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2009年6月24日 (水)

闇に消えていく事件たち

6月24日(水)

 10時00分 地裁402 覚せい剤取締法違反、道路交通法違反 新件
 11時00分 地裁819 道路交通法違反 新件
 13時20分 地裁407 道路交通法違反、公務執行妨害 判決
 13時25分 地裁725 器物損壊(池袋ジュンク堂) 判決

 3時間睡眠で夜まで動き回るのはムリ。これらはパスして…。

clip 15時00分から地裁819号法廷(20席。園原敏彦裁判官)で、6月3日に前回を傍聴した傷害」(生徒の父親が女教師を殴り、鼻骨骨折、とされる事件。否認)の第2回。
 今日は15分前に行き、2番に並べた。
 14時49分頃にドアが開き、被告人の関係者(妻?)も含め11人が席に。
 14時53分、被告人と弁護人が来た。
 15時00分、裁判官が来ない。つか検察官もいない。書記官が奥のドアから出てきて「先生、ちょっと…」と弁護人を招いた。
 15時08分、検察官があたふたと来た。他の事件が長引いたのか。その検察官を、事務職員が「ちょっとちょっと…」と奥のドアへ招いた。
 15時17分、ぽつりぽつりと傍聴人が来て、17席まで埋まった。この間、被告人は被告人席で目を閉じ、不動。
 15時18分、書記官、弁護人、検察官、裁判官が奥のドアから出てきた。起立!

裁判官 「罪体に関するものとして、診断書に代わるような書類として…」
検察官 「もうきてます」
裁判官 「弁護人に開示したんですね。弁護人、どこらあたりが足りないんですか?」
弁護人 「その判断の根拠となったものが何もない…」
裁判官 「といいますと?」
弁護人 「CTとかカルテとか…」
裁判官 「そうしますと、検察官のほうは罪体の立証は終わりませんので、引き続き、お医者さんと話してもらえますか。弁護人のほうは?」
弁護人 「…(メモしきれず)…被告人の奥さんの陳述書と、嘆願書2通ほどと、あと、被告人のお子さんの診断書…」
裁判官 「それは検察官と連絡取り合ってるんですね? まず、罪体についての立証が終わってませんので、もう少し、当事者で揉んでいただいて…おそらく女性教員の立ち位置の問題も含まれるんですね?」
弁護人 「はい」
裁判官 「次回期日、追って指定としておきますか…」

 開廷表では16時30分まで取ってあったのに、15時23分閉廷。
 「当事者で揉む」。そういう表現は初めて聞いた。おそらく、お茶の葉を揉むような感じなんだろう。ハンバーグの生地を揉むのには近くても、ゲヒヒとおっぱいを揉む…のとは、たぶんだいぶ遠いんだろう、と思う。←大馬鹿野郎っsign01

clip 15時30分から東京高裁805号法廷(原田國男裁判長)で「暴力行為等処罰に関する法律違反、銃砲刀剣類所持等取締法違反、証人威迫、脅迫」の判決。
 15時27分、おや、傍聴人がぱらぱらいるな、警備の職員が2人いるな、ふぅん、と傍聴席最前列に座り際、法壇にすでに裁判官3人がいることに気づいた。どことなく厳しい表情。ひっ…。
 15時28分、被告人が入廷。身柄、拘置所。刑務官は3人。被告人を挟む2人は、屈強そうな柔道体型。被告人は、犯行時28歳なんだそうだ。現在29歳か。すきっとしたハンサムなんだけれども、傍聴席を見回す目が…口元が表情が…。

裁判官 「主文、原判決を破棄する。被告人を懲役2年に処する。原審における未決勾留日数中120日をその刑に算入する」
 控訴の趣意は、法令適用の誤り、事実誤認、量刑不当だという。
 私が検索した限りでは、被告人氏名で検索できる報道(と思われるもの)は、1件の断片的なもののみ。それによると、2007年8月に離婚した元妻、が引き取った実子(乳幼児)3人を殺害しようと包丁を持ち歩いたとして、殺人予備と銃刀法違反で埼玉県警により逮捕された、らしい。
 原判決は不明。言い渡しでも明らかにされなかった。
 聴き取れた範囲では、どうやら、原判決は懲役2年より重かった…のかな。
 原田裁判長は、上訴権の告知のとくに終わりのほうを、普段しないような妙な節回しで言い、句点なしに続けて「終わりますっ」と宣し、「すっ」の「っ」のところでさっと立ち上がり、左右陪席裁判官とともに奥のドアに消えた。
 傍聴席のドアのところにもう1人いた刑務官(年配)が、3人の刑務官に加わって被告人を退廷させるのか、と思ったらその4人目の刑務官はバーの外へ出て、3人で被告人を奥のドア(裁判官らが出たドアとは違う)へ連行していった。
 もしかして、原審ではタイヘンなことがあったのか?

 原審はどう展開されてどういう理由でどんな判決だったか、控訴審判決の詳細はどうだったのか、もう記録を閲覧するほかないのだが、刑事訴訟法第53条第1項で「何人も、被告事件の終結後、訴訟記録を閲覧することができる」とされ、刑事確定訴訟記録法第4条第1項で「保管検察官は、請求があつたときは、保管記録(刑事訴訟法第五十三条第一項 の訴訟記録に限る。次項において同じ。)を閲覧させなければならない」とされ、原則閲覧できるはずの記録を、検察庁は、私のようなものには閲覧させないどころか、閲覧の申請さえさせないどころか、閲覧のため庁舎の門をくぐることさえ許さない(つまり文字通り門前払いする)のだsign01
 そして、検察官が法廷に出した書証を、弁護人または被告人が、たとえば冤罪の真相を研究したいジャーナリストに見せると、弁護人が処罰される、というふうに刑事訴訟法か“改正”された。そのことを、どれだけの人が知ってるんだろうか。
 裁判員制度が“司法改革”だというバカげたお祭り騒ぎに乗せられてると、やがて痛い目に遭うよsign01

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 15時30分から高裁717号法廷で、第1回を毒人参。さんが傍聴してくれた「ホストの飲酒強要で死亡させた事件」の判決…のはずが、717号の前の小廊下は真っ暗。1階の開廷表にも記載なし。流れたのか…?

 マニア諸氏とお話したところ、とんでもない「準強制わいせつ」とか、司法が注目されてる時期にスクープになりそうな「覚せい剤取締法違反」とか、みなさん、凄いのを傍聴してるのね。こりゃとてもかなわん、降参です…。

 あそうそう、今日は東京地裁にちょっと申し入れ、つかお願いをしてきた。その話はまた今度。

bus 某事件のことで、初めての某弁護士事務所へ。その弁護士さんが、私がたまたま傍聴して当ブログで書いた別件の弁護士さんだった。世間は狭いね~。そぅして、また頼まれ事が…。

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