5対4でぎりぎり有罪を連想させるブラックな図案
裁判員制度切手を発売=日本郵便
裁判員制度の開始に合わせ、郵便事業会社(日本郵便)は21日、制度の理解や関心を深めてもらおうと、「裁判員制度スタート」と題した切手を発売した。1枚80円で、計1000万枚を発行。裁判員と裁判官を表す2つの円が交わった裁判員制度のシンボルマークが描かれたものと、公正や正義を示すてんびんに9羽の鳥が宿った図柄の2種類があり、9羽は6人の裁判員と3人の裁判官を表すという。
と5月21日付け時事通信。
画像は、某マニア氏が東京中央郵便局かどこかで記念スタンプを押して送ってくれたもの。ありがとね~。
※当ブログ容量オーバーが判明。画像は削除。
郵便事業会社、私ゃよく知らないんだけど、会社っていうからには、民間企業なんでしょ? 民間企業が、国の特定の制度について、国民(お客さん)に理解や関心を深めてもらう目的で、何かを発売するって、そういうのアリなんだ~。
てぇことは、裁判員饅頭、評議モナカ、懲役パフェ、なんかを発売するのもアリなのかな?
ところで、鳥(たぶんインコ)のほうの切手は、これはマズイっしょ。
だって、有罪と無罪、どっちに何羽が乗ったか、その数は「評議の秘密」であって、「秘密を漏らしたときは、6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する」(裁判員の参加する刑事裁判に関する法律第108条第2項第2号)なんだから。
加えて、この図案は、5羽が乗ったほうが下がり、4羽が乗ったほうが上がってる、つまり5対4でのぎりぎり有罪を連想させる。4羽は無罪意見だったのに、ぎりぎり有罪で、結果死刑に、あるいは無期懲役になりましたって、ブラックすぎるょねぇ。
ちなみに、5対4での無罪はどうか。
裁判員裁判の対象事件=死刑や無期懲役もあり得る重大事件が主。
重大事件=がんがん報道されてるはず。
犯罪報道=警察発表にほぼ頼り切り。
世間=世間は被告人を凶悪犯人視。
ぎりぎり無罪=世間は発狂
そんな感じじゃないかな。結局…。
10人の犯罪者を逃がしても、1人の無辜(罪のない人)を処罰しない。
犯罪者を全員逃がさないために、無辜も処罰するのは仕方ない。
どっちをどういう覚悟で選択するのか。
犯罪者は絶対逃がさず、無辜を処罰することも絶対ない、そんなのムリだょ。真実が何か分からず、出てきた証拠は有罪にも無罪にも解釈し得る、そういうことはいくらでもあるんだから。
そういう議論すら全く聞こえてこないまま、裁判員制度になればきっと裁判が社会が良くなるよと浮かれ騒いでる、おかしいと思う。
覚悟も選択もなく、国家が宣伝する方向へなんとなく、あるいは無関心のまま、流れてい、まずいと思う。
「忙しい日々の中で/不安もあるけど/今は前を向いて/進んでみよう」とか支援のロックを…って、国が推し進める制度を支援して、そんなのロックと言えるんかいっ、と思う。
「仙波敏郎さんを支える会 掲示板」ができたよ~!
« 光が当たっても当たらなくても | トップページ | 日本版『俺たちに明日はない』 »
「裁判員制度」カテゴリの記事
- 新年度、被告人の手錠腰縄が消えた!(2026.04.16)
- 大麻は麻薬となり懲役5年→7年(2025.05.17)
- 山上徹也被告人の裁判が始まらない理由、公判前整理手続きとは(2025.01.04)
- 裁判員は隣の法廷の夢をみるか?(2024.11.22)
- 支援女性に好意を抱き強制性交等致傷(2023.12.17)
この記事へのコメントは終了しました。


コメント