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2009年3月15日 (日)

暴走少年の勾留理由開示

3月12日(木) そのeight

clip 同じ534号法廷で、続いて13時30から「傷害」の第4回公判。
 第1回は12月16日、第2回は1月20日、第3回は2月17日。
 被告人が大遅刻し、勾引の話も出たが、約40分遅れで開廷。論告・弁論。
 14時52分閉廷。

 ほんとはこれで帰りたかった。
 そんなにいつもいつも朝から夕方まで裁判所に居られない。
 嗚呼それなのに、15時30分から「勾留理由開示」があり、事件名が「道路交通法違反」。帰れないではないか…。crying

 「勾留理由開示」は、ときどきあるが、そうはない。804号は20席の法廷。傍聴人がどどっと押し寄せるかと15時ちょい過ぎに行ったら、外に某氏が1人いるだけ。早々とドアの施錠は解かれていたが、中に1人いるだけだった。

 某氏と雑談しながら窓の外を眺めると、裁判所前に観光バス、というか大型の貸し切りバスが2台いて、小学生(?)が裁判所から出てぞろぞろ乗車していった。うわぁ…。裁判所前に貸し切りバス、今やちっとも珍しくなくなったなぁ…。

clip 15時30分から地裁804号法廷(第14刑事部・太田寅彦裁判官)で、「道路交通法違反」の「勾留理由開示」の手続き。
 太田裁判官? どっかでお見かけしたような…と思ったら、やはり勾留理由開示を経て公判請求となった「道路交通法違反」(無免許&酒気帯び)の公判を、途中から担当した裁判官ではないか。大村陽一裁判官の、填補で担当したんだっけ。

 留管の警察官に挟まれ、手錠・腰縄で入ってきた被告人…いや被疑者は、えっ、子ども…sign02 開廷表に氏名が記載されてたけど。
 人定質問によれば、生年は「平成2年」。手帳の年齢早見表によれば18歳。
 江東区内の道路で、自己が後部に乗車する車両、など計5台で、20~30キロの速度で0.7kmを、蛇行運転、広がり通行、信号無視などしたのだという。共犯で検挙されたようだ。

(共同危険行為等の禁止)
第六十八条  二人以上の自動車又は原動機付自転車の運転者は、道路において二台以上の自動車又は原動機付自転車を連ねて通行させ、又は並進させる場合において、共同して、著しく道路における交通の危険を生じさせ、又は著しく他人に迷惑を及ぼすこととなる行為をしてはならない。

 弁護人から5点の求釈明が出されており、裁判官が述べた。
 要するにこんな感じ。
1、どのような方法で証拠隠滅するおそれがあるというのか。
 共謀状況等について共犯者らと謀り証拠物を処分する等のおそれがある。
2、どのような理由で逃亡のおそれがあるというのか。
 罪質のほか、被疑者のこれまでの補導歴、保護処分歴、生活状況、交友関係、家族関係などを考慮すれば、逃亡のおそれがあると。
3、逮捕状にそのへん、どう記載されているのか。
 この手続きでは釈明を要しない。
4、勾留は逮捕の要件と同じか。
 先ほど述べたとおり(犯罪を犯したと疑うに足る相当の理由があり、罪証隠滅、逃亡のおそれがある)。
5、逃亡・罪証隠滅のおそれを認めた証拠、の閲覧・謄写を求める。
 その権利の規定自体がない。

 補導歴については、弁護人は無いはずと言い、裁判官は有る無いを含めての意だと答えた。
 弁護人からは他には意見なし。
裁判官 「それじゃ被疑者は前へ出てください。最後に意見があれば述べてください」
被疑者 「いや、とくにありません」
裁判官 「はいじゃこの手続きは終了することになります」
 15時39分閉廷。

 どうも私は、この「勾留理由開示」の手続きが何のためにあるのか、どうもわからない…。

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交通/その他交通違反」カテゴリの記事

コメント

お褒めに預かり恐縮です。
人様の科白パクッただけですがね( ^ω^ )。

後段は別件です。

>裁判官 「家には帰れないんですか?」
>傍聴人 「…帰れない」

 爆笑。腹を揺すって笑いました。アンタはうまいっ。
 そして、目に浮かんだ涙が、爆笑の涙ばかりではないことに気づき…。
 ってヤメろよぅ、俺は早く帰って夕食をつくらなきゃいけないんだから…。

>拘留理由開示手続きで、弁護人からギリギリ突っ込まれた裁判官が

 ん? それは本件じゃないっすよね?

公判前雑談において以下のやり取りはなかったのでしょうか?

裁判官 「帰れないんですか?」
傍聴人 「ん?」
裁判官 「家には帰れないんですか?」
傍聴人 「…帰れない」

**********************************

拘留理由開示手続きで、弁護人からギリギリ突っ込まれた裁判官が「そもそもこんなのやる義務ないし~」というような意味合いのことを言ったのには唖然としますた。Σ( ̄ロ ̄lll)

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