ZAKZAKから被疑者氏名が消えた!
<<広島中央署は23日、帰宅中の女性を乱暴目的で襲い負傷させたとして、強制わいせつ致傷と器物損壊の疑いで広島市南区西旭町、警備員の男(40)を現行犯逮捕した。>>
<<徳島県警は23日までに、島根、高知両県警と共同で、車上荒らしを繰り返し約3000万円相当の現金やカーナビを盗んだとして、窃盗容疑で高知市の風俗店経営の男(39)を追送検した。>>
「警備員の男」「派遣社員の男」「塗装作業員の男」「風俗店経営の男」…。
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ZAKZAKから被疑者氏名がきっ、消えたっ
朝日、毎日、読売、産経は、変わらず被疑者氏名を乗せている。
いったい何が起こったのか、これからどうなっていくのか。
逮捕の段階で、警察の言い分のみでどっかんと実名報道し、不送致、不起訴になっても知らん顔…というやり方は、いかにもマズイだろ、それに、市井(しせい)の者の実名を一律出すことに社会的な意味はないじゃん、という立場からは、これはZAKZAKの英断といえる。もちろん、匿名を楯に(これまで以上の?)無責任報道で盛り上がるかも、という懸念はあるが。
とにかく、裁判を傍聴してから、被告人氏名でネット検索して逮捕当時の報道記事を読み、「ほんとはこんな悪質なことやってたのか」とか、「話が違うじゃーん。こんな報道(警察発表の垂れ流し)されちゃって可哀想」とか思ったりしてたわけだが、今後はそれができなくなるのか。ま、検索のやり方を変えればいいだけの話か…。
とりあえず、びっくりしましたってことで。
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