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2009年6月16日 (火)

有罪の妥当性をチェックする「裁判審査会」

 『週刊プレイボーイ』6・22号No.25って、え? もう先週号になっちゃうのか? その<<シリーズ連載 “便利”のウラに潜む“野望”を緊急警告! 世界の知的財産を“制服”する Googleの「正体」を暴く! 第2回 盗んだ著作権で荒稼ぎ!? 怒りの公開質問状&告訴状>>、面白いっsign03
 こりゃ、ひでぇな、もし私もヤラレてたら、刑事告訴すっか? と読み進めたら、記事の最後の2行がこうだった。

 6月1日、筆者は所管の「警視庁練馬署」に告訴状を提出した。(つづく)

 今週15日(月)発売の6・29号No.26が、その続きだ。「筆者」は明石昇二郎さん。
 アメリカは、パソコンとかネットとか、そっち方面の技術の進歩に人の文化も法律も追いつかないドサクサに、世界の人も文化もぶっ壊してでも(つかそんなこと毛ほども気にせず)、思いつく限りの悪さを自己中心でやろうとしてるのか…。
 東京地裁・刑事6部の合田悦三裁判官から「そりゃ、やっぱり、自分勝手だよ」と言われそう。

 10時から東京地裁で、報道された嘱託殺人」があったが、それはパスして…。

clip まずは10時15分から東京高裁805号法廷で、5月16日に第1回を傍聴した「暴行、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反」の判決。
 2~3分しか居られない…とそわそわしてたら、
裁判長 「裁判所のほうから職権で尋ねたいことがあります」
 と、再開して被告人質問をやることに。
 原審での被告人の主張と、控訴趣意書の内容とが、違うらしい。
 なにぃ~? しかし10時18分、出て、そばの非常階段を二段飛びで駆け降り…。
 転んだらヤバイよね~。あの非常階段はあんまり人が通らないから、頭とか打って数時間発見されずに死ぬかもね~。

clip 10時20分から地裁506号法廷で、原審から傍聴してきた「道路交通法違反教唆」(無免許運転教唆。控訴審第1回は5月28日)の判決。
 控訴棄却。しかも、当審における訴訟費用負担。
 これは考えさせられた。真実は“無実”臭いと私は見るのだが、同時に、無実でもこれは無罪は書けないんじゃないかと思った。あとでどこかで書こう。
 被告人(女性)は絶対、痩せたのでは?

clip 11時00分から高裁720号法廷で、6月10日に第1回を傍聴した「傷害、器物損壊」の判決。
 さすがこの事件、報道記者席が13席もとられていた。
 ところが、被告人は不出頭。控訴棄却、当審における未決20日算入。主文だけ聞いて、記者たちの多くは出て行った。
 訴訟費用は不負担。11時07分閉廷。

clip 11時からの地裁725号法廷(合田悦三裁判官)の「器物損壊」へ、11時10分頃行ってみた。検察官の冒頭陳述が始まるところだった。
 被告人は身柄(拘置所)。年齢は私と同じ。前科4犯。詐欺の懲役1年を昨年2月に終了後、派遣の仕事や土木作業をしていたが、犯行の20日ほど前に辞め、所持金がだんだんと減り、池袋のジュンク堂書店で、いつか暮らしたいと思っている屋久島の本3冊と、グラビア写真集1冊を、店内にある(と被告人は思ってる)コピー機でコピーしようとし、1冊丸ごとではかさばるので、仕事のため紙袋に持っていたカッターナイフでコピーしたい部分を切り取り、紙袋に入れた…その“作業”を3階の閲覧コーナーでやっているところを保安員に見られ、逮捕されたんだという。
裁判官 「検察官、これ、聞きようによっては窃盗に聞こえる。紙袋に入れたというのは…」
検察官 「被告人はコピーして戻すつもだったと…」
裁判官 「あぁ、そうなんですか」

 弁護人の立証は被告人質問のみ。しかも「約5分程度」だという。
 被告人は、弁護人の質問には、慣れた様子ですらすら答えていたが…。
検察官 「出所1カ月後、平成20(2008)年3月、占脱(占有離脱物横領)で検挙されてますね」
被告人 「そのことについても答える気、ありません」
検察官 「被害者に弁償したいと?」
被告人 「はい」
検察官 「今後、用立てる手はあるんですか?」
被告人 「答える気はありません」

 被告人は被告人席で、私が言うところの顔面上向きだった。顔面上向きで、対象物をすべて“上から目線”で見下ろす…。下あごを突き出していたりする…。そういう被告人はよくいる。この被告人はそうやって、傍聴席最前列の私の靴を、しきりに見ていた。
 顔面上向き…ちょとピンとこないかと思うので、“のけ反り系”と呼ぶことにしようか。うーん。

 求刑は懲役1年6月。11時40分閉廷。

noodle 家裁の地下食堂で、検察審査会の午前の審査を終えてきたという人と食事。私はラーメン大盛り420円。
 事件の内容については聞かなかったが、結果が出れば報道発表されるような大きな事件らしい。
 裁判員制度と検察審査会を並べて論じる人が、とくに裁判員制度の推進側にいるようだが、両者は似て非なるものと思う。決定的に違うのは、検察審査会は(事務局や説明の検察官にリードされることはあるとしても)11人の国民だけで決めること、検察官に“票”は与えられないこと。そして、検察官(国)による決定(不起訴)が妥当かどうかチェックするのが役割であることだ。
 裁判員制度も、裁判官(国)に票が与えられず、申立て(たとえば再審請求)があった事件について有罪が妥当かどうかチェックするだけなら、私は大いに賛成だ。
   不起訴の妥当性をチェックする→検察審査会
   有罪の妥当性をチェックする  →裁判審査会
 それがいいんじゃないか。
 しかし、そんなことは誰も言わない。少なくとも国側は絶対に言わない。
 なぜ? 裁判員制度の目的の根本つか本質は、国民を変えることなのだ。
 そこをしっかり見定めなければ。

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clip 13時15分から東京地裁711号法廷(福島かなえ裁判官)で、6月10日に第1回を傍聴した「道路交通法違反、公務執行妨害」の判決。
 13時08分に法廷(20席)に入ると、すでに12席が埋まっていた。なんでだよ~!
 普通に懲役1年、執行猶予3年。
 傍聴人はほとんど出た。13時30分地裁725号法廷の「殺人等」の新件までの“つなぎ”だったのかな? 私だってそっちを見たいけど…。

clip 続けて13時30分から、5月17日に第1回を傍聴した「脅迫」の第2回。
 今日は被害者(隣家の若い奥さん)を証人尋問。絵に描いたような素敵な奥さんだった。傍聴席の(たぶん)夫も、格好いいタイプ。
 14時21分閉廷。

 14時30分から地裁531号法廷で、女性氏名の被告人2人の「昏睡強盗、窃盗」の新件があるけど…。

clip 13時30分から始まってる簡裁728号法廷の、5月7日に第1回を傍聴した「傷害」の第2回(こっちも今日は被害者の証人尋問)へ、14時47分頃に行ってみると、尋問はもう終わっていた。
 傍聴席には2人のみ。それが被害者(と関係者?)か。
 次回、被告人質問をやると決めて、14時52分閉廷。

 これで帰っていいのだが、マニア諸氏がみな感動(?)したという「常習累犯窃盗」の判決が15時30分からあり、16時からちょっと見ておきたいのがあるので、ずるずる裁判所に居続けることに…。
 時間が空くので、午前から午後にかけて連続10件、各20分ずつで即決裁判手続きをやってる地裁423号法廷(20席)へ行ってみると、ぎっしり満席。なんでだよっ!
 隣の広い法廷に「強制わいせつ」か何か入っており、ま、こりゃダメだろうなとドアの覗き窓から覗くと、数席残してほぼ満席だった。
 そんなこんなでうろうろして…。

clip 15時30分から地裁533号法廷(丸山哲巳裁判官)で「常習累犯窃盗」の判決。
 被告人(身柄、拘置所)は、刑務所へ入る目的で、使いもしないSDカードを万引きした、見つからなければ売り場へ戻すつもりだった、と言ってるらしいのだが、裁判官は完全に否定し、
裁判官 「不法領得の意思を有していたと認められる」
 とした。判決理由の断言調に、なんとなくムリムリなものが感じられ、被告人の言い分のままでは有罪にしにくいのか? とか思ったが、第1回を傍聴してないし、まだまだ勉強不足で、なんとも言えない。元裁判官氏に今度裁判所でお会いしたら、聞いてみようかしら。と言いつつ、忘れちゃうんだよね~。weep

 16時から地裁714号法廷(菱田泰信裁判官)で、6月9日に第1回を傍聴した「詐欺」の判決。
 前科なしだそうで、公訴事実の被害、6件36万円については、連絡が取れた被害者に対しては被害弁償しているというこの事件、執行猶予なのか…。
 ところが、直前にマニア氏から連絡が入り、同時刻から民事のほうで、和合秀典さんの裁判の弁論があるという。う~、困った。
 いったんは「詐欺」の判決を優先することにしたが、714号法廷の前に別のマニア氏がいて、彼は緻密そうなので、あとで聞かせてくださいとお願いし…。

clip 16時00分から東京地裁・民事25部、610号法廷(中村愼裁判官)で、原告は和合秀典さん、被告は国、西日本高速道路(株)の、「損害賠償」の弁論。
 前回の被告の主張に対する反論の準備書面を、原告が陳述したことにして…。
裁判長 「それではこの事件は基本的な主張は整ってると思いますんで…」
原告代理人弁護士 「ちょっと関連事件について検討している関係で、請求原因の追加を考えておりまして…」
裁判長 「これはこれで整ってますんで…」
 と、次回判決期日を決め、16時02分閉廷。

rain 1階で、「詐欺」の判決を教えてもらう。懲役1年4月、未決120日算入。訴費不負担。実刑だ。
 マニア氏によれば、長期にわたり職業的にやっていたことが実刑の主な理由だったらしい。ふぅん、そうなのか。私はこの種の犯罪はあんまり傍聴してないので、よくわからない。なんにしても、彼に託して良かった。ありがとね。
 外は雨が降り始めていた。

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コメント

素人の素朴な疑問で恐縮ですが、
10時20分からの「道路交通法違反教唆」における「当審における訴訟費用」ってなんですか?
証人は呼んでいないし、弁護人は一審の時と同じだったので私選なのでは? 控訴審でも同じ人を国選で頼めるのでしょうか? それとも私の勘違いで、別の弁護人だったでしょうか?

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