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2009年6月17日 (水)

裁判官が抵抗しようのない供述調書

6月17日(水)

 6月14日の記事に初めて付けた投票機能、つまりアンケート。冗談で加えた選択肢「いっそ掛け蕎麦210円」がいちばん多いことに、激しくショックを受けてる。
 コメント一覧に「カツ丼:翌日必ずラーメンを食べる!」とあるのは、賢明なる諸氏のご推察どおり、私だ。嗚呼、恥ずかすぃ。crying

clip 13時30分から東京地裁802号法廷で、6月9日に第1回を傍聴した「自動車運転過失致死、道路交通法違反」の第2回公判。

 13時18分頃に行くと、20席の傍聴席は2席を残してぎっしり。うわ!
 待て待て、13時20分から「公務執行妨害」の判決が入ってる。それが終わればだいぶ出るかも。
 ドア外の狭い通路で待っていると、1組のカップルが来た。一杯ですか? 2席空いてますけど(壁の開廷表を指し)この判決が終わったら(今いる傍聴人が)出るかも。これ(自過死&道交法)を傍聴に来たんですか? えぇ、初めてなんですよ。などとひそひそ話し、初めてなら新件がいいですよ、432号で13時30分から、文科省のプラズマテレビの贈賄、収賄」の新件がありますよ、と言いかける前に、判決が終わったようで1人出た。が、あとが続かない。げ~っ、仕方なく狭いところへ…。

 期日間の打ち合わせで同意と決まった甲3号証(事故当日の実況見分調書)と12号証(解剖結果報告書)の要旨告知。
 そして、事故状況に限定して被告人質問を38分間。
 検察官からの質問を聴きながら、かつ、これまでの傍聴経験(事件数で約1640件)などをつうじて、私はぼんやり思っていた…。この事件の無実・有実は別として、一般論をいえば、ほんとに無実なら、何百日拘束されようが、家庭も仕事も破滅しようが、捜査段階で事実と違う調書にサインしちゃ絶対にダメ。それでようやく、ごくわずか、かもしれないけれど、無罪の可能性が見えるのだ。どんな理由があろうが事実と違う調書にサインしたらもう完全にアウト。完全にアウトな、つまり裁判官が書類上抵抗しようのない調書をつくることの、警察・検察は百戦錬磨のプロなのだ…と。
 そういうプロフェッショナルを相手に、捜査の可視化を言っても、プロのテクニックはさらに巧妙化し、そればかりでなく、有罪に都合の良い録画だけ出し、素人裁判員の印象をうまく操る方向へいくんじゃないか。
 じゃあ、どうすりゃいいのか。それはまた次の機会に。

 次回、弁護人が冒頭陳述をやることにして、14時28分閉廷。

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clip そばの非常階段を4階へ駆け降り、地裁407号法廷(中島慎一郎裁判官)へ。
 14時30分から「道路交通法違反、公務執行妨害」の新件があるのだ。こりゃあ、人定質問を聞き逃すことになるナ。ヘタすりゃ冒陳が始まってるかも!
 とあわてて行ったら、法廷の前に行列が。なに? 13時30分からの「強制わいせつ」の審理が長引いてるのだった。
 行列は12人。そのほかに、道交法&公妨の関係者らしき数人。強わいが終わっても5人ちょい法廷に残れば、13番目の私は座れないかも。座れても窮屈だ。帰るか? いや、道交法&公妨は私の専門分野。強わいが終わってドドッと出ることに賭けるしかない…。
 10分近くオーバーして強わいが終わると、ぞろぞろ、ぞろぞろ出た。一般傍聴人じゃないみたいな人が多いような。何か特別な事件だったのか? と思い、あとで被告人氏名で検索したら、元航空自衛隊の一等空佐の事件らしかった。
 東京地裁は日本一巨大で、全国ニュースになった事件も多いけど、その大半を、どうかすりゃ地方の簡裁より狭い、20席の法廷でやるんだよね。立ち見は原則ダメだし。言いようによっては、なるべく傍聴させないようにしてる、司法から国民を遠ざけてる、とも言えるのでは? ま、20席の法廷をやたらたくさんつくったのは、こんなにも傍聴人が押し寄せる時代が来るとは夢にも思わなかったから、だとしても。

 道交法&公妨の被告人は29歳、保釈中、黒いスーツの、普通っぽい(私からすれば)若者。
 連休の日曜の早朝、普通自二(自動二輪車)で、ネズミ捕りなんだろう、114キロ(74キロ超過)と測定され、停止を求められ減速して左側へ寄ったが、取締りを逃れようと加速、停止旗を持った野方署の巡査部長(53歳)に衝突して転倒させ、もって公務の執行を妨害したんだという。
 公妨のみの求刑の相場は、懲役1年。制限40キロの74キロ超過は、一般道だと懲役3月でもおかしくない。
 本件の求刑は懲役1年だった。
 前科前歴なし。犯罪傾向のようなものは感じられず、その他情状も良いといえる。そこで、74キロ超過を罰金10万円と考え、懲役1年にいわば吸収させたのかな…というふうに現在のレベルでは私は想像するんだけど。←こういうのは、あとで裁判官や検察官に話を聞いて、「あそっか。そういうことなのか」と、違うことがわかったりするのだ。
 弁護人は、今回に限り罰金刑が相当、自由刑でも短く執行猶予を、と弁論した。
 判決は次回。15時40分閉廷。

 今日の傍聴は、以上2件でおしまい。

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car 夜、ちょいと車で出かけ、東京都調布市内で初めて駐車監視員を目撃! 3人組で、3人とも自転車だった。
 調布署の管内の民間委託は今年から始まり、調布署と府中署の管内あわせて「株式会社ジェイ・エス・エス」が契約を取ってる。金額は8536万5000円。「選任する駐車監視員の人数」は16名以上、「駐車監視員の内、正規労働者の人数」も16名以上。「1日において活動するユニット数」は「最大で7」。
 8536万5000円を1万5000円で割ると、5691。少なくとも5691件1日平均約16枚の確認標章(いわゆる駐禁ステッカー)を貼ることを、とりあず目標にすればいいのかな?

 2008年の所属別の取締り件数を見ると、調布署管内は、付近の他署と比べて駐禁取締りが多い。三鷹や府中のつもりで調布で路上駐車すると、さくっとやられちゃう、場合があるよ。

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