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« 65歳の売春婦 | トップページ | 超絶スクープ!? 裁判員裁判は「合わ」 »

2009年6月11日 (木)

月収280万円、養育費は月2万円?

 裁判所への往復の電車内で昨日からdownこれを読み始めた。

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 3分の1くらいまで読んだ。今までの霞っ子クラブの本で、いちばん面白いんじゃないか。高橋ユキさんの書きぶりが良い。こんなことを書ける書き手は、今んとこ他に居ないんじゃないか。毒人参。さんも良い味を出してる。特に海外の裁判の傍聴体験、つかチャレンジ体験は、世界的に“余人を持って代え難し”かも。

6月10日(水)

 血圧の薬は、様子を見て減らしてもいい、ようなことを医師から言われており、裁判所の帰りに新宿ヨドバシカメラで買った自家用血圧計で測定しつつ、減らしてる。もう10日くらい飲んでない。が、夜で70台-120台、起床後で80台-130前後くらい。以前に戻った…みたい。あんまり寝てないのが良いのか。んなこたぁないよね、きっと。週に2回くらい、有酸素散歩約1時間を続けてるのが良いのか。
 私の血圧計はdownずばりこれ。調子いいよ。

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 そういえば、2001年の夏辺りは、週に3回くらい有酸素散歩約1時間をやってたんだっけ。あんときゃ、通風発作(それが初めてだったかな?)があり、かつ健康診断の結果、尿酸値と中性脂肪値が、これは初めて「要医療」とされ、ブルっちまったんだな。
 私の痛風発作は、なぜか毎年6月か7月辺りにくる。今年はどうなるんだろう…。

clip 11時から東京地裁719号法廷(江見健一裁判官)で、5月20日に第1回(818号法廷)を傍聴した「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律違反、傷害」の第2回。被害者と被告人の言い分が真っ向から食い違ってる事件だ。
 719号も20席。ヤバイぞと10時40分過ぎに行ったところ、法廷の前はガラーン。そばの待合室に2人居るのみ。だが、10時55分過ぎか、続々と人がきた。20人超えてたんじゃないか。11時ちょうどにドアの施錠が解かれ、たちまちぎっしり満席。
 11時10分から、4月22日に第1回を、5月11日に第2回を傍聴した「名誉毀損」(報道された事件)の判決が地裁716号法廷であり、途中ちらっと抜けられれば…と思ってたのだが、ムリっ。

 検察官が甲号証を何点か追加請求。
 弁護人(どえらく淡々として頭良さそうな男性)は、甲11号証、員面(司法警察員面前調書)を一部不同意とし、しかし書面は用意しておらず、「1ページ目、×行の『会うこと』から、×行の『すすめました』まで…」という具合に、淡々と延々と述べ始めた。いつまで続くんだ?
裁判官 「(甲11の員面は)ぜんぶで何ページあるんですか?」
弁護人 「21ページ…」
 ぬわにぃ~っ!! 私が目をむくより早く、裁判官が体を起こしてペンを投げた(といっても手元の机上に)。
裁判官 「延々続けるつもりですか?」
 どこを不同意とするか、検察官には伝えてるそうで(口頭で延々と伝えたんだろうか)、正式にはあとで書面で出すことにして、不同意部分を除いた部分について検察官が要旨告知、という形で進行…。

 そして被告人質問。検察官からの最後の質問が圧巻だったというか…。
検察官 「月2万円、養育費、精一杯ですか」
被告人 「これから何十年も払っていくことを考えると…」
検察官 「収入(月収)は?」
被告人 「280万円…」
 280万? 180万の聞き間違い?
検察官 「現在、交際している人は居ますか」
被告人 「居ません」
検察官 「沖縄へ行くとき同伴していた人、妊娠してますが、誰の子ですか」
被告人 「私の子です」
検察官 「終わります」
 ええっ!? そんな話を、検察官はどっから仕入れてきたんだ!?
 続いて被害者の意見陳述。ま~、見たこともない素敵な洋服の、背の高い女性だった。モデル…?
 ずっと不動だった被告人が、陳述の途中、シャツの袖をいじったり、ベルトの辺りをいじったり、ニヤニヤしたり…。
 求刑は懲役1年。12時11分閉廷。

clip 地下でかけそば大盛り290円を食べ、13時05分から東京高裁506号法廷(中山隆夫裁判長)で「道路交通法違反、道路運送車両法違反、自動車損害賠償保障法違反」の判決。
 弁護人は、昨日2つの法廷で見た、私が格闘技系と呼んでる弁護士だった。この人、よく国選を請けてるな~。

 被告人は不出頭。度重なる違反により免許停止処分となり、停止期間中に運転して2004年に無免許で罰金&取消処分、2006年に無免許で罰金、2008年に本件と全く同様の無免許&無車検&無保険で懲役4月、執行猶予4年の判決を受け、それから1カ月経たないうちの本件犯行。ほかシートベルト不装着、踏切一時不停止など歴7回。原判決は懲役6月。
 量刑不当の主張。控訴棄却。
 「今度こそ、くり返すことなくマジメに生活する」と誓ったんだそうだ。この種の裁判を傍聴してると、この段階まできて「今度こそ…」と誓ってももう遅いよ! ということが多い。ま、人間とはそういうもんなのかも。私もネ。

clip 続けて13時15分から「器物損壊」(警察官の自転車を損壊)の判決。
 この事件、原審は東京地裁(刑事7部、前田巌裁判官)で、その第1回が昨年12月19日。私は1月16日の第2回を傍聴し、1月27日の第3回(論告・弁論)は傍聴できず、2月17日の判決(同年5月に「公務執行妨害、傷害」で懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けており、懲役8月)を傍聴した。
 で、今日の控訴審判決は、控訴棄却。
 「公務執行妨害、傷害」のほうを傍聴したという女性マニア氏と、法廷の前で雑談。

clip 13時30分から地裁711号法廷(福島かなえ裁判官。20席)で「道路交通法違反、公務執行妨害」の新件。
 こんなのは人気ないだろう、と13時28分に行ったら、げっ、2席しか空いてない。しかもっ、被告人がよく見える席は、巨体の男性と普通体の男性との間。最悪っ!
 だが、これは私の専門分野の事件であり、今日はこのために午後までいたのだ。しょーがない。座る。両脇の男性は、こんな狭いとこへオッサン、くんなっ! と思ったに違いない(笑)。
 14時10分頃、中学生らしき団体が7人くらいどっと出たので、すかさずそっちの端っこの席へ移動。あ~、涼し~! 両脇に人がいないと、こんなに涼しいもんかね!

 被告人は27歳、保釈中。深夜にバイク便の仕事(月収40万円ちょいだという。マジ!?)が終わり、飲酒。そういうとき普段はタクシーで帰るのだが、夜が明けてしまったので、もう飲酒検問はやってないだろう、翌日私用で(?)バイクが必要なので、取りに戻るのもめんどくさいと、運転。ところが飲酒検問があり、警察官(巡査部長)に突っ込むように突破。逃げられないと思ってバイクを降り、付近マンションの駐輪場に隠れ(そこにバイクを隠したのかな?)、15分ほどしてもう大丈夫だろうと歩いて出たら、被告人を探していた警察官に見つかり、その脇をすり抜けるように体当たり…というふうな事件。
 求刑は懲役1年。私は4時間半しか寝ておらず、被告人質問の終わりのほうで猛烈に眠くなり、夢うつつで書き取ったため自信がなく、あとでマニア氏に確認したところ、やはり懲役1年だった(ありがとね)。
 公妨だけの相場は懲役1年。酒気帯び(0.41mg。罰金25万円?)は、そこに“吸収”されちゃった、ということか。
 14時38分閉廷。

clip ずるずると15時から、高裁805号法廷(原田國男裁判長)で「器物損壊」の控訴審判決。
 被告人は身柄(拘置所)。だいぶ服役経験があるのか、勢いのある起立姿勢で、「(職業は)無職になってますっ! はいっ!」という調子だった。
 近所の食堂でビールを5本飲んでるところへ、仕事中のはずの兄貴が突然きて、いきなり殴られて、頭に血がのぼっちゃってブレーキが利かなくなり、食堂のガラスなどを壊した…らしい。
 次回判決期日が決まってから、被告人が言った。
被告人 「あっ、それと申し訳ないんですが…!」
裁判長 「なんですかぁ?」
被告人 「1つだけ。どこまでが兄弟げんかでどこまでが暴力なんですか、いま教えてくださいっ!」
裁判長 「いまはムリだよ。そりゃ難しいよ(笑)」
被告人 「友だち2人にバカにされて、そりゃイジメじゃないですか、2対1だから。兄貴が殴ってきて、こっちは抵抗しなかった、暴力じゃないですかっ!」
 被告人は長年にわたり、兄から殴る蹴るの暴力を受けてきて、警察へ行ったが、「兄弟げんかだからお互い仲良くやれ」と助けてくれなかったんだそうだ。
裁判長 「言いたいことが何か、よくわかった。それが君の言いたいことなんだね。じゃ終わりましょう」
 15時12分閉廷。

 この弁護人も、よく見かける弁護士。
 かつて国選弁護人は、弁護士会が“派遣”する形になってた。ところが“司法改革”とやらで、「法テラス」(日本司法支援センター)という国の機関(法務省の外郭団体でいいのかな?)が仕切るようになった。
「以前は国選を請けてたが、国の下請けなんぞできるかと、法テラスになってから国選をやってない」
 という弁護士がよくいる。それで、国選を請ける顔ぶれは固定されてきた…つーことなんだろうか。
 “規制緩和”でもって、派遣労働者(つまり不安定な末端労働者)を増やし、その一方で、国選を国が仕切り、国民を裁判に強制動員する…。

        flair 裁判員制度はいらない!大運動 flair

cafe 都内某ホテルへ、あるブツを受け取りに。打ち合わせ中だった女性お2人には申し訳ないが、疲れたので休憩させてもらってたら、そこへ宮崎学さんが。なんで!? って私がいるほうが「なんで?」なのか。
 この本をdownもらってしまった。

上場企業が警察に抹殺された日 Book 上場企業が警察に抹殺された日

著者:宮崎 学
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 奥付によれば6月10日発行。警視庁警部補の実名も出て、各方面がヒリヒリしてるヤバイ本らしい。読ませてもらいますっ。

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