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2009年5月 8日 (金)

生まれたときが悪いのか、それとも俺が悪いのか

5月7日(木)

 また東京簡裁の予定のチェックを怠った。しかしまぁ、9時50分に裁判所へ行ってれば、10時から「道路交通法違反」の新件が入ってても見逃すことはない…と思いつつ、原稿書きが長引き、10時30分頃に裁判所へ。
 簡裁に「道路交通法違反」の新件は入ってなかった。ほっ。
 そうすると、今日の予定は…。

 ・11時00分 高裁 「傷害、道路交通法違反」 第1回
 ・11時30分 簡裁 4月24日に第1回を傍聴した「公然わいせつ」の第2回
 ・13時30分 地裁 「道路交通法違反」の審理

 ところが、3件とも、ない。ない??? 3時間ちょいしか寝てないせいで、見えても頭に入ってこないのか、例によってメモミスなのか。
 10時30分から簡裁728号法廷に「傷害」の新件が入っており…。

clip 10時50分頃、簡裁728号法廷(岡野清二裁判官)へ。
 傍聴席は空っぽ。被告人は長袖ワイシャツにネクタイなし。ズボンにベルトがなく、ずり落ちそう。身柄かと思いきや、刑務官も警察官もいない。なぜ?
 被害者の態度が悪くて許せずヘルメットを振り回した、暴行自体は争いがない、が、傷害については、それは被害者が過去に起こした労働災害が原因になってるんじゃないか…というふうな主張らしい。6月にまずは被害者を尋問することにして、11時過ぎに閉廷。

 念のため826号法廷へ行ってみたが、やはり11時30分からの「公然わいせつ」はなく、11時15分から「窃盗」の審理が入っていた。傍聴席は、わりと身なりの良い、仲が良さそうな若いカップルのみ…。

clip 11時15分から簡裁826号法廷(江波戸直行裁判官)で「窃盗」の審理。
 被告人は若かった。21歳だそうだ。
 審理って、否認か? 追起訴か? いや、どうも、どっちでもなさそうだった。なぜか、検察官による冒頭陳述から始まった。推理するなら、江波戸裁判官は時間をやたらかけることがあるところ、前(またはその前)の事件が長引いて、本件は冒頭手続きまでで終わって続行したのかな…と。

 住所不定、無職。昨年6月に、「建造物侵入、窃盗」で懲役1年6月・執行猶予4年の判決を受けており、ほか窃盗等の前歴あり。
 アパートの隣の部屋のドアが少し開いており、入ってデジカメを窃取、その後、マンガ喫茶で寝泊まりするようになり、あるネットカフェでパック料金を精算したあと、寝ていた客の財布から現金4000円とキャッシュカードを窃取。防犯カメラに録画されており、再び来店したとき警察に通報され、キャッシュカード等被害品を持っており、緊急逮捕…。
 ネットカフェの被害者は、「私が一生懸命働いて稼いだカネを…許せない…人が寝ている間にこそこそと盗みを働くような者は…」と述べているそうだ。
 被告人が幼いとき両親が離婚し、父親は再婚、被告人が中学を卒業したとき…。
被告人 「なんか分かんないですけど、とりあえず出てけと、新聞配達の寮みたいなとこ連れてかれて…夜間(高校?)と…うまくいかなくなって…大工さんの…少年院から帰ったあとも、いきなり追い出されて…」

 求刑は懲役2年。前の猶予判決から約半年後の犯行だから、実刑は間違いないところだろう。21歳で、もう行くのか刑務所へ。
 傍聴席の若いカップルも、被告人と同じくらいの年齢のはず。
 生まれたときが悪いのか、それとも俺が悪いのか…。
 12時15分閉廷。

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restaurant 地下でA定食460円。
 1階の喫煙室で、女性が携帯電話をかけながら泣いていた…。

 「公然わいせつ」の第2回公判は明日の11時30分から、と分かった。手帳はもちろん、傍聴ノートにも5月7日と書いてあるのに。7日と8日、どう聞き間違えるsign02
 もう帰ればいいのに、裁判所内であれこれやってるうち13時となり…。

clip 13時10分から地裁422号法廷(秋葉康弘裁判官)で「覚せい剤取締法違反」の判決。
 懲役3年、未決20日算入。
 累犯前科2。刑務所から出てきた日、直後にまた覚せい剤を使ってるんだそうだ。出所後すぐ捕まるとは、よっぽど運が悪いのか、「野郎、またやるぞ」と追尾されたのか。

 422号は広い法廷。最初から4分の1くらい埋まってて、判決が終わってもほとんど立たず、かえって増えた。なに? 10時からの「殺人未遂」の、午後の審理が13時30分から始まるのだった。そうなんだぁ~。
 しかし、もうダメ、私は帰る。20時過ぎに、睡眠導入剤を半欠け飲んで寝たら、金曜6時過ぎまで眠ってしまった…。

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刑事/窃盗」カテゴリの記事

コメント

 あの「殺人未遂」はそんなことになったんですか~。
 報道によれば、事件は昨年12月14日、逮捕は同月16日。第1回公判は今年5月7日。そこからすると、公判前整理手続きに付されたのかと思われるのに、証拠調べが始まってから精神鑑定とは!

>要所要所の駅(=刑事手続きという名の駅)に、しっかりと停車し、青信号確認し、次の駅へ進む必要

 ったくおっしゃるとおりと思います。しかし裁判員裁判では、精神鑑定に限らず、そうはいかないでしょう。明らかに「おかしい!」とわかるケースばかりなら、まだいいですが、弁護人だけが文句を言って終わることが積み重ねられ、拙速裁判が定着していくことになるのでは…。

 じつは今日(8日)、ある事件で、公判の途中で精神鑑定(とは言わないけれどもその趣旨)をやることになりました。
 2日連続、似たようなことが起こるとは…。
 いや、こういうことは、けっこうしばしばあるのか、ないのか。情報を広く集めて共有する、傍聴人のネットワークが、必要と感じられますね。

今井さん!昨日(5月7日)東京地裁の地で,またお会いできて良かったです。あの「覚せい剤事件・判決(秋葉康弘裁判官)」の後も、422号法廷に、残ればよかったのに…。あの後、秋葉康弘裁判官の他に、馬渡香津子裁判官(岡山地家裁から異動したばかり…)と、蜷川省吾裁判官(大変な時期に,裁判官なりたて!頑張ってネ…)が、陪席に加わり、「殺人未遂で公訴提起されている、まだ若い女性被告人に対する、被告人質問等」の手続きが、行われました。私は傍聴してて、なんとなく被告人の、受け答えが、うまくいってないなあ?軽い精神疾患を抱えているのかなあ?と感じました。そして、な・なんと合議・休廷後、秋葉裁判長は「精神鑑定」の実施を宣言!すでに公判実施中の被告人さんへの「精神鑑定の実施」など、異例のことで、一般傍聴人は皆、緊張した面持ちで、ペンを走らせていました。尚、当該精神鑑定は、「被告人の、うつ病の程度」を判定する趣旨。なんと、「都内の病院の外来に通う」方式が、採用されるようです。一般の外来患者さんも、きっとおられます。被告人さんの[人権保障]も、重要です。私は、昨日の裁判を傍聴していて、「裁判員制度」が始まっても、まるで、JR東北新幹線 bullettrain「はやて号」みたく、スピードばかり自慢していては、駄目だ。やはりbullettrain「やまびこ号」みたく、要所要所の駅(=刑事手続きという名の駅)に、しっかりと停車し、青信号確認し、次の駅へ進む必要を痛切に感じましたlibra

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