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2009年8月14日 (金)

富山の強姦・強姦未遂冤罪、柳原浩さんの本が出た!

 富山の例の事件、まったく無実の強姦と強姦未遂で懲役3年の実刑判決を受け、服役後、他県で(ほんと他県で良かったねぇ)真犯人が発見され、まったく無実と判明した、という事件、その事件の本、『「ごめん」で済むなら警察はいらない』(柳原浩編・桂書房刊)が出たそうだ。
 こう報道されている。
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2009081302000171.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090812-OYT1T00843.htm?from=main6
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081201000659.html
http://www2.knb.ne.jp/news/20090803_20874.htm#

 上記4番目のリンク先は北日本放送。2分46秒も取り上げてるよ
 さっそくアフィリエイトを…。ところが、ないっ ココログのアフィリエイトに同書がなくて、貼り付けられないっ
 上記2番目の報道によれば、「初版は1500部で、主に富山県内と金沢市内で販売」だという。それで、ネット販売には未だ乗ってないのか。
 しかし、四六判240ページ、税込みで1300円とは、いまどき安めの価格設定だ。出版社としては、かなり売る(売れる)つもりなんだろう。初版は少なくても増刷のレスポンスをよくしていく、という地道な作戦なんだろう。やがて軌道に乗れば、ココログのアフィリエイトを貼り付けられるようになるかも。
 ちなみに「桂書房」って、映画『おくりびと』の原作『納棺夫日記』の出版社なんだね、へぇ~。

 ところで、この事件について、こう受け止めてる人が多いんじゃなかろうか。
「本人がぜんぜん否認しなかったので、警察も検察も裁判所も、無実と気づけなかった事件なのか?」
 じつは私も、当初はそれに近い受け止め方をしていた。
 だが、その印象は、警察の記者レク垂れ流し報道による印象だったんだと、柳原浩さんにお会いして直に話を聞いて、つまり“一時情報”を直に得て、痛感した。
 具体的には…ってそこは、同書に存分に書かれてるんだろう。

 このことからも思うんだけど、途中を飛ばして結論部分だけいえば、新聞がつぶれるのはもう時間の問題じゃないのか。
 その前に、読売新聞が朝日新聞を吸収合併するとか、あるかもしれない。どこがどこを吸収合併しても、やがて新聞はつぶれざるを得ないんじゃないかと。
 たとえば、警察をはじめとする官庁が、記者クラブへの発表と同時に、自分とこのHPでも発表して、それを分かりやすくまとめるサイトが出現したら、新聞の価値の半分くらいは失われてしまう…。
 生き残るとすれば、官庁の発表はあくまで官庁の一方的な発表、その真偽や評価を、独自の取材により伝える、個性のある媒体だけになるんじゃないか。どうなんだろうねぇ…。
 これを語ると長くなりそう。とりあえずそんなことで。

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   裁判員制度はいらない!大運動 

  

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コメント

無責任・・・ツクリによる報道とのことですが、確かに実名じゃ
ないと質が落ちる的な論を読んだことあるんですが、
どうなんですかねぇ。このブログも雑誌の連載も基本匿名かと
理解してるのですが無責任に書いてるってこともないかと
思うんですがね。

別に匿名主義者って訳でもないですが、現状はどうかと
思うんですよね。河野さんとか柳原さんとか名誉回復報道
されてるからまだマシで、世の大半の冤罪者は公判請求
されず不起訴とかで不名誉報道されっ放しですからね。
不起訴はニュース価値がないか知らないですけど。
これはまず何とかせんといかんのじゃないかと。うるさい奴ですみません。

 ななしさん、卓見です。当たり前のことを地道にやる、その先に小さな幸せがあることもある、東京簡裁のどなたか裁判官の説示でしたっけ、嗚呼そのとおりだな、いちばん大事なことなんだな、と思いました。
 しかし、当たり前のことができないからと匿名報道をやれば、「実名じゃないから少々ウソでも良かろう」と、かえって無責任な、憶測や噂やツクリによる報道になるおそれがありますよね。
 というか、実名じゃないと、やっぱりインパクトが弱いですから、匿名報道は難しいんじゃないですかね。ZAKZAKは、記事自体に色情系のインパクトがあるので、思い切ったことができたのかな、と。ま、これも憶測ですが。
http://www.zakzak.co.jp/top/index.html

警察は記者発表の内容に責任を持つ、
新聞は記事の内容に責任を持つ、
当たり前のことをすればいいだけなんじゃないの?と思うのですが。
それができないんだったら、匿名報道でも止むを得ないんじゃないかと。

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