勾留理由開示の手続きは何のために
4月21日(火) その![]()
とうとうやってしまった大失敗。
火曜午前、簡裁に「道路交通法違反」はどうせないだろう、今日は夜まで埋まってるからと、午前は仮眠、午後に“出勤”したら、あったょ
10時から534号法廷(武内晃裁判官)で新件が。
時間はいちおう45分間とってあるから、即決裁判手続きではないはずだが、武内さんは直ちに判決したかもしれない。主文だけあとで確認すれば何の違反かおおよそ推測できる、とはいえ、痛恨のエラー。
これまで、午前の予定を確認しないまま午後出勤することが何度かあって、毎回セーフだったもんだから、つい甘く考えてた。“道交法違反見逃し被告事件”で起訴されたら、被告人質問でどんなにぼろくそ責められるか、嗚呼、目に浮かぶ…。
13時15分から東京地裁801号法廷(鈴木秀行裁判官)で「自動車運転過失傷害」の判決。
中央区銀座8-28先交差点において、散水車を運転中、道路状況に不案内であったことから、右折矢印信号を自車進行方向の灯火と誤信し、ゆるい右カーブを約40㎞/hで直進、対向右折二輪車に衝突、骨盤骨折、両側多発肋骨骨折、左下腿皮膚欠損など、死亡しても不思議ではない重大な傷害を負わせた…。
禁錮1年、執行猶予3年、訴費負担。
13時30分から東京地裁531号法廷(山口雅髙裁判官)で「公務執行妨害、傷害、自動車運転過失傷害、道路交通法違反」の判決。
世田谷区三軒茶屋路上で夕方、追い越しのため対向車線へ出て元の車線へ戻る際、音響機器の操作に気を取られ、停止車両に衝突、2週間の頸椎ねんざを負わせ、その実況見分等に1時間半かかったことから、長女を保育園へ向かえに行く途中だったことによる焦燥から不満をつのらせ、暴言を吐きながら警察官の顔面に頭突きし、左眼瞼部打撲で全治10日間の傷害を負わせた…。
懲役2年、執行猶予3年。
故意と過失の違い、とはいえ、結果だけ見るなら、死亡しても不思議ではない重傷を負わせるより、警察官に頭突きするほうが罪は重い…わけだ。
13時35分から同じ法廷で「覚せい剤取締法違反」の判決。
被告人(身柄、留置場)は若くて、ま、だいぶぽっちゃりした美人顔。昨年6月、覚せい剤で懲役1年6月、保護観察付き執行猶予3年の判決を受けたのち、出会い系サイトで知り合った複数の男性とラブホテルへ…ということをくり返しており、今年2月、池袋のラブホテルで覚せい剤の水溶液を自己の身体に注射…。
懲役1年6月、未決30日算入。
13時30分からの地裁401号法廷(大村陽一裁判官)の「道路交通法違反」の新件へ、13時42分頃に。
乙号証の要旨告知をやってるところだった。
免許停止中に運転して無免許で罰金。それで取消処分になって、無免許・酒気帯びで懲役6月、執行猶予3年。その取消期間が明ける前月、仕事のためやむなく運転、無免許で捕まり、その処理が終わる前に、また仕事のためやむなく運転…。
デタラメなように見えるが、仕事は責任感をもってやり、離婚した妻子へ養育費を毎月5万円、両親へ仕送り5万円、送金していたという。
無免許は、最も罪の意識を感じない犯罪、かもしれない。それは、免許制度の実質的な本質が警察利権にあることと、どこかでつながっているのかしれない…。
求刑は懲役8月。予定を32分オーバーして15時02分閉廷。
腹が減ってたまらず、地下のコンビニへ。パンでも食べるつもりが、ついカップヌードルを。これで時間がかかってしまい…。
15時27分に簡裁728号法廷(岡野清二裁判官)へ行くと、15時30分からの「暴行」の判決がもう終わるところだった。期日破り、困るんだよね~。
罰金10万円…だったかな。
被告人(在宅)はグレーのスーツを着てるが、上着のすそからボロ布が垂れてる? 上着の内側の糸がぜんぶほつれてる? 古い感じのネクタイは、幅の広い前側が胸の中程くらいまでしかなく、後ろ側がベルトの辺りまで…という締め方。そして両手に大荷物。難しそうな思い詰めたような表情…。いったいどんな事件だったんだろう。
16時から地裁804号法廷(「関」裁判官。幻の刑事14部)で、「公務執行妨害」の勾留理由開示。
事件は、無銭飲食の取扱で来た地域課の警察官に対し、「殺してやる」とか叫びながら肩章部分をつかむなどの暴行を加えた、というもの。
勾留理由開示の裁判をいくつも傍聴してると、勾留ってのは、検察官が請求すれば裁判所は明白な書類不備でもない限り認め、いったん認めたものはひっくり返さない、それはもうどうしようもないものであり、勾留理由開示の手続きには何の意味もない…と見るのは浅薄であって、勾留ってのはどんなものか、国民に見せること、そこに大きな意味がある…のかな。
16時10分閉廷。
少しぶらぶらしてから、日比谷公園、野外音楽堂へ。
上の画像は、裁判員いらなインコへの変身を私が試みているとこ(笑)。 ※当ブログ容量オーバーが判明。画像は削除。
リンク先の、朝日新聞の記事、いかにも新聞らしいと思う。検察庁が、税金で、オリジナルの裁判インコをつくって大宣伝し、かつ各地検もそれぞれゆるキャラをつくりまくってるのを、こっちは風刺しての、私費の裁判員いらなインコなわけだが、そこはスルーしたうえで、
官民とも「ゆるキャラ頼み」に、渋谷駅前でビラを受け取った女子大生は「制度の中身を知る前に、着ぐるみの可愛さで賛成・反対を決めろと言われてるみたい」。
と裁判員制度を応援する。うまいネどうも(笑)。
« 21日(火)夜、日比谷全国集会とデモ! | トップページ | 嵐のなかの熱い集会&デモ »
「交通事故」カテゴリの記事
- 時速約200~268キロで暴走ポルシェ、2人死亡、懲役12年(2026.08.08)
- 人間は2種類、自己誇大感が強い者と…(2026.06.30)
- 運転者の義務履行を期待しないのであります!(2026.05.08)
- 交差点は事故が多く、事故った車が歩道へ突っ込み(2026.04.26)
- 被害者374名の「不同意わいせつ」!(2026.02.22)
「裁判員制度」カテゴリの記事
- 新年度、被告人の手錠腰縄が消えた!(2026.04.16)
- 大麻は麻薬となり懲役5年→7年(2025.05.17)
- 山上徹也被告人の裁判が始まらない理由、公判前整理手続きとは(2025.01.04)
- 裁判員は隣の法廷の夢をみるか?(2024.11.22)
- 支援女性に好意を抱き強制性交等致傷(2023.12.17)

