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2009年8月11日 (火)

『審理』がネットオークションに!

 6日(木)まで東京地裁の裁判員裁判一色、以後は酒井法子さんの事件一色、とまで行ったら言い過ぎか。しっかしものすごい量の報道だ(あれらぜんぶを報道とは言わないのかもしれないが)。

 ほんとかどうか、2008年の夏頃から覚せい剤を使用し始めたとの報道が出てる。最高裁が制作した、被疑者主演の裁判員制度PRのDVD『審理』の試写会が2008年3月25日、最高裁の講堂で行われている。被疑者も舞台挨拶をしている。←これもいずれ消えるかも。
 その挨拶のなかに、こんな言葉がある。
「自分自身も,映画の役をとおして,とても勉強になりました。」
 いったい何を勉強したのかっsign01
 芸能界の薬物汚染は以前から言われてる、制作前に出演者およびその周辺のチェックを最高裁はしなかったのかsign01 制作後、「こういうものに出演した以上…」とか出演者たちに念を押す等しなかったのかsign01
 というふうな糾弾を、とくにワイドショーなんかは、辛口コメント者にしゃべってもらったり“街の声”を拾ったりする形で、ばんばんやってるのかな。私はまだ見てないけれど。

P1030318  『審理』は、やっぱりオークションに出たね
 あれは、裁判所へ行かないとなかなか手に入らないはず。しかも、ただちょこっと傍聴に、あるいは自分の民事の事件で行っただけでは、なかなか手に入らない場合が多いんじゃないか。
 そうすると、オークションに出してるのは主に、模擬裁判を含む裁判員制度の宣伝イベントへ行った人たちか。裁判所の職員もいたりして。
 私? 私は出さないよぅ。大事に大事にコレクションしとくです。

 8月10日(月)、さいたま地裁で、全国2番目の裁判員裁判(罪名は「殺人未遂」)が始まった。
 2件続けて、量刑をどうするか、という事件だ。

 全国初の、東京地裁での裁判員裁判(罪名は「殺人」)の第1回公判を、私は傍聴させてもらった。
※ 「裁判員制度はいらない!大運動」の事務局の人が抽選に並んだのではなく、事務局の人が知り合いに頼んでくれたらしい。プラチナチケットともいうべき当たり券をゲットしたら、誰しも自分で傍聴したいはずなのに、なぜ私のところへ廻ってきたのか。「あれだけ裁判傍聴をやってる今井にこそ傍聴させ、話を聞きたい」というふうな主旨があったらしい。ありがたいことです。

 興味津々、初めて傍聴した裁判員裁判は、とにかくお客さん(素人裁判員)にわかりやすく、それが主目的の、プレゼンの腕前発表会のようだと感じた。
 そんなものに、いったいどんな意味があるのか。
 裁判を公正なものにしたいっていうなら、どこが不公正なのか、裁判における公正とは何なのか、最初に検討がなければならない。
 冤罪を防ぎたいというなら、まずは再審請求事件をこそ、国民参加でやれよ。今このときも獄中で無罪を叫んでる人たちを放っておいて、「これから冤罪は減ります」とニコニコしてるって、んなバカな!
 この裁判員制度に、いったいどんな意味があるのか。
 とはシカシ、だ~れも、というか少なくともテレビ・新聞は一切考えない…みたいに思えるんだょね。「国民参加=良いこと(聞こえの良い言葉)」、ここで止まっちゃってるというか。

 でも、じつは“意味”はあるのだ。目的はハッキリしてるのだ。
 「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」(平成十六年五月二十八日法律第六十三号)の第1条を見れば、変えるのは裁判ではなく国民なのだと、一目瞭然だし、2002年3月7日の「司法制度改革推進本部顧問会議(第3回)議事概要」にはこうある。

 小泉内閣による構造改革の柱は,資源を効率の悪い分野から良い分野に再配分することによる経済の活性化であり,次に大事なことが規制緩和である。事前規制型社会から事後チェック型社会に移行するため,司法改革は地味ではあるが一連の改革の仕上げとなるものである。

 前にも引用したが、『警察公論』(立花書房)の2009年1月号に、藤田昇三・最高検察庁裁判員公判部長が「新春随想 裁判員制度元年」として、こんなことを書いてる。

 我が国は,20世紀末以降の社会経済情勢の変化に対応して進められた経済構造改革,各種の行政改革に伴い,事前規制・調整型社会から自己責任の原則に基づく事後チェック,救済型社会へと変貌している。
    (中略)
 自己責任の社会においては,国民は単なる統治の客体ではなく統治の主体として統治機能に関与することが求められる。

 国民を変えたい。だから、国が罰則付きで国民を強制出頭させるのである。国により、国民は、変えていただく、正しい国民になる、小泉改革により変貌した社会における、国に都合の良い国民になる…。
 ところがそういうことは、私が知る限り、テレビ・新聞は一切考えてないような。不思議といえば不思議、当然といえば当然、さてどっち? 私がテレビ・新聞をそんなに見てないだけ? ぎょっ…。

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   flair 裁判員制度はいらない!大運動 flair

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裁判員制度」カテゴリの記事

コメント

sugiyama 様

 『審理』の制作費は約7000万円とか7100万円とか言われてますね。
 これが国ではなく地方自治体の場合、もし本当に違約金の契約とかがなくて、しかも酒井法子さんが薬物をやってたのがDVD発表の前で、そのことはちょっと周辺に当たれば容易に分かるような状況だったなら、「不適切な支出を返還させろ」と住民監査請求、住民訴訟をやれる…。

 国民監査請求、国民訴訟の制度を設けるのが、もっとも良い行政改革、司法改革だと…って私が言ってるだけじゃなく、けっこういろんな人が言ってるように思うんですが。

ぽっちゃりパフェ (るん)  様

 誰? あの娘さんかな、あのご婦人かな? と一瞬思っちゃったじゃないですか、んもぉうっ。オジサンの心を弄(もてあそ)んでぇ。

「なんでこれ、意義ありっ!って弁護士が叫ばないの?」
 って、なるほどね~、私も最初に傍聴した頃、イメージしてた裁判と現実の裁判との違いに、びっくりしたことはあったような、遠い記憶。
 蝉しぐれ 初心にかえる 夏休み、なんつって。

審理のDVDの制作費が税金で使われたと思うと、

なんかばからしいすね。 噂によると、酒井氏との契約では

違約金の契約がなかったらしく、制作費丸損とか、、。

裁判員制度の失敗を暗示しているような。

今井さん、こんちは!

今日は裁判所で見かけなかったっすよー。
いつもいるのにいないから、なんか寂しかったっすよー(w
もしかしてホンマに今井さんも夏休みにしちゃったんですか?

やっと江波戸さんと今間さんは夏休み終えたようっすよー。
826号法廷は最初から最後まで窃盗自白の連続でした。

傍聴に来ていた女学生風?の二人が
「なんでこれ、意義ありっ!って弁護士が叫ばないの?」ってつまらなそうな顔して言ってました。

また明後日木曜日に傍聴しに行こうかなと思ってます。
今日は本当に開廷が少なかったですよ。
たぶん木曜日もこんな感じじゃないかと思います。
毎回20席埋まってる簡裁の法廷・・・通常じゃありえないこの状況、今井さんの言ってたとおりでした。

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