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2009年6月18日 (木)

8月3日、地獄のふたが開く!?

東京地裁が裁判員候補「呼び出し状」発送作業
 裁判員候補者の呼び出し状を封入する東京地裁の職員(17日午前10時35分、東京・霞が関の東京地裁で)=代表撮影 東京地裁は17日午前、8月3日に裁判員裁判の初公判が開かれる東京都足立区の路上殺人事件について、呼び出し状や質問票などを封筒に入れる作業を行った。
 午後、発送する。
 呼び出し状が送付されるのは、候補者名簿から抽出された100人から、70歳以上で辞退を希望していた人などを除いた73人。初公判の日の午前中に選任手続きが行われ、裁判員6人と補充裁判員3人が選ばれる。
 辞退を希望する候補者は質問票に記入して返送するが、ある刑事裁判官は「夏休みの予定がすでに入っている人の辞退希望を、認めるかどうか悩ましい。実際に何人の候補者が裁判所に来てくれるのか不安だ」と話している。
 この事件では、無職藤井勝吉被告(72)が5月1日、向かいに住む女性整体師をサバイバルナイフで数回刺して殺したとして殺人罪に問われており、公判は8月3~6日の4日間が予定されている。

 と6月17日付け読売新聞。
 悪魔の化身、裁判員制度が、ゴゴゴと動き始めた。
 8月3日、東京地裁は、たぁ~いへんなことになると予想される。

 裁判員候補者が73人(実際にはそれより少ないはず)が、まずは来る。
 午後からの裁判員裁判の傍聴券は、当然に抽選だろう。マスコミがアルバイトを動員する等し、少なめに予想しても、200~300人は並ぶんじゃないか。
 数日前からのTV・新聞のお祭り報道に刺激され、この“世紀の瞬間”に立ち会おうと、一般傍聴人がだいぶ来るはず。
 それらの人たちの何割かが、他の裁判を傍聴していくはず。傍聴席を埋めるはず。

 恐ろしいのは、東京地裁で初めての裁判員裁判を見ておこうと、刑事部(全部で21箇部)の他の裁判官たちが、傍聴席、または普段司法修習生が座る席に、座ること。そのぶん、他の裁判の開廷が減るわけだ。
 加えて、8月3日は月曜日。東京簡裁は開廷がない。

 いつもより少ない裁判に、いつもより圧倒的に多い傍聴人が、押し寄せるっ
 男性被告人の窃盗の控訴審すら、満席になるかも。民事の法廷へもあふれるかもっ うわぁ~っ

 ただでさえ遅いエレベータは、たいへんなことになると予想される。食堂もコンビニも、いつもよりドカンと多く仕入れるだろう。郵便局は、「裁判員切手発売中」と、目立つ幟(のぼり)を立てるかも。

 …で、私はどうする。やっぱ、傍聴券に並ぶよね。
 でもって、追っかけてる事件の審理がこの4日間に入らないよう、また注目してる罪名の新件が入らないよう、祈るっ
 なもあみだぼちっ ←この呪文じゃダメですか~?

 おっと、この機会に、ニフティのアフィリエイトにある“裁判員本”を引っ張ってみるです(本じゃないのもアリ)。
 以下は、裁判員制度について反対も賛成も見境なしだ。賛成派の本については、その賛成の理由は、国民を強制的に法壇にのぼらせなきゃ実現できないことなのか、他に方策はないのか(その検討をしているか)、そこをよぉく見てね!

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コメント

私も、〔傍0号証様〕に全く同感です。A級傍聴人(刑事部)の方には、「JR指定券発行・マルス・システム」の準用が,良いと思います。すなわち今井亮一さんは「地裁総務課」か「地裁刑事訟廷管理官さん」に、フリーきっぷを提示し、傍聴したい法廷の「指定席券」を発券してもらうのです。ところで民事の方は、傍聴される方、少ないですね。例えば「外国の方の・退去強制処分取消訴訟」や「外国の方の・難民不認定取消訴訟」等極めて重要な訴訟も、傍聴人が少ないです。1.ホームセンター,あっ!撤回します。東京法務局訟務部の方も、2.難民弁護団の方も、双方とも、よく勉強されているのに、残念です。※医療集中部・鑑定人尋問を傍聴すると「非番の看護師さん大量動員ツアー」も、見かけますが、それも,なんか違うような…

今井さんぐらいになったら、永久若しくはA級傍聴人として優先的に傍聴できるようにしてあげたいですね。

道交法絡みだったら、マル傍の黒皮手帳をチラッと見せたら、先に座っていた傍聴人は慌てて席を譲る---。

てなこと考えていて、ふと思ったのですが、
裁判官や書記官、修習生等が優先的に傍聴できる法的根拠はあるのでしょうか?

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