁判長)に居よう…。
大廊下を803号法廷へ歩く途中、小廊下に人だかりが見え、なんだろと道草。
小田急を被告とする(かな?)民事の事件だったか、そういうのがあり(地裁か高裁か未確認)、法廷は開いてるようだったので覗き窓から覗いてみた。
すると! 見知りの弁護士さんが原告席(かな?)に。お名前、喉まで出てるんだが、その先が…。申し訳ない、近頃こんなことが多くて(泣)。
へぇ、こういうことやってたんですか、やってたんですよ~、と。傍聴するよう誘われたが、やっぱ私は刑事が気になって…。
でも、せっかくの遭遇なんだから、そのまま傍聴すれば良かった。失敗。
14時55分頃だったか805号法廷に入ると、被告人質問をやってた。
「覚せい剤取締法違反、大麻取締法違反(変更後の訴因 覚せい剤取締法違反、大麻取締法違反、麻薬及び向精神薬取締法違反)」の控訴審第1回だった。
被告人は身柄(拘置所)、白髪の若干格好いい系のオジサン。「××は仕事師」「(自分は)運び屋ではない」と言ってたが、内容はさっぱりわからない。
もしかして、報道された事件かもしれない。
続いて15時から「現住建造物等放火、殺人」の判決。
控訴棄却、当審における未決80日算入。
原判決は懲役15年(求刑は20年)。これは報道された事件だ。
続いて15時30分から「道路交通法違反」の判決。
被告人(在宅)は、髪型も服装もチョー個性的で、眉はきりっと濃く、なかなか良い感じのオジサン(お兄さん?)だった。
傍聴席に、ミニスカートの若めの女性がいて、乳児を抱えてた。可愛いのなんの。いいな~。被告人も時折そっちを見てニコニコしてた。
判決は、控訴棄却。
同種前科あり。出所後2年余りでの酒気帯び運転なのだそうだ。原判決は懲役4月(求刑5月)。
なぜ控訴したのか、出産または出産直後に娑婆にいたかったんだろうか。
上訴権放棄の手続きを取るようだった。
それがいいと私も思う。一刻も早く下獄して出所し、子どもと…。
幸せそうな被告人だった。私もなんだかほのぼのしてしまった。傍聴席には、私とその母子のみ。
それからすぐに行ったんだっけか、16時からの「ストーカー行為等の規制等に関する法律違反」の地裁403号法廷へ。
法廷の前に行列ができていた。げっ、いや待てまて、ここは20席の法廷だ、行列の人数を数えてみれば…16番目か17番目だっけ、おぉ、まだ座れるじゃないか、窮屈なのは嫌だけどな~。
と並んだら、まだだいぶ早いのに列が動き出した。
前の事件が終わったのだ。
てことは、ストーカーを傍聴するために、前の事件から“席取り”で傍聴してる人が10人以上いる可能性あり!
その人たちは出ないから、16番目か17番目ではダメじゃ~ん!
法廷に入ると、案の定、出る人は少なく、数人立ったところへ傍聴人が群がり、“席取り合戦”の状態。うわ~! 直ちに外へ。待てばあと数人立つ可能性があり、頑張れば座れたかもしれないが、もういいやと。
昔をふり返ってばかりで情けない気もするが 昔はね…って情けないからヤメとこう。
とにかく傍聴スケジュールの立て方を、根本的に考え直さねばならないようだ![]()
『戦国武将に学ぶ、傍聴戦を勝ち抜く10の秘訣
』
『東京地裁で生き抜く、先住傍聴民の99の知恵
』
なーんて本が出そうだ、マジで。
私? 私は書かないよ、自分の首を絞めることになるじゃん。
でも、単価1000円、印税10%、初版5万部なら考えよっかな~。
てゆっか、これから裁判員騒動がやってくると、傍聴人はさらに爆発的に増えるはず。はとバスのコースにもなるかも。「わいせつ裁判フリープラン」とか。
そしてそのうち、傍聴人同士の暴行、傷害、傷害致死事件が起こってくるんじゃないかな。いや、預言しておこう、きっと起こるよ…。
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