フォト
2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ

« 日本版『俺たちに明日はない』 | トップページ | 被害者を車底部に巻き込み200m »

2009年5月26日 (火)

被告人の目的は恨みではなくカネ!?

5月26日(火)

 諸君はすでにご存知か。受け渡しだけを行う、やたら安いドライクリーニングは、洗濯の行程を手抜きしたり、溶剤をケチったり使い回したりする(場合がある)らしいって話を。
 ズボンの折り目を二重にされるのは茶飯事として、最近、どうも妙だな、これは洗ってないのでは? ということがあり、その話を聞いて納得。
 で、普段行かないエリア(奥まった住宅街)の、全部の行程を自分のとこで行うという、地元で何十年も商売をやってるという店に、上着を出してみた。740円。高っ!
 しかし! 見事に仕上がったうえ、安いドライクリーニングに何度出しても落ちず返って表の生地へ色が染み出していた、内ポケットのペンのインクの染みまで、ほぼ完全に落としてくれた。「ここまでしか落ちませんでした」と申し訳なさそうに。もちろん別料金なしで。
 数百円の差で、こうまで違うものか! なるほど、これだから、高いけど何十年も商売を続けられるわけだ。さっそく、冬の上着2着と冬のズボン2本をお願いした次第。合計2500円。いててっ。

clip 11時から東京地裁726号法廷で、4月22日に第1回を、5月11日に第2回を傍聴した「名誉毀損」の第3回公判。報道された事件だ。
 今日は被告人質問の続きと、被害者の意見陳述と、論告・弁論。
 傍聴席から見てる限りで、なのだが、最初からずっと被告人は口先を尖らせ、なんつーかすっとぼけたような表情。反省・悔悟は言うのだが、どうもなんだか…と、これは私だけでなく他の傍聴人も思ってたようだが、被害者の意見陳述でトンでもないことになった。
被害者 「私、今、あの…争点がちょっと違うなと…。今の時点でも誹謗中傷は続いてる。(被告人は自分に)恨みつらみは無かったと思う。…(中略)…私を揺すり脅して私の信用度を落とせば××からカネを取れると…彼は私には恨みつらみ、全くありません…(後略)…」
 会社をクビにされたことから恨みつらみがつのって、というストーリーでずっと進行してきたのに、目的はカネだと言うのである。誹謗中傷のブログや書き込みは、まだ1つも削除されてないかに聞こえたが、マジ?
 被告人は相変わらずの表情…。
 しかし、被害者の意見陳述の、その衝撃の内容は無かったかのように、論告・弁論が終わり、次回判決となった。
 ま、どんな行為をどの法律で検挙して処罰するか、それはぜんぶ警察・検察が決めることであり、裁判所は所詮…とはいえ。

restaurant 地下の藪伊豆で、かけそば大盛り290円。8階の一般待合室で座って仮眠。

clip 13時15分から東京簡裁826号法廷で、5月12日に第1回を傍聴した「道路交通法違反」(無免許運転)の判決。
 普通に罰金20万円、満つるまで算入。訴費不負担。

 同じ法廷で続けて13時20分から、5月12日に第1回を傍聴した「窃盗未遂」の判決だが、出て廊下を走り、非常階段を駆け降り…。

clip 13時20分から地裁713号法廷で、5月19日に第1回を傍聴した「自動車運転過失傷害、道路交通法違反」(激追突、車は走行不能となり徒歩で逃走)の判決。
 普通に懲役10月、執行猶予3年。訴費負担。

clip 13時30分から地裁706号法廷で、5月19日に第1回を傍聴した「業務妨害」の判決。
 普通に懲役1年6月、執行猶予3年。

clip 急いで簡裁728号法廷へ。2月10日に第1回を傍聴し、3月3日の第2回は見逃し、4月14日の第3回を途中から傍聴した「脅迫」(ダイナマイトを30本)の、13時30分から第4回、論告・弁論。
 13時37分頃に行くと、すでに終わり、廊下の開廷表も外されていた。

clip 14時から東京高裁805号法廷で、「暴行、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反」の控訴審第1回。
 被告人は、グレーのスーツに紫系のネクタイの、背の高い59歳男性。事実誤認の主張だという。直ちに結審、次回判決。

clip 8階の廊下を南側へ歩く途中、最近よくお会いする素敵なご婦人と、しばらく見かけなかった娘さんに遭遇。いっしょに簡裁826号法廷へ。
 14時15分から「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反」の新件。簡裁のこういう事件を傍聴する理由は拙著『裁判中毒』に。

裁判中毒―傍聴歴25年の驚愕秘録 (角川oneテーマ21) Book 裁判中毒―傍聴歴25年の驚愕秘録 (角川oneテーマ21)

著者:今井 亮一
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 赤坂のキャバクラの客引きだった。命じられたとか、客を引き込んだら給料アップとかべつにないのに、ホールが暇な時間に自発的に外へ出て、たまたま声をかけて「約150m執拗に迫った」(それは警察が裁判官のために作った書類の記載)ところ、相手がどんぴしゃ警察官で、現行犯逮捕…。
 被告人は29歳、在宅。最初、店に迷惑をかけないよう「従業員ではない」と言い張り、すでに店は辞め、現在は、あるフランチャイズの居酒屋の不採算店を買い取って立て直す仕事をしてるんだそうだ。給料は手取り35万円くらいだという。おお~、たいへんだろうけど、遣り甲斐あるんだろうね。
 求刑は罰金30万円。高すぎない? 「約150m」って、相手がきっぱり断ればそんなについていくはずもなく、私服警察官がキャバクラに気のあるようなことを言って距離を伸ばした(有罪にできる状況をつくった)んだろう、と一般的には想像できるし。
 弁護人(白髪のお年寄り)は最終弁論で、こう言ってたょ。
弁護人 「まぁ、だいたい何の勧誘でも、しつこいものであります。すぐ引き下がるようなのは…(中略)…被告人は勧誘行為で儲けを得ていたわけではない。30万円は重きに過ぎると…」
 なぜ略式で済まず、公判廷へ出てきたのか。不思議だ。略式だと、相場の30万円にするしかない、しかし30万円は可哀想なので…?
 直ちに判決かと思ったら、2週間後に。これで求刑どおり30万円だったらひどすぎると、私は思うけど…。

人気blogランキング ←5月26日21時30分現在、週間INが270でoneseven位~happy02

        flair 裁判員制度はいらない!大運動 flair

裁判員制度はいらない (講談社プラスアルファ文庫) Book 裁判員制度はいらない (講談社プラスアルファ文庫)

著者:高山 俊吉
販売元:講談社

Amazon.co.jpで詳細を確認する

« 日本版『俺たちに明日はない』 | トップページ | 被害者を車底部に巻き込み200m »

刑事/その他刑事」カテゴリの記事